Veritas Access 管理者ガイド

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Product(s): Access (7.4.2)
Platform: Linux
  1. 第 I 部 Veritas Access の概要
    1. Veritas Access の概要
      1.  
        Veritas Access について
      2.  
        Veritas Access CLI へのアクセス
      3.  
        Veritas Access CLI の操作
      4.  
        Veritas Access コマンドラインインターフェースを使用したヘルプの取得
      5.  
        コマンド履歴の表示
      6.  
        more コマンドの使用
  2. 第 II 部 Veritas Access の設定
    1. ユーザーまたは役割の追加
      1.  
        ユーザーの役割と権限について
      2.  
        新規ユーザーを追加するときの命名規則の要件について
      3.  
        マスター、システム管理者、ストレージ管理者のユーザーの追加
    2. ネットワークの構成
      1.  
        Veritas Access ネットワークの構成について
      2.  
        イーサネットインターフェースの結合について
      3.  
        イーサネットインターフェースの結合
      4.  
        DNS 設定の構成
      5.  
        イーサネットインターフェースについて
      6.  
        現在のイーサネットインターフェースと状態の表示
      7.  
        IP アドレスの設定
      8.  
        ジャンボフレームを使用する Veritas Access の設定
      9.  
        VLAN インターフェースの設定
      10.  
        NIC デバイスの構成
      11.  
        ネットワークインターフェースの交換
      12.  
        PCI ID をクラスタから除外する
      13.  
        ルーティングテーブルの設定について
      14.  
        ルーティングテーブルの設定
      15.  
        ファイアウォール設定の変更
      16.  
        IP 負荷分散
      17.  
        IPv4 と IPv6 の複合モードでの Veritas Access の構成
    3. 認証サービスの構成
      1.  
        LDAP 設定の構成について
      2.  
        LDAP サーバー設定の構成
      3.  
        Veritas Access クラスタの LDAP クライアントの管理
      4.  
        NIS 関連の設定の構成
      5.  
        NSS ルックアップ順序の設定
  3. 第 III 部 Veritas Access ストレージの管理
    1. ストレージの構成
      1.  
        ストレージのプロビジョニングと管理について
      2.  
        ディスクの構成について
      3.  
        ストレージプールの設定について
      4.  
        ストレージプールの構成
      5.  
        クォータの使用状況について
      6.  
        ファイルシステムクォータの状態の有効化、無効化、表示
      7.  
        ファイルシステムクォータの設定と表示
      8.  
        指定したグループのユーザーのユーザー割り当ての設定
      9.  
        CIFS ホームディレトリのクォータについて
      10.  
        Flexible Storage Sharing について
      11.  
        Flexible Storage Sharing の制限事項
      12.  
        Flexible Storage Sharing ファイルシステムに対するイレイジャコーディングの構成
      13.  
        Veritas Access CLI を使用したストレージの設定と管理のワークフロー
      14.  
        クラスタ内のノードに関連付けられたすべてのディスクデバイスに関する情報の表示
      15.  
        WWN 情報の表示
      16.  
        新規プールまたは既存プールに対する新しい LUN の強制的なインポート
      17.  
        LUN のホスト検出の開始
      18.  
        LUN のストレージ容量の増量
      19.  
        ディスクのフォーマットまたは再初期化
      20.  
        ディスクの削除
    2. I/O フェンシングによるデータ整合性の構成
      1.  
        I/O フェンシングについて
      2. ディスクベースの I/O フェンシングの構成
        1.  
          既存のコーディネータディスクの交換
        2.  
          I/O フェンシングの無効化
        3.  
          コーディネータプールの破棄
      3.  
        マジョリティベースのフェンシングの使用
      4.  
        非 SSH 環境でのマジョリティフェンシングの手動による有効化と無効化
      5.  
        非 SSH 環境での Veritas Access クラスタのシャットダウンと再起動
    3. iSCSI の構成
      1.  
        iSCSI について
      2.  
        iSCSI イニシエータの設定
      3.  
        iSCSI イニシエータ名の設定
      4.  
        iSCSI デバイスの設定
      5.  
        iSCSI での検出の設定
      6.  
        iSCSI ターゲットの設定
      7.  
        iSCSI のチューニングパラメータの変更
    4. iSCSI ターゲットとしての Veritas Access
      1.  
        iSCSI ターゲットとしての Veritas Access について
      2.  
        iSCSI ターゲットサービスの管理
      3.  
        iSCSI ターゲットの管理
      4.  
        LUN の管理
      5.  
        iSCSI イニシエータとのマッピングの管理
      6.  
        ユーザーの管理
  4. 第 IV 部 Veritas Access ファイルアクセスサービスの管理
    1. NFS サーバーの構成
      1.  
        Veritas Access での NFS サーバーの使用について
      2.  
