Storage Foundation for Oracle® RAC 7.3.1 設定およびアップグレードガイド - Linux

Device

文字列 - 関連

ifconfig コマンドで表示したネットワークインターフェースデバイスと、インターフェースに関連付けられたネットワーク ID を指定します。同一の物理ネットワークに接続されているインターフェースのネットワーク ID は一致する必要があります。下位のネットワーク ID を持つインターフェースは、フェールオーバーの優先度が高くなります。PrivNIC 設定で指定したインターフェースは、LLT 設定に使われていたインターフェースとまったく同じ名前と合計数にします。

少なくとも 1 つのインターフェースデバイスを指定する必要があります。

例:

Device@sys1 = {eth1=0, eth2=1, eth3=2}
Device@sys2 = {eth1=0, eth2=1, eth3=2}

アドレス（Address）

文字列 - スカラー

数値プライベート IP アドレス。

これが有効な IP アドレスかどうかを判断するためのチェックが実行されます。

Oracle Clusterware のプライベート IPv4 アドレスを設定するときは、IP アドレスを構成する各オクテットの先頭にゼロを含めないでください（X.X.X.01、X.X.0X.X、X.0X.X.X または 0X.X.X.X）。

IPv4 アドレスが「X.X.X.X」という形式であること確認してください。

IPv4 アドレスの例を次に示します。

Address = "192.168.12.1"

Netmask

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プライベート IP アドレスの数値ネットマスク。次に例を示します。

Netmask = "255.255.255.0"

MTU

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LLT リンク経由で転送できる最大パケットサイズ（バイト）。この値はネットワークインターフェースのデフォルトの MTU サイズを上書きします。

EnableUseTroubleState

ブール

1 または 0 の値。

値 1 は、リンク状態が trouble である場合でも PrivNIC エージェントが障害が発生したリンクの IP アドレスをフェールオーバーすることを示します。デフォルト値は 1 です。

値 0 は、リンク状態が down の場合のみ PrivNIC エージェントが障害が発生したリンクの IP アドレスをフェールオーバーすることを示します。