Storage Foundation for Oracle® RAC 7.3.1 設定およびアップグレードガイド - Linux
- 第 I 部 SF Oracle RAC の設定
- SF Oracle RAC の設定の準備
- スクリプトベースのインストーラを使った SF Oracle RAC の設定
- SF Oracle RAC の自動設定の実行
- 第 II 部 インストール後の作業と設定作業
- 第 III 部 SF Oracle RAC のアップグレード
- 第 IV 部 Oracle RAC のインストールとアップグレード
- Oracle RAC をインストールする前に
- SF Oracle RAC インストーラを使った、または手動による Oracle RAC のインストールの準備
- Oracle RAC のユーザーとグループの作成
- OCR と投票ディスク用ストレージの作成
- Oracle RAC 11.2.0.1 のプライベート IP アドレスの設定
- Oracle RAC 11.2.0.2 以降のバージョンのプライベート IP アドレス設定
- Oracle RAC のインストール
- Oracle RAC の自動インストールの実行
- Oracle RAC のインストール後のタスクの実行
- Oracle RAC のアップグレード
- Oracle RAC をインストールする前に
- 第 V 部 ノードの追加と削除
- SF Oracle RAC クラスタへのノードの追加
- Veritas InfoScale インストーラを使ったクラスタへのノードの追加
- 手動によるクラスタへのノードの追加
- SF Oracle RAC 応答ファイルを使ったクラスタへのノードの追加
- 新しいノードで Oracle RAC 11.2.0.2 以降のバージョンの IP アドレスを設定する
- SF Oracle RAC クラスタからのノードの削除
- SF Oracle RAC クラスタへのノードの追加
- 第 VI 部 ディザスタリカバリ環境の設定
- 第 VII 部 インストールの参考情報
- 付録 A. インストールスクリプト
- 付録 B. インストール用のチューニングパラメータファイル
- 付録 C. サンプルインストールと設定値
- 付録 D. 設定ファイル
- 設定ファイルの例
- CP サーバーの設定ファイルの例
- 付録 E. セキュアシェルまたはリモートシェルの通信用の設定
- 付録 F. 自動ストレージ管理
- 付録 G. テストデータベースの作成
- 付録 H. 高可用性エージェントの情報
- 付録 I. SF Oracle RAC 配備シナリオ
- 付録 J. RDMA 上での LLT の使用
- RDMA 上の LLT の設定
- RDMA 上の LLT のトラブルシューティング
Oracle RAC 用の応答ファイル変数の定義
以下の Oracle タスク用の Oracle RAC の変数定義を表形式でまとめます。
Oracle ユーザーとグループの作成 |
表: Oracle ユーザーとグループを作成するための変数を参照してください。 |
OCR と投票ディスク用ストレージの作成 |
表: OCR と投票ディスク用のストレージを作成するための変数を参照してください。 |
HAIP のプライベート IP アドレスの設定 (Oracle RAC 11g リリース 2 以降のバージョンの場合) |
表: HAIP のプライベート IP アドレスの設定のための変数を参照してください。 |
VCS 下のプライベート IP アドレスと MultiPrivNIC リソースの設定 (Oracle RAC 11.2.0.2 以前のバージョンの場合) |
表: VCS 下のプライベート IP アドレスと MultiPrivNIC リソースを設定するための変数を参照してください。 |
Oracle Clusterware のインストール |
表: Oracle Clusterware をインストールするための変数を参照してください。 |
Oracle データベースのインストール |
表: Oracle データベースをインストールするための変数を参照してください。 |
CSSD リソースの設定 |
表: CSSD リソースを設定するための変数を参照してください。 |
Oracle RAC ライブラリの再リンク |
表: Oracle RAC ライブラリを再リンクするための変数を参照してください。 |
メモ:
複数のセクションで定義されている変数もあります($CFG{oracle_user} など)。すべてのタスクが 1 つインストール操作として実行される場合は、これらの変数を繰り返し定義する必要はありません。ただし、これらのタスクを個別に実行する場合は、各タスクの表で説明しているように、すべての必須変数が応答ファイルに指定されていることを確認してください。
表: Oracle ユーザーとグループを作成するための変数 に、Oracle ユーザーとグループを作成するために使われる変数の一覧を示します。
表: Oracle ユーザーとグループを作成するための変数
変数 |
リスト/スカラー |
説明 |
---|---|---|
$CFG{create_oracle_user_group} |
スカラー |
必須 ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、Oracle ユーザーとグループが作成されることを示します。 値 0 は、Oracle ユーザーとグループが作成されないことを示します。 |