        カーネルベースの NFS サーバーの使用
      3.  
        NFS-Ganesha サーバーの使用
      4.  
        NFS サーバー間の切り替え
      5.  
        NFS-Ganesha バージョン 3 とバージョン 4 で推奨されるチューニング
      6.  
        NFS サーバーへのアクセス
      7.  
        NFS 統計情報の表示とリセット
      8.  
        NFS バージョン 4 の ID マッピング用の Veritas Access の構成
      9.  
        NFS バージョン 4 の ID マッピングのための NFS クライアントの構成
      10.  
        NFS クライアントの認証について
      11. NFS クライアントの Kerberos 認証の設定
        1.  
          Kerberos レルムへの Veritas Access の追加と構成
    2. CIFS サーバーとしての Veritas Access の使用
      1.  
        CIFS 用の Veritas Access の構成について
      2.  
        スタンドアロンモード用の CIFS の構成について
      3.  
        スタンドアロンモード用の CIFS サーバーの状態の構成
      4.  
        セキュリティ設定の変更
      5.  
        CIFS サーバー停止後のセキュリティ設定の変更
      6. Active Directory (AD) について
        1.  
          Active Directory (AD) を認証する Veritas Access DNS のエントリの設定
        2.  
          Active Directory (AD) への Veritas Access の参加
        3.  
          Veritas Access が Active Directory (AD) に正常に参加したことの確認
      7. Active Directory (AD) ドメインモードの CIFS の設定について
        1.  
          AD ドメインモード用の CIFS の設定
        2.  
          CIFS でのマルチドメインコントローラの使用のサポート
        3.  
          AD ドメインからの離脱について
        4.  
          AD ドメインモードのドメイン設定の変更
        5.  
          AD インターフェースの削除
      8.  
        NTLM の設定
      9. 信頼できるドメインの設定について
        1.  
          CIFS サーバーへのアクセスを許可される信頼できるドメインの指定
        2.  
          IDMAP バックエンドを rid に設定するときの、信頼できるドメインによる CIFS へのアクセスの許可
        3.  
          IDMAP バックエンドを ldap に設定するときの、信頼できるドメインによる CIFS へのアクセスの許可
        4.  
          IDMAP バックエンドを hash に設定するときの、信頼できるドメインによる CIFS へのアクセスの許可
        5.  
          IDMAP バックエンドを ad に設定するときの、信頼できるドメインによる CIFS へのアクセスの許可
        6.  
          CIFS の IDMAP バックエンドとしての Windows Active Directory の設定について
        7.  
          CIFS スキーマ拡張を使用した Active Directory スキーマの構成
        8.  
          CLI による認証用の LDAP クライアントの構成
        9.  
          LDAP バックエンドでの CIFS サーバーの構成
        10.  
          Active Directory の信頼できるドメインの設定
      10.  
        アカウント情報の保存について
      11.  
        ユーザーおよびグループアカウントの保存
      12.  
        CIFS サービスの再構成
      13.  
        CIFS/NFS 共有のユーザー名のマッピングについて
      14.  
        mapuser コマンドについて
      15.  
        CIFS ユーザーと NFS ユーザーとの間のマッピングの追加、削除、または表示
      16.  
        UNIX ユーザーの LDAP から Windows ユーザーへの自動マッピング
      17. ホームディレクトリの管理について
        1.  
          ホームディレクトリファイルシステムの設定
        2.  
          ホームディレクトリの設定
        3.  
          ホームディレクトリの使用状況に関する情報の表示
        4.  
          ホームディレクトリの削除およびホームディレクトリの作成の無効化
      18. CIFS クラスタモードについて
        1.  
          クラスタモードの切り替えについて
      19. CIFS 共有とホームディレクトリの移行について
        1.  
          標準クラスタモードから ctdb クラスタモードへの CIFS 共有とホームディレクトリの移行
        2.  
          ctdb クラスタモードから標準クラスタモードへの CIFS 共有とホームディレクトリの移行
      20.  
        CIFS の aio_fork オプションの設定
      21. ローカルユーザーとグループの管理について
        1.  
          ローカル CIFS ユーザーの作成
        2.  
          ローカルグループの構成
      22.  
        CIFS データ移行の有効化
    3. FTP サーバーの構成
      1.  
        FTP について
      2.  
        FTP のホームディレクトリの作成
      3.  
        FTP サーバーコマンドの使用
      4.  
        FTP サーバーのオプションについて
      5.  
        FTP サーバーのオプションのカスタマイズ
      6.  
        FTP セッションの管理
      7.  
        FTP ログのアップロード
      8.  
        FTP のローカルユーザーアカウントの管理
      9.  
        FTP のローカルユーザーアカウントの設定について
      10.  
        FTP ローカルユーザーアカウントの設定の構成
      11.  
        FTP を使用するスケールアウトファイルシステムのファイル共有
