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Storage Foundation for Oracle® RAC 7.3.1 設定およびアップグレードガイド - Linux

Last Published: 2018-01-15

Product(s): InfoScale & Storage Foundation (7.3.1)

GAB の検証方法

gabconfig -a コマンドを使用して GAB 操作を確認します。このコマンドでは GAB ポートのメンバーシップ情報が返ります。出力には、インストールして設定したモジュールとのメンバーシップがあるノードが表示されます。SF Oracle RAC スタックの特定のコンポーネントがピアと通信できるかどうかを判断するための方法として、GAB のポートメンバーシップを使用することができます。

表: GAB ポートの説明はソフトウェアが別の機能用に設定している別のポートを表示します。

表: GAB ポートの説明

Port	機能
a	GAB
b	I/O フェンシング
d	Oracle Disk Manager （ODM）
f	Cluster File System（CFS）
h	Cluster Server（VCS: High Availability Daemon）
m	Cluster Volume Manager（CVM） CVM は、GLM（Group Lock Manager）を使って SmartIO VxVM のキャッシュの一貫性を保つためにポート m を使います。
o	VCSMM ドライバ
u	Cluster Volume Manager（CVM）（スレーブノードからマスターノードにコマンドを転送するため） gabconfig 出力のポート u は、CVM プロトコルバージョン 100 以上で可視になります。vxdctl protocolversion コマンドを実行し、プロトコルバージョンを確認します。
v	Cluster Volume Manager（CVM）
w	vxconfigd（CVM のモジュール）
y	Cluster Volume Manager（CVM）I/O 転送

GAB について詳しくは、『 Cluster Server 管理者ガイド』を参照してください。

GAB を検証するには

GAB の操作を確認するには、各ノードで次のコマンドを入力します。

# /sbin/gabconfig -a

たとえば、コマンドは次の出力を返します。

GAB Port Memberships
===============================================================
Port a gen   58f501 membership 01
Port b gen   58f502 membership 01
Port d gen   58f50e membership 01
Port f gen   58f511 membership 01
Port h gen   58f505 membership 01
Port m gen   58f507 membership 01
Port o gen   58f513 membership 01
Port u gen   58f50d membership 01
Port v gen   58f509 membership 01
Port w gen   58f50b membership 01
Port y gen   58f508 membership 01