Veritas InfoScale™ Operations Manager 7.3.1 アドオンのユーザーガイド

移行操作の理解

この操作で、実際の移行が行われます。ソースのサービスグループがオフラインになるため、この操作の進行中は、停止時間が発生します。この操作が完了すると、ターゲットクラスタを使用してアプリケーションを実行できます。

この操作では、ソースクラスタノードからミラーディスクグループを切断する前に、ソースのサービスグループがオフラインになります。これは、最終的な移行の前にデータ整合性を確保するためです。ミラーディスクグループがソースクラスタノードから切断された後、ターゲットクラスタノードのこれらのボリュームでエンディアンの変更が実行され、ターゲットクラスタでサービスグループがオンラインになります。

ソースとミラーディスクグループの間ですべてのボリュームが完全に同期されない場合、操作は中止されます。

この操作では、ソースクラスタとターゲットクラスタの間の 100% の同期を保証するために、検証が実行されます。クラスタ設定は完全に変換され、サービスグループはソースからオフラインに移行されます。移行に含まれるすべてのディスクグループのすべての RVG に対し、レプリケーションが停止します。エンディアンの変更が、ターゲット上のレプリケーションに属するボリュームで実行され、その後サービスグループがオンラインになります。セカンダリサイトがプライマリ RVG から削除され、プライマリ RVG も、［新規作成 (Create New)］とマークされたすべてのディスクグループについて削除されます。