  5. 第 V 部 Veritas Access Object Store サーバーの管理
    1. Object Store サーバーとしての Veritas Access の使用
      1.  
        Object Store サーバーについて
      2.  
        Object Store サーバーを構成する使用例
      3.  
        Object Store サーバーの構成
      4.  
        バケットとオブジェクトについて
      5.  
        objectstore バケットに使用するファイルシステム
      6.  
        S3 と連携する NFS のマルチプロトコルサポート
  6. 第 VI 部 監視とトラブルシューティング
    1. イベント通知と監査ログトピックの構成
      1.  
        イベント通知について
      2.  
        重大度レベルとフィルタについて
      3.  
        SNMP 通知について
      4.  
        電子メールグループの構成
      5.  
        syslog サーバーの構成
      6.  
        指定した URL への syslog 形式のイベントのエクスポート
      7.  
        イベントのコンソールへの表示
      8.  
        イベントのレポートのためのイベントの設定
      9.  
        SNMP 管理サーバーの構成
  7. 第 VII 部 Veritas Access ファイルシステムのプロビジョニングと管理
    1. ファイルシステムの作成と維持
      1.  
        ファイルシステムの作成と維持について
      2.  
        スケールアウトファイルシステムについて
      3.  
        スケールアウトファイルシステムのクラウド層の読み取りパフォーマンスのチューニングパラメータ
      4.  
        NFS 使用時のクラスタファイルシステム (CFS) でのイレイジャコーディング
      5.  
        保存時の暗号化について
      6. ファイルシステムを作成するための注意事項
        1.  
          ファイルシステムを作成するためのベストプラクティス
        2.  
          ファイルシステムレイアウトの種類の選択
        3.  
          ファイルシステムの初期エクステントサイズの決定
        4.  
          ファイルシステムのストライプ化について
        5.  
          特定の作業負荷向けに調整されたファイルシステムの作成について
        6.  
          FastResync について
        7.  
          スケールアウト fsck について
        8.  
          ファイルの保持の設定
        9.  
          NFS を介した WORM の設定
        10.  
          CIFS を介したファイルでの WORM 保持の手動設定
        11.  
          IOPS の最大設定を使用するアプリケーションの I/O 作業負荷の管理について
      7.  
        ファイルシステムの作成
      8.  
        ファイルシステムのオンライン化またはオフライン化
      9.  
        すべてのファイルシステムと関連情報のリスト
      10. ファイルシステムの変更
        1.  
          ファイルシステムでのミラーの追加または削除
        2.  
          ファイルシステムの列の追加または削除
        3.  
          ファイルシステムのサイズの増加
        4.  
          ファイルシステムのサイズの縮小
      11. ファイルシステムの管理
        1.  
          ファイルシステムの断片化解消
        2.  
          ファイルシステムのチェックと修復
        3.  
          ファイルシステムでの FastResync の構成
        4.  
          ファイルシステムの FastResync オプションの無効化
        5.  
          古いミラーの確認および再同期
        6.  
          ファイルシステムの警告の設定
        7.  
          ファイルシステムの警告値の表示
        8.  
          ファイルシステムの警告の削除
      12.  
        ファイルシステムの破棄
      13.  
        ディスクレイアウトのバージョンのアップグレード
  8. 第 VIII 部 クラウドストレージの構成
    1. クラウドゲートウェイの構成
      1.  
        クラウドゲートウェイについて
      2.  
        クラウドゲートウェイの構成
    2. 階層としてのクラウドの構成
      1.  
        スケールアウトファイルシステムの階層としてクラウドを設定する
      2.  
        スケールアウトファイルシステムの階層間でのファイルの移動
      3. スケールアウトファイルシステムのポリシーについて
        1.  
          データ移動ポリシーのパターン一致について
        2.  
          ポリシーを実行するためのスケジュールについて
        3.  
          スケールアウトファイルシステムのポリシーの作成とスケジュール設定
      4.  
        スケールアウトファイルシステムのクラウド階層でのデータの使用状況に関する統計情報の取得
      5.  
        オンプレミスストレージから NFS 共有のクラウドストレージに移動するためのワークフロー
  9. 第 IX 部 Veritas Access 共有のプロビジョニングと管理
    1. アプリケーション用の共有の作成
      1.  
        ファイル共有プロトコルについて
      2.  
        同時アクセスについて
      3.  
        CIFS プロトコルと NFS プロトコルを使用したディレクトリの共有
      4.  
        CIFS ホームディレクトリとしてのファイルシステムの共有
      5.  
        NFS と S3 の同時アクセスについて
    2. NFS 共有の作成と維持
      1.  
        NFS ファイル共有について
      2.  
        エクスポート可能なファイルシステムおよびスナップショットの表示
      3.  
        NFS 共有のエクスポート
      4.  
        エクスポートされたディレクトリの表示
      5.  
        ネットグループを使用した NFS 共有の管理について
      6.  
        ディレクトリのアンエクスポートまたは NFS オプションの削除
      7.  
        Kerberos 認証用に NFS 共有をエクスポートする