$CFG{grid_user} |
スカラー |
必須 グリッドユーザー名を定義します。 |
$CFG{oracle_user} |
スカラー |
必須 Oracle ユーザー名を定義します。 |
$CFG{oracle_uid} |
スカラー |
必須 Oracle ユーザーのユーザー ID を定義します。 |
$CFG{oracle_group} |
スカラー |
必須 Oracle ユーザーのプライマリグループを定義します。 |
$CFG{oracle_gid} |
スカラー |
必須 Oracle ユーザーのグループ ID を定義します。 |
$CFG{oracle_user_home} |
スカラー |
必須 Oracle ユーザーのホームディレクトリの絶対パスを定義します。 |
$CFG{oracle_secondary_group} |
リスト |
オプション Oracle ユーザーのセカンダリグループのリストを定義します。 |
$CFG{oracle_secondary_gid} |
リスト |
オプション Oracle ユーザーのセカンダリグループ ID のリストを定義します。この変数の要素の順序は、変数 |
表: OCR と投票ディスク用のストレージを作成するための変数 に、OCR と投票ディスク用のストレージを作成するために使われる変数の一覧を示します。
表: OCR と投票ディスク用のストレージを作成するための変数
変数 |
リスト/スカラー |
説明 |
---|---|---|
$CFG{create_ocr_vote_storage} |
スカラー |
必須 ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、OCR と投票ディスク用のストレージが作成されることを示します。 値 0 は、OCR と投票ディスク用のストレージが作成されないことを示します。 |
$CFG{enable_mirroring} |
スカラー |
必須 ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、OCR と投票ディスク用のストレージがミラー化されることを示します。変数 $CFG{ocrvotedisks} の入力値として 2 つのディスクを提供します。 値 0 は、OCR と投票ディスク用のストレージがミラー化されないことを示します。 |
$CFG{ocrvotedgoption} |
スカラー |
必須 次のいずれかの値を定義します。
メモ: 既存のディスクグループを使うことを選択する場合は、$CFG{ocrvotedgname} 変数を使って、少なくとも 2 つのディスク(ミラー化のため)がある既存のディスクグループの名前を指定します。 メモ: ディスクグループを作成することを選択する場合は、次の変数を設定する必要があります。$CFG{ocrvotedisks}、$CFG{ocrvotedgname} |
$CFG{ocrvotescheme} |
スカラー |
必須 OCR と投票ディスク用に使うストレージスキームを定義します。 値 1 はクラスタファイルシステムを示します。 値 0 は CVM RAW ボリュームを示します。 |
$CFG{enable_sep_filesys} |
スカラー |
必須 ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、OCR と投票ディスクが別個のファイルシステムにあることを示します。次の変数の値を提供します。$CFG{ocrvolname}、$CFG{ocrvolsize}、$CFG{votevolname}、$CFG{votevolsize}、$CFG{ocrmount}、$CFG{votemount} 値 0 は、OCR と投票ディスクが同じファイルシステムにあることを示します。変数 $CFG{ocrvotevolname} を使用した単一ボリューム名、変数 $CFG{ocrvotemount} を使用した単一マウントポイント、および変数 $CFG{ocrvotevolsize} を使用したサイズを提供します。 |
$CFG{ocrvotedisks} |
リスト |
必須 OCR と投票ディスク用に使う共有ディスクのリストを定義します。 メモ: FSS ディスクグループの作成を選択すると、属性にノード情報が含まれるようになります。たとえば、$CFG{ocrvotedisks}=[qw(node_1:disk_1 node_2:disk_2...)] となり、ここで node_x はディスクが物理的に接続されるノードを示します。 |
$CFG{ocrvotedgname} |
スカラー |
必須 OCR と投票ディスク用に使うディスクグループの名前を定義します。 |
$CFG{ocrvotevolname} |
スカラー |
必須 OCR と投票ディスクのボリューム名を定義します。この変数は、ストレージスキームを 1(クラスタファイルシステム)に設定した場合にのみ使う必要があります。 |
$CFG{ocrvotevolsize} |
スカラー |
必須 OCR と投票ディスクのボリュームのサイズを定義します。この変数は、ストレージスキームを 1(クラスタファイルシステム)に設定した場合にのみ使う必要があります。 |
$CFG{ocrvotemount} |
スカラー |
