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Storage Foundation for Oracle® RAC 7.3.1 設定およびアップグレードガイド - Linux
Last Published:
2018-01-15
Product(s):
InfoScale & Storage Foundation (7.3.1)
- 第 I 部 SF Oracle RAC の設定
- SF Oracle RAC の設定の準備
- スクリプトベースのインストーラを使った SF Oracle RAC の設定
- SF Oracle RAC の自動設定の実行
- 第 II 部 インストール後の作業と設定作業
- 第 III 部 SF Oracle RAC のアップグレード
- 第 IV 部 Oracle RAC のインストールとアップグレード
- Oracle RAC をインストールする前に
- SF Oracle RAC インストーラを使った、または手動による Oracle RAC のインストールの準備
- Oracle RAC のユーザーとグループの作成
- OCR と投票ディスク用ストレージの作成
- Oracle RAC 11.2.0.1 のプライベート IP アドレスの設定
- Oracle RAC 11.2.0.2 以降のバージョンのプライベート IP アドレス設定
- Oracle RAC のインストール
- Oracle RAC の自動インストールの実行
- Oracle RAC のインストール後のタスクの実行
- Oracle RAC のアップグレード
- Oracle RAC をインストールする前に
- 第 V 部 ノードの追加と削除
- SF Oracle RAC クラスタへのノードの追加
- Veritas InfoScale インストーラを使ったクラスタへのノードの追加
- 手動によるクラスタへのノードの追加
- SF Oracle RAC 応答ファイルを使ったクラスタへのノードの追加
- 新しいノードで Oracle RAC 11.2.0.2 以降のバージョンの IP アドレスを設定する
- SF Oracle RAC クラスタからのノードの削除
- SF Oracle RAC クラスタへのノードの追加
- 第 VI 部 ディザスタリカバリ環境の設定
- 第 VII 部 インストールの参考情報
- 付録 A. インストールスクリプト
- 付録 B. インストール用のチューニングパラメータファイル
- 付録 C. サンプルインストールと設定値
- 付録 D. 設定ファイル
- 設定ファイルの例
- CP サーバーの設定ファイルの例
- 付録 E. セキュアシェルまたはリモートシェルの通信用の設定
- 付録 F. 自動ストレージ管理
- 付録 G. テストデータベースの作成
- 付録 H. 高可用性エージェントの情報
- 付録 I. SF Oracle RAC 配備シナリオ
- 付録 J. RDMA 上での LLT の使用
- RDMA 上の LLT の設定
- RDMA 上の LLT のトラブルシューティング
SF Oracle RAC スクリプトベースのインストーラを使った Oracle ユーザーとグループの作成
この手順では、SF Oracle RAC インストーラを使って Oracle ユーザーとグループを作成する方法について説明します。
クラスタ内のすべてのノードで Oracle ユーザーとグループを作成するには
- SF Oracle RAC インストーラのメニューから、1 を入力してオプション[Oracle ユーザーとグループの作成(Create Oracle Users and Groups)]を選択します。
- Oracle ユーザーとグループを作成するための情報(ユーザー名、グループ名、ユーザー ID、グループ ID、Oracle ユーザーのホームディレクトリの絶対パス)を入力します。
ユーザー ID とグループ ID は、クラスタ内のどのノードでも使われていないものにしてください。インストーラにより使われていない値が示され、必要に応じてそれを使うことも変更することもできます。設定プログラムは、すべてのノードで同じ値を割り当てます。
メモ:
GCO を設定する場合は、プライマリクラスタとセカンダリクラスタ両方のすべてのノードのユーザー ID とグループ ID が同じである必要があります。セカンダリサイトでユーザー ID とグループ ID の値を設定するときは、それらの値をプライマリサイトで使われる値と同一にしてください。
Enter Oracle UNIX user name: [b] grid Enter Oracle user's ID (numerical): [b] (1168) Enter Oracle UNIX group name: [b] (oinstall) Enter Oracle group's ID (numerical): [b] (1000) Enter absolute path of Oracle user's Home directory: [b] /home/grid
- セカンダリグループの情報を入力します。
Do you want to create a secondary group for Oracle user? [y,n,q,b,?] (n) y Enter Oracle UNIX group name: [b] (dba, oper etc.) Enter Oracle group's ID (numerical): [b] (1996) Creating secondary group dba for Oracle user oracle on sys1 ..... Done Creating secondary group dba for Oracle user oracle on sys2 ..... Done Do you want to create another secondary group for Oracle user? [y,n,q,b,?] (n)
- 各ノードで Oracle ユーザーのパスワードを作成します。
# passwd oracle
Oracle RAC 11g リリース 2 以降のバージョンの場合は、各ノードにグリッドユーザー用のパスワードを作成します。
# passwd grid
- Oracle RAC のバイナリをインストールするために、Oracle またはグリッドのユーザーとしてパスワードが不要な SSH を設定します。
手順については、このマニュアルの付録「セキュアシェルまたはリモートシェルの通信用の設定」を参照してください。