      8.  
        Kerberos セキュリティを使用した NFS クライアントからの NFS 共有のマウント
      9.  
        NFS スナップショットのエクスポート
    3. CIFS 共有の作成と維持
      1.  
        CIFS 共有の管理について
      2.  
        CIFS 共有としてのディレクトリのエクスポート
      3.  
        Enterprise Vault ストアのセカンダリストレージとしての CIFS 共有の構成
      4.  
        異なる CIFS 共有としての同じファイルシステムまたはディレクトリのエクスポート
      5.  
        CIFS のエクスポートオプションについて
      6.  
        共有プロパティの設定
      7.  
        CIFS 通常共有を追加するときのシステムファイルの非表示
      8.  
        CIFS 共有のプロパティの表示
      9.  
        指定したユーザーとグループの CIFS 共有へのアクセスを許可
      10.  
        指定したユーザーとグループの CIFS 共有へのアクセスを拒否
      11.  
        CIFS スナップショットのエクスポート
      12.  
        CIFS 共有の削除
      13.  
        CIFS 共有の変更
      14.  
        CIFS 共有をシャドウコピー対応にする
      15.  
        スケールアウトファイルシステム用の CIFS 共有の作成
    4. OpenStack と連携する Veritas Access の使用
      1.  
        Veritas Access の OpenStack との統合について
      2. Veritas Access の OpenStack Cinder との統合について
        1. Veritas Access の OpenStack Cinder アーキテクチャとの統合について
          1. Veritas Access NFS ベースの Cinder ドライバ
            1.  
              OpenStack Cinder と連携する Veritas Access の構成
          2.  
            Veritas Access iSCSI ベースの Cinder ドライバ
        2.  
          OpenStack Cinder の構成
      3. Veritas Access の OpenStack Manila との統合について
        1.  
          OpenStack Manila の使用例
        2.  
          OpenStack Manila と連携する Veritas Access の構成
        3.  
          OpenStack コントローラノードでの新しい共有バックエンドの作成
        4.  
          OpenStack Manila 共有タイプの作成
        5.  
          OpenStack Manila ファイル共有の作成
        6.  
          OpenStack Manila 共有スナップショットの作成
    5. Veritas Access と Data Insight の統合
      1.  
        Veritas Access と Data Insight の統合
  10. 第 X 部 Veritas Access ストレージサービスの管理
    1. データの重複排除
      1.  
        データ重複排除について
      2.  
        Veritas Access 重複排除機能を使用するためのベストプラクティス
      3.  
        重複排除の設定
      4.  
        重複排除の構成
      5.  
        重複排除の手動実行
      6.  
        重複排除のスケジュール設定
      7.  
        重複排除パラメータの設定
      8.  
        重複排除の削除
      9.  
        重複排除の確認
    2. ファイルの圧縮
      1. ファイルの圧縮について
        1.  
          圧縮ファイル形式について
        2.  
          ファイル圧縮属性について
        3.  
          ファイル圧縮ブロックサイズについて
      2.  
        ファイルの圧縮の使用例
      3.  
        圧縮を使用するベストプラクティス
      4. 圧縮タスク
        1.  
          ファイルの圧縮
        2.  
          スケジュール設定された圧縮ジョブの表示
        3.  
          圧縮ジョブのスケジュール設定
        4.  
          圧縮されたファイルの一覧表示
        5.  
          ファイルの圧縮解除
        6.  
          スケジュール設定された圧縮の変更
        7.  
          指定したスケジュールの削除
        8.  
          ファイルシステムのスケジュールの停止
        9.  
          ファイルシステムのパターン関連ルールの削除
        10.  
          ファイルシステムの変更経過時間関連ルールの削除
    3. SmartTier の構成
      1.  
        Veritas Access SmartTier について
      2.  
        Veritas Access での SmartTier の使用方法
      3.  
        各階層ファイルシステムのポリシーの構成
      4.  
        ファイルシステムへの階層の追加
      5.  
        ファイルシステムのセカンダリ層の列の追加または削除
      6.  
        ファイルシステムの階層にミラーを構成する
      7.  
        指定した階層のすべてのファイルの一覧表示
      8.  
        SmartTier ファイルシステムのリストの表示
      9.  
        階層化ポリシーについて
      10.  
        各階層ファイルシステムのポリシーの設定について
      11.  
        再配置ポリシーを設定するためのベストプラクティス
      12.  
        階層ファイルシステムのファイルまたはディレクトリの再配置
      13.  
        指定したファイルの階層の場所の表示
      14.  
        すべての階層ファイルシステムのスケジュール設定について
      15.  
        階層ファイルシステムのスケジュールの設定
      16.  
        ポリシーの実行により移動または除去される可能性があるファイルの表示
      17.  