OCR と投票ディスクを同じファイルシステムに配置するように選択した場合に必要です。 CFS マウントポイントへの絶対パスを定義します。この変数は、ストレージスキームを 1(クラスタファイルシステム)に設定した場合にのみ使う必要があります。 |
$CFG{ocrmount} |
スカラー |
OCR と投票ディスクを別個のファイルシステムに配置するように選択した場合に必要です。 OCR の CFS マウントポイントへの絶対パスを定義します。この変数は、ストレージスキームを 1(クラスタファイルシステム)に設定した場合にのみ使う必要があります。 |
$CFG{votemount} |
スカラー |
OCR と投票ディスクを別個のファイルシステムに配置するように選択した場合に必要です。 投票ディスクの CFS マウントポイントへの絶対パスを定義します。この変数は、ストレージスキームを 1(クラスタファイルシステム)に設定した場合にのみ使う必要があります。 |
$CFG{ocrvolname} |
スカラー |
必須 OCR のボリューム名を定義します。この変数は、ストレージスキームを 0(CVM RAW ボリューム)に設定した場合にのみ使う必要があります。 |
$CFG{ocrvolsize} |
スカラー |
必須 OCR ボリュームのサイズを定義します。この変数は、ストレージスキームを 0(CVM RAW ボリューム)に設定した場合にのみ使う必要があります。 |
$CFG{votevolname} |
スカラー |
必須 投票ディスクのボリューム名を定義します。この変数は、ストレージスキームを 0(CVM RAW ボリューム)に設定した場合にのみ使う必要があります。 |
$CFG{votevolsize} |
スカラー |
必須 投票ディスクボリュームのサイズを定義します。この変数は、ストレージスキームを 0(CVM RAW ボリューム)に設定した場合にのみ使う必要があります。 |
$CFG{oracle_user} |
スカラー |
必須 Oracle ユーザー名を定義します。 |
$CFG{oracle_group} |
スカラー |
必須 Oracle ユーザーのプライマリグループを定義します。 |
表: HAIP のプライベート IP アドレスの設定のための変数 に、HAIP のプライベート IP アドレスの設定に使われる変数の一覧を示します。
表: HAIP のプライベート IP アドレスの設定のための変数
変数 |
リスト/スカラー |
説明 |
---|---|---|
$CFG{host}{haip} |
スカラー |
必須 ノード上の HAIP に設定する IP アドレスを定義します。 クラスタ内の各ノードでこの変数を繰り返します。たとえば、クラスタに 2 つのノードがある場合は、各ノードにこの変数を指定する必要があります。 次に例を示します。 $CFG{sys1}{haip} = "192.168.12.1" $CFG{sys2}{haip} = "192.168.12.2" |
$CFG{host}{hostname_for_ip} |
スカラー |
必須 ノード上の HAIP に設定する IP アドレスのプライベートノード名を定義します。 クラスタ内の各ノードでこの変数を繰り返します。たとえば、クラスタに 2 つのノードがある場合は、各ノードにこの変数を指定する必要があります。 次に例を示します。 $CFG{sys1}{hostname_for_haip} = "sys1-haip"; $CFG{sys2}{hostname_for_haip} = "sys2-haip"; |
$CFG{nic_netmask} |
スカラー |
必須 プライベートネットワークのネットマスクを定義します。 |
$CFG{nic_add_ip_to_files} |
スカラー |
必須 ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、/etc/hosts ファイルに IP アドレスを追加することを示します。 値 0 は、IP アドレスがすでにファイル内に存在する可能性があることを示します。 |
表: VCS 下のプライベート IP アドレスと PrivNIC リソースを設定するための変数 に、VCS 下のプライベート IP アドレスと PrivNIC リソースの設定に使われる変数の一覧を示します。
表: VCS 下のプライベート IP アドレスと PrivNIC リソースを設定するための変数
変数 |
リスト/スカラー |
説明 |
---|---|---|
$CFG{config_privnic} |
スカラー |
必須 ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、Oracle Clusterware 用に PrivNIC とプライベート IP アドレスの情報が設定されることを示します。 値 0 は、Oracle Clusterware 用に PrivNIC とプライベート IP アドレスの情報が設定されないことを示します。 |
$CFG{privnic_resname} |
スカラー |
必須 main.cf ファイルに PrivNIC リソース名を定義します。 |
$CFG{privnic_interface_priority} |
文字列 |
