Storage Foundation for Oracle® RAC 7.3.1 管理者ガイド - Solaris

Oracle インストール時のエラーログ

oraInventory_path\
/logs/\
installActionsdate_time.log

Oracle RAC のインストール中に発生したエラーが記録されています。 その記載内容はエラーの性質を明らかにするとともに、インストールのどの時点でエラーが発生したかを示しています。

Oracle Clusterware/Grid Infrastructure のログ

Oracle RAC 11g リリース 2 および 12c の場合:

$GRIDHOME/log/node_name

Oracle RAC 12.1.0.2 の場合:

$GRIDBASE/diag/crs/node_name/crs/trace

Clusterware の健全性に関するメッセージが記録されています。

Oracle の警告ログ

Oracle RAC 11g リリース 2 および 12c の場合:

$ORACLE_BASE/diag/rdbms/db_name/\
instance_name/trace/alert_instance_name.log

ログのパスは設定が可能です。

データベース操作によって報告されたメッセージとエラーが記録されています。

VCS エンジンのログファイル

/var/VRTSvcs/log/engine_A.log

高可用性デーモン had が実行するすべてのアクションが記録されています。

CVM ログファイル

/var/adm/vx/cmdlog
/var/adm/vx/vxconfigd_debug.out
/var/VRTSvcs/log/engine_A.log

cmdlog ファイルには CVM コマンドの一覧が記録されています。

重要な CVM ログ収集の詳しい説明については、次を参照してください。

重要な CVM ログの収集を参照してください。

VCS エージェントログファイル

/var/VRTSvcs/log/agenttype_A.log

ここで、agenttype は VCS エージェントのタイプです。

たとえば、CFS エージェントのログファイルの場所は、次のようになります。

/var/VRTSvcs/log/CFSMount_A.log

エージェント関数に関連するメッセージとエラーが記録されています。

詳しくは、『Storage Foundation 管理者ガイド』を参照してください。

OS システムログ

/var/adm/messages

オペレーティングシステムのモジュールとドライバから出されるメッセージとエラーが記録されています。

I/O フェンシングのカーネルログ

/var/VRTSvcs/log/vxfen/vxfen.log

ログの取得には、次のコマンドを実行します。

# /opt/VRTSvcs/vxfen/bin/\
vxfendebug -p

I/O フェンシングのメッセージ、エラー、または診断情報が記録されています。

VCSMM のログファイル

/var/VRTSvcs/log/vcsmmconfig.log

VCSMM のメッセージ、エラー、または診断情報が記録されています。