        ファイルシステムのメタデータ情報のセカンダリ層への書き込みを許可する
      18.  
        メタデータ情報をプライマリ層にのみ制限する
      19.  
        ファイルシステムからの階層の削除
    4. SmartIO の構成
      1.  
        ソリッドステートドライブ用の SmartIO について
      2.  
        SmartIO の構成について
      3.  
        Veritas Access ファイルシステム上で実行するアプリケーションの SmartIO 読み取りキャッシュについて
      4.  
        Veritas Access に対する SmartIO 読み取りキャッシュの設定
      5.  
        VxFS キャッシュ領域の確認とキャッシュの監視
      6.  
        キャッシュモードの設定
      7.  
        キャッシュの動作のカスタマイズ
      8.  
        キャッシュ領域のキャッシュ統計の表示
    5. 一時的なレプリケーションの構成
      1.  
        Veritas Access の一時的なレプリケーションについて
      2.  
        Veritas Access の一時的なレプリケーションのしくみ
      3.  
        Veritas Access の一時的なレプリケーションの開始
      4.  
        ソースクラスタと宛先クラスタ間の通信の設定
      5.  
        レプリケートするファイルシステムの設定
      6.  
        一時的なレプリケーションユニットから除外するファイルの設定
      7.  
        一時的なレプリケーションのスケジュール設定
      8.  
        レプリケート対象の定義
      9.  
        並列する一時的なレプリケーションジョブの最大数について
      10.  
        一時的なレプリケーションジョブの管理
      11.  
        圧縮データのレプリケート
      12.  
        一時的なレプリケーションジョブの情報と状態の表示
      13.  
        一時的なレプリケーションジョブの同期
      14.  
        一時的なレプリケーションの宛先ファイルシステムの動作
      15.  
        一時的なレプリケーション先として構成されているファイルシステムへのアクセス
      16.  
        リカバリポイント目標 (RPO) レポートの作成
      17. 一時的なレプリケーションジョブのフェールオーバーとフェールバック
        1.  
          プロセスの概要
        2.  
          計画的なフェールオーバープロセスの概要
        3.  
          計画的なフェールバックプロセスの概要
        4.  
          計画外のフェールオーバープロセスの概要
        5.  
          計画外のフェールバックプロセスの概要
    6. 連続レプリケーションの構成
      1.  
        Veritas Access の連続レプリケーションについて
      2. Veritas Access の連続レプリケーションのしくみ
        1.  
          連続レプリケーションの同期モードでのデータの流れ
        2.  
          連続レプリケーションの非同期モードでのデータの流れ
      3.  
        Veritas Access の連続レプリケーションの開始
      4.  
        ソースクラスタと宛先クラスタ間の通信の設定
      5.  
        レプリケートするファイルシステムの設定
      6.  
        連続レプリケーションの管理
      7.  
        連続レプリケーションの情報と状態の表示
      8.  
        連続レプリケーションの構成解除
      9. 連続レプリケーションのフェールオーバーとフェールバック
        1.  
          プロセスの概要
        2.  
          計画的なフェールオーバープロセスの概要
        3.  
          計画的なフェールバックプロセスの概要
        4.  
          計画外のフェールオーバープロセスの概要
        5.  
          計画外のフェールバックプロセスの概要
    7. スナップショットの使用
      1.  
        スナップショットについて
      2.  
        スナップショットの作成
      3.  
        スナップショットの表示
      4.  
        スナップショットによって使用されるディスク容量の管理
      5.  
        スナップショットのオンライン化またはスナップショットのオフライン化
      6.  
        スナップショットのリストア
      7.  
        スナップショットのスケジュールについて
      8.  
        スナップショットのスケジュールの構成
      9.  
        自動スナップショットの管理
    8. インスタントロールバックの使用
      1.  
        インスタントロールバックについて
      2.  
        領域最適化ロールバックの作成
      3.  
        フルサイズロールバックの作成
      4.  
        Veritas Access のインスタントロールバックの一覧表示
      5.  
        インスタントロールバックからのファイルシステムのリストア
      6.  
        ファイルシステムからのインスタントロールバックの更新
      7.  
        インスタントロールバックのオンライン化
      8.  
        インスタントロールバックのオフライン化
      9.  
        インスタントロールバックの破棄
      10.  
        Veritas Access インスタントロールバック用の共有キャッシュオブジェクトの作成
      11.  
        キャッシュオブジェクトの一覧表示
      12.  
        Veritas Access インスタントロールバックのキャッシュオブジェクトの破棄
  11. 第 XI 部 参照
    1. 付録 A. Veritas Access のマニュアル
      1.  
        Veritas Access 製品マニュアルについて
      2.  
        オンラインのマニュアルページへのアクセスについて
    2. 付録 B. Veritas Access のチューニング
      1.  
        ファイルシステムのマウント時のメモリの使用量
    3. 付録 C. 非 SSH 環境での手動によるノードの追加および削除手順
      1.  
        Veritas Access クラスタへの新しいノードの追加
      2.  
        Veritas Access クラスタからのノードの削除