必須 フェールオーバーの実行時に使われる NIC を決定する優先度を定義します。優先度は降順で設定します。 たとえば、次の優先度の設定は、フェールオーバーの実行時に eth2 が指定した優先度になることを示します。 $CFG{privnic_interface_priority}="eth2 eth3"; |
$CFG{host1}{privnicip} |
スカラー |
必須 ノード上の PrivNIC リソースに設定する IP アドレスを定義します。 クラスタ内の各ノードでこの変数を繰り返します。たとえば、クラスタに 2 つのノードがある場合は、各ノードにこの変数を指定する必要があります。 次に例を示します。 $CFG{sys1}{privnicip} ="192.168.12.1" $CFG{sys2}{privnicip} ="192.168.12.2" |
$CFG{nic_reuseip} |
スカラー |
必須 ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、/etc/hosts ファイル内の既存の IP アドレスが使われることを示します。 値 0 は、IP アドレスが再利用されないことを示します。 |
$CFG{host}{hostname_for_ip} |
スカラー |
必須 PrivNIC リソース用の IP アドレスのプライベートノード名(hostname_for_ip)と、このリソースが設定されるノード(system)を定義します。 クラスタ内の各ノードでこの変数を繰り返します。たとえば、クラスタに 2 つのノードがある場合は、各ノードにこの変数を指定する必要があります。 次に例を示します。 $CFG{sys1}{hostname_for_ip} ="sys1-priv" $CFG{sys2}{hostname_for_ip} ="sys2-priv" |
$CFG{nic_netmask} |
スカラー |
必須 プライベートネットワークのネットマスクを定義します。 |
$CFG{nic_add_ip_to_files} |
スカラー |
必須 ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、/etc/hosts ファイルに IP アドレスを追加することを示します。 メモ: NIC リソースの IP アドレスがこれらのファイルにまだ存在しないことを確認するか、$CFG{nic_reuseip} 変数と $CFG{nic_reusealias} 変数を設定してください。そうしないと、ネットワーク設定手順は失敗します。 値 0 は、IP アドレスがすでにファイル内に存在する可能性があることを示します。 |
$CFG{nic_reconfigure_existing_resource} |
スカラー |
オプション ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、main.cf ファイルの既存の PrivNIC リソースが削除され、再設定されることを示します。 値 0 は、main.cf ファイルの既存の PrivNIC リソースが再利用されることを示します。 |
$CFG{nic_reusealias} |
スカラー |
必須 ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、プライベート IP アドレスのホスト名エイリアスが存在するかどうかを判断するために、インストーラが 値 0 は、ホスト名エイリアス情報が |
表: VCS 下のプライベート IP アドレスと MultiPrivNIC リソースを設定するための変数 に、VCS 下のプライベート IP アドレスと MultiPrivNIC リソースの設定に使われる変数の一覧を示します。
表: VCS 下のプライベート IP アドレスと MultiPrivNIC リソースを設定するための変数
変数 |
リスト/スカラー |
説明 |
---|---|---|
$CFG{config_multiprivnic} |
スカラー |
必須 ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、Oracle Clusterware 用に MultiPrivNIC とプライベート IP アドレスの情報が設定されることを示します。 値 0 は、Oracle Clusterware 用に MultiPrivNIC とプライベート IP アドレスの情報が設定されないことを示します。 |
$CFG{multiprivnic_resname} |
スカラー |
必須 main.cf ファイルに MultiPrivNIC リソース名を定義します。 |
$CFG{nic_add_ip_to_files} |
スカラー |
必須 ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、/etc/hosts ファイルに IP アドレスを追加することを示します。 メモ: NIC リソースの IP アドレスがこれらのファイルにまだ存在しないことを確認するか、$CFG{nic_reuseip} 変数と $CFG{nic_reusealias} 変数を設定してください。そうしないと、ネットワーク設定手順は失敗します。 値 0 は、IP アドレスがすでにファイル内に存在する可能性があることを示します。 |
$CFG{host1}{NIC1}{multiprivnicip} |
リスト |
