Veritas InfoScale™ Operations Manager 7.3.1 アドオンのユーザーガイド

Veritas InfoScale Operations Manager (VIOM) に、管理対象ホストとしてソースおよびターゲットクラスタのすべてのノードを追加します。

アプリケーションデータは、VxVM (Veritas Volume Manager) ディスクグループに存在する必要があります。

このアドオンでは、VxVM ボリューム (DiskGroup リソースまたは CVMVolDG リソース) のアプリケーションデータのみが移行されます。このアドオンでは、ネーティブディスクまたはその他の Volume Manager 上のアプリケーションデータは移行されません。

ソースクラスタは動作している状態である必要があります。

ターゲットクラスタ内の VCS と VxVM のバージョンは、ソースクラスタ内のバージョン以上にする必要があります。

サービスグループ内にある移行対象の DiskGroup または CVMVolDG タイプのすべてのリソースは、オンラインである必要があります。

VCS クラスタをターゲット管理対象ホストにインストールして設定します。ターゲットクラスタも実行状態である必要があります。

Cluster Volume Manager (CVM) がソースクラスタで設定されている場合、ターゲットクラスタにも CVM をインストールして設定します。

ターゲットクラスタ設定ファイルに、移行されているリソースタイプの型定義ファイルが含まれます。

ソースクラスタ上のすべてのサービスグループがオンラインである必要があります。

ソースクラスタおよびターゲットクラスタの管理対象ホスト上で、XPRTLD デーモンが常に実行されている必要があります。

ターゲットクラスタで、アプリケーションとオペレーティングシステム (OS) の必要条件に従って、移行されているアプリケーションをインストールして設定します。

ソースクラスタからターゲットクラスタへのアプリケーション移行は、アプリケーションが構成されているサービスグループを移行することによって行われるため、アプリケーションに適切なサービスグループの依存関係があることを確認します。選択したサービスグループの依存関係は、移行計画の一部として自動的に含まれます。

vxlist (/opt/VRTSsfmh/bin/vxlist) ユーティリティをソースおよびターゲットのクラスタノード上で実行します。出力にエラーが含まれない必要があります。

ターゲットクラスタで、アプリケーションが使用する IP を特定します。

VVR レプリケーション - ソースおよびターゲットのクラスタノード上で、レプリケーションリンクを作成するための IP を特定します。これらの IP がすでに使用されていないことを確認します。

選択するデータ移行の種類に応じて、移行計画は、既存のリンクされたブレークオフスナップショット、またはソースクラスタおよびターゲットクラスタ内のノード間の各ディスクグループに対して構成された VVR レプリケーションがある場合は検出します。既存の構成が検出されなかった場合、移行計画はこの構成を作成します。また、ミラーディスクグループまたはリモートサイトディスクグループのいずれかの作成に使用されるディスクのリストを特定する必要があります。これらのディスクは、VxVM の制御対象である必要があり、十分な空き容量がある必要があります。提供するディスクの合計サイズは、ソースクラスタのディスクグループの使用サイズより大きくする必要があります。ディスク数は、ソースクラスタのボリュームレイアウトを考慮して、それ以上である必要があります。