Storage Foundation for Oracle® RAC 7.3.1 設定およびアップグレードガイド - Linux

SF Oracle RAC スクリプトベースのインストーラを使って Oracle RAC データベースをインストールするには

1. SF Oracle RAC インストーラに戻り、4 を入力して［Oracle Clusterware/Grid Infrastructure とデータベースのインストール］オプションを選択します。

   1)  Configure SF Oracle RAC sub-components
   2)  Prepare to Install Oracle
   3)  Install Oracle Clusterware/Grid Infrastructure and Database
   4)  Post Oracle Installation Tasks
   5)  Exit SF Oracle RAC Configuration
   Choose option: [1-5,q] (1) 3

2. オプション［Oracle データベースのインストール（Install Oracle Database）］を選択します。

   1)  Install Oracle Clusterware/Grid Infrastructure
   2)  Install Oracle Database
   3)  Exit SF Oracle RAC Configuration
   b)  Back to previous menu
   Choose option: [1-3,b,q] (1) 2

3. Oracle Universal Installer に必要な DISPLAY 環境変数を設定します。

   Enter the DISPLAY environment variable: [b] 10.20.12.150:0.0

   10.20.12.150 は、インストーラの表示をエクスポートする X サーバーの IP アドレスです。

4. Oracle UNIX ユーザー名を入力します。この Oracle UNIX ユーザー名はプレインストール処理中に設定されたものです。

   Enter Oracle UNIX user name:  [b] (oracle)

5. Oracle UNIX グループ名を入力します。この Oracle UNIX グループ名はインストール前の処理中に設定されたものです。

   Enter Oracle UNIX group name:  [b] (oinstall)

6. Oracle ベースディレクトリの絶対パスを入力します。

   Enter absolute path of Oracle Base directory: [b]

7. Oracle Clusterware/Grid Infrastructure ホームディレクトリの絶対パスを入力します。

   Enter absolute path of Oracle Clusterware/Grid Infrastructure 
   Home directory: [b]

8. Oracle データベースホームディレクトリの絶対パスを入力します。

   Enter absolute path of Oracle Database Home directory: [b]

   指定した Oracle RAC データベースホームディレクトリが存在しない場合は、各ノードにディレクトリがローカルに作成され、Oracle ユーザー用の適切な権限が設定されます。

9. データベースインストールイメージの絶対パスを入力します。

   Enter absolute path of Oracle Database install image: [b]

   バイナリから Oracle ソフトウェアのバージョンが判別されます。

10. y を入力して、インストールを続行します。
11. 設定情報を表示し確認します。

    Oracle Clusterware/Grid Infrastructure が実行中であることが確認され、Oracle Universal Installer が呼び出されます。

12. Oracle Universal Installer でプロンプトが表示されたら、必要な情報を入力します。

    Oracle データベースのインストールに必要な情報を参照してください。

13. Oracle Universal Installer で表示された設定の概略を確認します。Oracle Universal Installer で Oracle データベースのインストールが開始されます。
14. クラスタノードで root ユーザーとして root.sh スクリプトを実行します。

    Oracle Universal Installer ウィンドウに戻り、［OK］ をクリックして続行します。

15. SF Oracle RAC インストーラに戻り、Return キーを押して続行します。Oracle データベースインストールが検証されます。

    メモ:

    インストールが完了した後に、データベースバイナリを再リンクするようメッセージが表示されます。SF Oracle RAC ライブラリの再リンクが存在する場合、すべての必須パッチの追加が完了した後でのみ行うことを推奨します。必要となるパッチの更新については、Oracle のマニュアルを参照してください。