必須 MultiPrivNIC リソースの IP アドレスのリストを定義します。 メモ: クラスタの各ノードと各インターフェース用のプライベート IP アドレスを設定する必要があります。 たとえば、クラスタに sys1 と sys2 という 2 つのノードがある場合は、次のように定義します。 $CFG{sys1}{eth1} {multiprivnicip}="192.168.12.1"; $CFG{sys1}{eth2} {multiprivnicip}=="192.168.2.1"; $CFG{sys2}{eth1} {multiprivnicip}="192.168.12.2"; $CFG{sys2}{eth2} {multiprivnicip}="192.168.2.2"; |
$CFG{host1}{NIC1}{hostname_for_ip} |
リスト |
必須 ノード(system)上のインターフェース(inf)用の MultiPrivNIC リソースに設定する IP アドレスのプライベートノード名(hostname_for_ip)のリストを定義します。 メモ: クラスタの各ノードと各インターフェース用のプライベート IP アドレスを設定する必要があります。 たとえば、クラスタに sys1 と sys2 という 2 つのノードがある場合は、次のように定義します。
$CFG{sys1}{eth1} {hostname_for_ip}="sys1-priv"; $CFG{sys1}{eth2} {hostname_for_ip}="sys1-priv1"; $CFG{sys2}{eth1} {hostname_for_ip}="sys2-priv"; $CFG{sys2}{eth2} {hostname_for_ip}="sys2-priv1"; |
$CFG{nic_netmask} |
スカラー |
必須 プライベートネットワークのネットマスクを定義します。 |
$CFG{nic_reconfigure_existing_resource} |
スカラー |
オプション ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、main.cf ファイルの既存の MultiPrivNIC リソースが削除され、再設定されることを示します。 値 0 は、main.cf ファイルの既存の MultiPrivNIC リソースが再利用されることを示します。 |
$CFG{nic_reuseip} |
スカラー |
必須 ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、/etc/hosts ファイル内の既存の IP アドレスが使われることを示します。 値 1 は、/etc/hosts ファイルまたは /etc/inet/ipnodes ファイル内の既存の IP アドレスが使われることを示します。 値 0 は、IP アドレスが再利用されないことを示します。 |
$CFG{nic_reusealias} |
スカラー |
必須 ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、プライベート IP アドレスのホスト名エイリアスが存在するかどうかを判断するために、インストーラが 値 0 は、ホスト名エイリアス情報が |
表: Oracle Clusterware をインストールするための変数 に、Oracle Clusterware のインストールに使われる変数の一覧を示します。
表: Oracle Clusterware をインストールするための変数
変数 |
リスト/スカラー |
説明 |
---|---|---|
$CFG{install_oracle_clusterware} |
スカラー |
必須 ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、Oracle Clusterware が設定されることを示します。 値 0 は、Oracle Clusterware が設定されないことを示します。 |
$CFG{oracle_user} |
スカラー |
必須 Oracle ユーザー名を定義します。 |
$CFG{oracle_group} |
スカラー |
必須 Oracle ユーザーのプライマリグループを定義します。 |
$CFG{oracle_base} |
スカラー |
必須 Oracle RAC インストールのベースディレクトリを定義します。 |
$CFG{crs_home} |
スカラー |
必須 Oracle Clusterware ホームディレクトリを定義します。 この変数の値は、Oracle Clusterware 応答ファイルの「ORACLE_HOME」変数の値と同じである必要があります。 |
$CFG{crs_installpath} |
スカラー |
必須 Oracle Clusterware インストールバイナリの絶対パスを定義します。 |
$CFG{oracle_version} |
スカラー |
必須 Oracle RAC バイナリのバージョン(11.2.0.3.0 など)を定義します。インストール中に別の Oracle RAC バージョンが検出された場合、この定義は上書きされます。 |
$CFG{crs_responsefile} |
スカラー |
必須 Oracle Clusterware 応答ファイルの絶対パスを定義します。 |
表: Oracle データベースをインストールするための変数 に、Oracle データベースのインストールに使われる変数の一覧を示します。