Veritas Access クラスタへの新しいノードの追加

このセクションでは、SSH 通信が無効になっているときに、クラスタにノードを手動で追加する手順について説明します。

前提条件

  • サポート対象のオペレーティングシステムバージョン: RHEL 7.4

  • Veritas Access のイメージがローカルシステム (/access_build_dir/rhel7_x86_64/) にあることを前提とする。

  • クラスタ名は clus、クラスタノード名は clus_01clus_02 であること。クラスタ名がすべてのノードで一意であること。

  • 1 つのノードに Veritas Access をインストールして実行した後に、新しいノードを追加して 2 ノードクラスタを作成していること。

  • すべてのノードで SSH サービスが停止していること。

  • パブリック NIC は pubeth0 と pubeth1、プライベート NIC は priveth0 と priveth1 と仮定する。すべてのノードで NIC 名に一貫性があること。パブリック NIC 名とプライベート NIC 名がすべてのノードで同じであること。

  • 172.16.0.3clus_01 のプライベート IP アドレスとして、172.16.0.4clus_02 のプライベート IP アドレスとして使用する。

  • 新しいノードが新たにインストールされた Veritas Access クラスタに追加されていること。

Veritas Access クラスタに新しいノードを追加するには

  1. 目的のクラスタの新しいノードに Veritas Access のイメージを複製します。
  2. すべてのノードで SSH デーモンを停止します。
    # systemctl stop sshd
  3. 次の RPM がインストールされていることを確認します。インストールされていない場合は、RHEL リポジトリから該当する RPM をインストールします。
    bash-4.2.46-28.el7.x86_64
    lsscsi-0.27-6.el7.x86_64
    initscripts-9.49.39-1.el7.x86_64
    iproute-3.10.0-87.el7.x86_64
    kmod-20-15.el7.x86_64
    coreutils-8.22-18.el7.x86_64
    binutils-2.25.1-31.base.el7.x86_64
    python-requests-2.6.0-1.el7_1.noarch
    python-urllib3-1.10.2-3.el7.noarch
  4. 必要なオペレーティングシステム RPM をインストールします。
    • repo ファイルを作成します。

      cat /etc/yum.repos.d/os.repo   
      		[veritas-access-os-rpms]
      		name=Veritas Access OS RPMS
      		baseurl=file:///access_build_dir/rhel7_x86_64/os_rpms/
      		enabled=1
      		gpgcheck=0
    • 次のコマンドを実行します。

      # yum updateinfo
    • 次のコマンドを実行します。

      # cd /access_build_dir/rhel7_x86_64/os_rpms/
    • 次のコマンドを実行する前に、システムに RHEL サブスクリプションがないことを確認します。yum repolist は、veritas-access-os-rpms のみを指す必要があります。

