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Veritas NetBackup™ Vault™ 管理者ガイド
Last Published:
2017-11-02
Product(s):
NetBackup (8.1)
- Vault について
- Vault のインストール
- 推奨する実施例
- Vault のための NetBackup の構成
- Vault の構成
- Vault の構成について
- [Vault 管理のプロパティ (Vault Management Properties)]の構成について
- [全般 (General)]タブ ([Vault 管理のプロパティ (Vault Management Properties)])
- [代替メディアサーバー名 (Alternate Media Server Names)]タブ ([Vault 管理のプロパティ (Vault Management Properties)])
- [保持マッピング (Retention Mappings)]タブ ([Vault 管理のプロパティ (Vault Management Properties)])
- [レポート (Reports)]タブ ([Vault 管理のプロパティ (Vault Management Properties)])
- Vault の作成について
- プロファイルの作成について
- プロファイルの構成
- メディアの Vault 処理および管理
- Vault セッションについて
- Vault セッションの監視について
- Vault 処理を行うイメージのリストについて
- メディアの取り出しについて
- メディアの取り込みについて
- コンテナの使用について
- 追加ボリュームの Vault 処理について
- 通知スクリプトの使用について
- 元のイメージまたはコピーの並列作成
- レポート
- Vault の管理
- メニュー方式のユーザーインターフェースの使用
- トラブルシューティング
- 付録 A. ディザスタリカバリ
- 付録 B. Vault のファイルおよびディレクトリ構造
ディザスタリカバリ計画のテストについて
ディザスタリカバリ計画を作成しても、そのディザスタリカバリ計画を定期的、徹底的かつ頻繁 (間隔は、組織の機能および環境によって異なります) にテストしないと、時間とリソースを浪費することになってしまいます。ディザスタリカバリのテストの目的は、テストに成功することではなく、計画の問題点を発見することです。テストは問題を検出できるように設計します。なぜなら、実際の障害をリカバリするときではなく、テストの段階で問題が検出されるほうが望ましいからです。
最も単純なテストとしては、緊急連絡リストに電話して、必要なときに全員に連絡がとれるかどうかを確認するものがあります。また、最も複雑なテストとしては、リカバリサイトで実際の操作をして、すべての手順が正しく実行できるかどうかを確認するものがあります。2 つの両極端な手段の間には、全員の役割分担の話し合い、リカバリシナリオの調整などを含めて様々な段階があり、さらに、シミュレーション用データを用意してシミュレーションを行う必要があります。計画の中にあるいくつかのテスト用のシナリオを抜き出して組み合わせることが最も効率的な場合があります。