Storage Foundation for Oracle® RAC 7.3.1 管理者ガイド - Solaris

シリアル番号: xxxx でコーディネータディスクに登録できません（Unable to register with coordinator disk with serial number: xxxx）

このメッセージは、vxfen ドライバがコーディネータディスクの 1 つに登録できない場合に表示されます。障害が発生したコーディネータディスクのシリアル番号が表示されます。

コーディネータディスクの過半数が登録できません。（Unable to register with a majority of the coordinator disks.）クラスタから削除します。（Dropping out of cluster.）

このメッセージは、vxfen ドライバがコーディネータディスクの過半数に登録できない場合に表示されます。フェンシングを有効にする前に、コーディネータディスクの問題を解決する必要があります。

このメッセージは、メッセージ「VXFEN: シリアル番号: xxxx でコーディネータディスクに登録できません（VXFEN: Unable to register with coordinator disk with serial number: xxxx）」より優先されます。

スプリットブレインがすでに発生している可能性があります。（There exists the potential for a preexisting split-brain.）

コーディネータディスクには、現在のメンバーシップに属するノードはリストされません。（The coordinator disks list no nodes which are in the current membership.）しかし、現在のメンバーシップに属さないノードをリストします。（However, they also list nodes which are not in the current membership.）

I/O フェンシングは使えません。（I/O Fencing Disabled!）

このメッセージは、クラスタ内に先在のスプリットブレインが含まれる場合に表示されます。この場合、vxfen ドライバの設定は失敗します。vxfen ドライバの設定を行う前に、スプリットブレインを消去します。

すでに発生しているスプリットブレイン状態のクリア

現在クラスタからノードをフェンシングしているため、実行中のクラスタに参加できません。（Unable to join running cluster since cluster is currently fencing a node out of the cluster）

このメッセージは、クラスタ内でフェンシングの競合が継続する場合に vxfen ドライバの設定を行っていると表示されます。vxfen ドライバは、時折クラスタのフェンシングが完了した後に、再度設定を試みると正常に設定が行えます。