    # /usr/bin/yum -y install --setopt=protected_multilib=false 
    perl-5.16.3-292.el7.x86_64.rpm nmap-ncat-6.40-7.el7.x86_64.rpm 
    perl-LDAP-0.56-5.el7.noarch.rpm perl-Convert-ASN1-0.26-4.el7.noarch.rpm 
    net-snmp-5.7.2-28.el7_4.1.x86_64.rpm 
    net-snmp-utils-5.7.2-28.el7_4.1.x86_64.rpm 
    openldap-2.4.44-5.el7.x86_64.rpm nss-pam-ldapd-0.8.13-8.el7.x86_64.rpm 
    rrdtool-1.4.8-9.el7.x86_64.rpm wireshark-1.10.14-14.el7.x86_64.rpm 
    vsftpd-3.0.2-22.el7.x86_64.rpm openssl-1.0.2k-12.el7.x86_64.rpm 
    openssl-devel-1.0.2k-12.el7.x86_64.rpm 
    iscsi-initiator-utils-6.2.0.874-4.el7.x86_64.rpm 
    libpcap-1.5.3-9.el7.x86_64.rpm libtirpc-0.2.4-0.10.el7.x86_64.rpm 
    nfs-utils-1.3.0-0.48.el7_4.2.x86_64.rpm 
    kernel-debuginfo-common-x86_64-3.10.0-693.el7.x86_64.rpm 
    kernel-debuginfo-3.10.0-693.el7.x86_64.rpm 
    kernel-headers-3.10.0-693.el7.x86_64.rpm 
    krb5-devel-1.15.1-8.el7.x86_64.rpm 
    krb5-libs-1.15.1-8.el7.x86_64.rpm 
    krb5-workstation-1.15.1-8.el7.x86_64.rpm 
    perl-JSON-2.59-2.el7.noarch.rpm telnet-0.17-64.el7.x86_64.rpm 
    apr-devel-1.4.8-3.el7_4.1.x86_64.rpm 
    apr-util-devel-1.5.2-6.el7.x86_64.rpm 
    glibc-common-2.17-196.el7_4.2.x86_64.rpm 
    glibc-headers-2.17-196.el7_4.2.x86_64.rpm 
    glibc-2.17-196.el7_4.2.x86_64.rpm glibc-2.17-196.el7_4.2.i686.rpm 
    glibc-devel-2.17-196.el7_4.2.x86_64.rpm 
    glibc-utils-2.17-196.el7_4.2.x86_64.rpm 
    nscd-2.17-196.el7_4.2.x86_64.rpm sysstat-10.1.5-12.el7.x86_64.rpm 
    libibverbs-utils-13-7.el7.x86_64.rpm libibumad-13-7.el7.x86_64.rpm 
    opensm-3.3.19-1.el7.x86_64.rpm opensm-libs-3.3.19-1.el7.x86_64.rpm 
    infiniband-diags-1.6.7-1.el7.x86_64.rpm 
    sg3_utils-libs-1.37-12.el7.x86_64.rpm sg3_utils-1.37-12.el7.x86_64.rpm 
    libyaml-0.1.4-11.el7_0.x86_64.rpm 
    memcached-1.4.15-10.el7_3.1.x86_64.rpm 
    python-memcached-1.59-1.noarch.rpm 
    python-paramiko-2.1.1-4.el7.noarch.rpm 
    python-backports-1.0-8.el7.x86_64.rpm 
    python-backports-ssl_match_hostname-3.4.0.2-4.el7.noarch.rpm 
    python-chardet-2.2.1-1.el7_1.noarch.rpm 
    python-six-1.9.0-2.el7.noarch.rpm 
    python-setuptools-0.9.8-7.el7.noarch.rpm 
    python-ipaddress-1.0.16-2.el7.noarch.rpm 
    targetcli-2.1.fb46-1.el7.noarch.rpm 
    fuse-2.9.2-8.el7.x86_64.rpm fuse-devel-2.9.2-8.el7.x86_64.rpm 
    fuse-libs-2.9.2-8.el7.x86_64.rpm PyYAML-3.10-11.el7.x86_64.rpm 
    arptables-0.0.4-8.el7.x86_64.rpm ipvsadm-1.27-7.el7.x86_64.rpm 
    ntpdate-4.2.6p5-25.el7_3.2.x86_64.rpm ntp-4.2.6p5-25.el7_3.2.x86_64.rpm 
    autogen-libopts-5.18-5.el7.x86_64.rpm ethtool-4.8-1.el7.x86_64.rpm 
    net-tools-2.0-0.22.20131004git.el7.x86_64.rpm 
    cups-libs-1.6.3-29.el7.x86_64.rpm avahi-libs-0.6.31-17.el7.x86_64.rpm 
    psmisc-22.20-15.el7.x86_64.rpm strace-4.12-4.el7.x86_64.rpm 
    vim-enhanced-7.4.160-2.el7.x86_64.rpm at-3.1.13-22.el7_4.2.x86_64.rpm 
    rsh-0.17-76.el7_1.1.x86_64.rpm unzip-6.0-16.el7.x86_64.rpm 
    zip-3.0-11.el7.x86_64.rpm bzip2-1.0.6-13.el7.x86_64.rpm 
    mlocate-0.26-6.el7.x86_64.rpm lshw-B.02.18-7.el7.x86_64.rpm 
    jansson-2.10-1.el7.x86_64.rpm ypbind-1.37.1-9.el7.x86_64.rpm 
    yp-tools-2.14-5.el7.x86_64.rpm perl-Net-Telnet-3.03-19.el7.noarch.rpm 
    tzdata-java-2018d-1.el7.noarch.rpm 
    perl-XML-Parser-2.41-10.el7.x86_64.rpm 
    lsof-4.87-4.el7.x86_64.rpm cairo-1.14.8-2.el7.x86_64.rpm 
    pango-1.40.4-1.el7.x86_64.rpm libjpeg-turbo-1.2.90-5.el7.x86_64.rpm 
    sos-3.4-13.el7_4.noarch.rpm traceroute-2.0.22-2.el7.x86_64.rpm 
    openldap-clients-2.4.44-5.el7.x86_64.rpm
  5. サードパーティの RPM をインストールします。
    # cd /access_build_dir/rhel7_x86_64/third_party_rpms/
    # /bin/rpm -U -v --oldpackage --nodeps --replacefiles --replacepkgs 
    ctdb-4.6.6-1.el7.x86_64.rpm 
    perl-Template-Toolkit-2.24-5.el7.x86_64.rpm  
    perl-Template-Extract-0.41-1.noarch.rpm 
    perl-AppConfig-1.66-20.el7.noarch.rpm 
    perl-File-HomeDir-1.00-4.el7.noarch.rpm 
    samba-common-4.6.6-1.el7.x86_64.rpm 
    samba-common-libs-4.6.6-1.el7.x86_64.rpm 
    samba-client-4.6.6-1.el7.x86_64.rpm 
    samba-client-libs-4.6.6-1.el7.x86_64.rpm 
    samba-4.6.6-1.el7.x86_64.rpm 
    samba-winbind-4.6.6-1.el7.x86_64.rpm 
    samba-winbind-clients-4.6.6-1.el7.x86_64.rpm 
    samba-winbind-krb5-locator-4.6.6-1.el7.x86_64.rpm 
    libsmbclient-4.6.6-1.el7.x86_64.rpm 
    samba-krb5-printing-4.6.6-1.el7.x86_64.rpm 
    samba-libs-4.6.6-1.el7.x86_64.rpm 
    libwbclient-4.6.6-1.el7.x86_64.rpm 
    samba-winbind-modules-4.6.6-1.el7.x86_64.rpm 
    libnet-1.1.6-7.el7.x86_64.rpm lmdb-libs-0.9.13-2.el7.x86_64.rpm 
    nfs-ganesha-2.2.0-0.el7.x86_64.rpm 
    nfs-ganesha-vxfs-2.2.0-0.el7.x86_64.rpm gevent-1.0.2-1.x86_64.rpm 
    python-msgpack-0.4.6-1.el7ost.x86_64.rpm 
    python-flask-0.10.1-4.el7.noarch.rpm 
    python-itsdangerous-0.23-2.el7.noarch.rpm 
    libevent-libs-2.0.22-1.el7.x86_64.rpm 
    python-werkzeug-0.9.1-2.el7.noarch.rpm 
    python-jinja2-2.7.2-2.el7.noarch.rpm sdfs-7.4.0.0-1.x86_64.rpm 
    psutil-4.3.0-1.x86_64.rpm 
    python-crontab-2.2.4-1.noarch.rpm libuv-1.9.1-1.el7.x86_64.rpm