表: Oracle データベースをインストールするための変数
変数 |
リスト/スカラー |
説明 |
---|---|---|
$CFG{install_oracle_database} |
スカラー |
必須 ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、Oracle RAC データベースが設定されることを示します。 値 0 は、Oracle RAC データベースが設定されないことを示します。 |
$CFG{oracle_user} |
スカラー |
必須 Oracle ユーザー名を定義します。 |
$CFG{oracle_group} |
スカラー |
必須 Oracle ユーザーのプライマリグループを定義します。 |
$CFG{oracle_base} |
スカラー |
必須 Oracle RAC インストールのベースディレクトリを定義します。 |
$CFG{crs_home} |
スカラー |
必須 Oracle Clusterware ホームディレクトリを定義します。 この変数の値は、Oracle Clusterware 応答ファイルの「ORACLE_HOME」変数の値と同じである必要があります。 |
$CFG{db_home} |
スカラー |
必須 Oracle RAC データベースのホームディレクトリを定義します。 この変数の値は、Oracle RAC データベース応答ファイルの「ORACLE_HOME」変数の値と同じである必要があります。 |
$CFG{db_installpath} |
スカラー |
必須 Oracle RAC データベースインストールバイナリの絶対パスを定義します。 |
$CFG{oracle_version} |
スカラー |
必須 Oracle RAC バイナリのバージョン(11.2.0.3.0 など)を定義します。インストール中に別の Oracle RAC バージョンが検出された場合、この定義は上書きされます。 |
$CFG{db_responsefile} |
スカラー |
必須 Oracle データベース応答ファイルの絶対パスを定義します。 |
表: CSSD リソースを設定するための変数 に、CSSD リソースの設定に使われる変数の一覧を示します。
表: CSSD リソースを設定するための変数
変数 |
リスト/スカラー |
説明 |
---|---|---|
$CFG{config_cssd_agent} |
スカラー |
必須 ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、CSSD エージェントが Oracle RAC のインストール後に設定されることを示します。 値 0 は、CSSD エージェントが Oracle RAC のインストール後に設定されないことを示します。 |
$CFG{reconfigure_cssd_resource} |
スカラー |
必須 ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、SF Oracle RAC インストーラが main.cf ファイルから既存の CSSD リソースを削除してから再設定することを示します。 値 0 は、SF Oracle RAC インストーラがリソースの削除と再設定を行わないことを示します。インストーラは、リソースが存在するというメッセージを表示してタスクを終了します。 |
表: Oracle RAC ライブラリを再リンクするための変数 に、Oracle RAC ライブラリの再リンクに使われる変数の一覧を示します。
表: Oracle RAC ライブラリを再リンクするための変数
変数 |
リスト/スカラー |
説明 |
---|---|---|
$CFG{relink_oracle_database} |
スカラー |
必須 ブール値 0 または 1 を定義します。 値 1 は、SF Oracle RAC ライブラリが Oracle RAC のインストール後に Oracle RAC データベースと再リンクされることを示します。 値 0 は、SF Oracle RAC ライブラリが Oracle RAC のインストール後に Oracle RAC データベースと再リンクされないことを示します。 |
$CFG{oracle_user} |
スカラー |
必須 Oracle ユーザー名を定義します。 |
$CFG{oracle_group} |
スカラー |
必須 Oracle ユーザーのプライマリグループを定義します。 |
$CFG{crs_home} |
スカラー |
必須 Oracle Clusterware ホームディレクトリを定義します。 この変数の値は、Oracle Clusterware 応答ファイルの「ORACLE_HOME」変数の値と同じである必要があります。 |
$CFG{db_home} |
スカラー |
必須 Oracle RAC データベースのホームディレクトリを定義します。 この変数の値は、Oracle RAC データベース応答ファイルの「ORACLE_HOME」変数の値と同じである必要があります。 |
$CFG{oracle_version} |
スカラー |
必須 Oracle RAC バイナリのバージョン(11.2.0.3.0 など)を定義します。インストール中に別の Oracle RAC バージョンが検出された場合、この定義は上書きされます。 |