Veritas InfoScale™ Operations Manager 7.3.1 アドオンのユーザーガイド
- 第 I 部 VCS Utilities Add-on 7.3.1
- 第 II 部 Distribution Manager Add-on 7.3.1
- 第 III 部 Fabric Insight Add-on 7.3.1
- 第 IV 部 Patch Installer Add-on 7.3.1
- 第 V 部 Storage Insight Add-on 7.3.1
- エンクロージャの詳細検出の実行
- Storage Insight Add-on について
- 詳細検出に日立ストレージエンクロージャを追加する
- エンクロージャの詳細検出の設定の編集
- シンプールの使用状況の監視
- ストレージアレイのメータリングデータの監視
- LUN 分類の管理
- 付録 A. エンクロージャ設定の前提条件
- HITACHI エンクロージャの設定についての前提条件
- EMC Symmetrix ストレージアレイの設定についての前提条件
- IBM XIV エンクロージャの設定についての前提条件
- NetApp ストレージエンクロージャの設定についての前提条件
- EMC CLARiiON ストレージエンクロージャの設定についての前提条件
- Hewlett-Packard Enterprise Virtual Array(HP EVA)の設定についての前提条件
- IBM System Storage DS エンクロージャの設定についての前提条件
- IBM SVC エンクロージャ設定についての前提条件
- EMC Celerra エンクロージャの設定についての前提条件
- EMC VNX ストレージエンクロージャの設定についての前提条件
- EMC VPLEX ストレージエンクロージャの設定についての前提条件
- 付録 B. エンクロージャの詳細検出のために管理サーバーで使われるコマンド
- エンクロージャの詳細検出の実行
- 第 VI 部 Storage Insight SDK Add-on 7.3.1
- Storage Insight SDK Add-on 7.3.1 の概要
- Veritas InfoScale Operations Manager Storage Insight プラグインの管理
- Storage Insight プラグインの作成について
- 検出スクリプトについて
- エンクロージャ検出コマンドの出力について
- Storage Insight プラグインの作成
- Storage Insight プラグインの編集
- Storage Insight プラグインのテスト
- Storage Insight プラグインの作成について
- 第 VII 部 Storage Provisioning and Enclosure Migration Add-on 7.3.1
- ストレージのプロビジョン
- VxFS ファイルシステムを使ってのストレージテンプレートの作成
- ボリュームの移行
- ストレージのプロビジョン
- 第 VIII 部 VMware vSphere Web Client 用 Veritas HA プラグイン
- 第 IX 部 アプリケーション移行アドオン
- アプリケーション移行アドオンの概要
- アプリケーション移行計画の作成と管理
- アプリケーション移行操作の理解
エンクロージャの物理的容量、RAID グループの容量、論理的容量の集計を検出する --list capacities --encl enclosure Id コマンド
--list capacities --encl enclosure Id コマンドは、-encl 引数で指定されたエンクロージャの物理的容量、RAID グループの容量、論理的容量の集計を表示します。enclosure Id は -list encls コマンドによってレポートされるエンクロージャの識別子です。これらの容量は、Veritas InfoScale Operations Manager コンソールのエンクロージャの概要ページの waterfall チャートに表示されます。
このコマンドにより、以下に説明する容量の値がすべて列記された 1 つのレコードができます。
表: --list capacities --encl enclosure Id
属性 |
説明 |
データの種類 |
コメント |
---|---|---|---|
Id |
エンクロージャのグローバル一意識別子です。 |
String |
レコードの識別子です。 |
PhySize |
エンクロージャの現在の未加工の物理ストレージの合計です。 |
Decimal |
MB で表されます。 |
PhyConfigSize |
設定されたエンクロージャの未加工の物理ストレージの合計です。これは RAID グループまたはシンプールのようなある種のアレイグループに割り当て済みの容量、または論理ディスクに直接割り当て済みの容量です。 |
Decimal |
MB で表されます。 |
PhySpareSize |
内部のハウスキーピングに使われる物理ストレージの合計サイズです。 |
Decimal |
MB で表されます。 |
PhyUnConfigSize |
未設定の物理ストレージの合計です。予備の容量は含んでいません。 |
Decimal |
MB で表されます。 |
RGSize |
エンクロージャのすべての RAID グループの論理サイズの合計です。 |
Decimal |
MB で表されます。 アレイが RAID グループ対応の場合のみ適用できます。 |
RGFreeSize |
空きでまだ論理ディスクに切り出されていない、エンクロージャのすべての RAID グループの論理サイズの合計です。 |
Decimal |
MB で表されます。 アレイが RAID グループ対応の場合のみ適用できます。 |
RGAddrSize |
エンクロージャのすべての RAID グループの論理アドレス指定可能な合計サイズです。つまり、論理ディスクに切り出された RAID グループの論理サイズです。 |
Decimal |
MB で表されます。 アレイが RAID グループ対応の場合のみ適用できます。 |
RGOverheadSize |
エンクロージャのすべての RAID グループのオーバーヘッドサイズの合計です。 |
Decimal |
MB で表されます。 アレイが RAID グループ対応の場合のみ適用できます。 |
LogicalSize |
エンクロージャの論理ストレージの合計サイズです。 |
Decimal |
MB で表されます。 アレイが RAID グループ対応の場合のみ適用できます。 |
LogicalAssignedSize |
ホストまたは任意のフロントエンドアレイに割り当てられたエンクロージャの論理ストレージの合計です。 |
Decimal |
MB で表されます。 |
LogicalUnassignedSize |
ホストまたは任意のフロントエンドアレイに割り当てられていないエンクロージャの論理ストレージの合計です。 |
Decimal |
MB で表されます。 |
LogicalAdminSize |
管理目的に使われるエンクロージャの論理ストレージの合計です。 |
Decimal |
MB で表されます。 |
LogicalRepTargetSize |
レプリケーション先として使われるエンクロージャの論理ストレージの合計です。 |
Decimal |
MB で表されます。 |