    このコマンドでは、/access_build_dir/rhel7_x86_64/third_party_rpms/ ディレクトリ内の RPM に基づいて RPM のバージョンを更新できます。

  6. Veritas Access RPM をインストールします。
    • 次のコマンドを実行します。

      # cd /access_build_dir/rhel7_x86_64/rpms/repodata/
      # cat access73.repo > /etc/yum.repos.d/access73.repo
    • yum リポジトリのディレクトリに対し、/etc/yum.repos.d/access73.repobaseurlgpgkey エントリを更新します。

      • baseurl=file:///access_build_dir/rhel7_x86_64/rpms/
      • gpgkey=file:///access_build_dir/rhel7_x86_64/rpms/
        RPM-GPG-KEY-veritas-access7
    • 次のコマンドを実行して yum リポジトリを更新します。

      • 	# yum repolist
      • 	# yum grouplist
    • 次のコマンドを実行します。

      # yum -y groupinstall ACCESS73
    • 次のコマンドを実行します。

      # /opt/VRTS/install/bin/add_install_scripts
  7. Veritas NetBackup クライアントソフトウェアをインストールします。
    # cd /access_build_dir/rhel7_x86_64
    # /opt/VRTSnas/install/image_install/netbackup/install_netbackup.pl 
    /access_build_dir/rhel7_x86_64/netbackup
  8. Veritas Access のソフトリンクを作成します。次のコマンドを実行します。
    # /opt/VRTSnas/pysnas/install/install_tasks.py 
    all_rpms_installed parallel
  9. 製品のライセンスを取得します。
    • 永続的な VLIC キーを登録します。

      # /opt/VRTSvlic/bin/vxlicinstupgrade -k <Key>
    • VLIC キーが正しくインストールされていることを確認します。

      # /opt/VRTSvlic/bin/vxlicrep
    • SLIC キーファイルを登録します。

      # /opt/VRTSslic/bin/vxlicinstupgrade -k $keyfile
    • SLIC キーが正しくインストールされていることを確認します。

      # /opt/VRTSslic/bin/vxlicrep
  10. 次のファイルのバックアップを作成します。
    • /etc/sysconfig/network

    • /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-*

    • /etc/resolv.conf

  11. プライベート NIC を設定します。
    # cd /etc/sysconfig/network-scripts/
    • 最初のプライベート NIC を設定します。

      • 次のコマンドを実行します。

        # ip link set down priveth0
      • 次を使用して ifcfg-priveth0 ファイルを更新します。

        DEVICE=priveth0
        NAME=priveth0
        BOOTPROTO=none
        TYPE=Ethernet
        ONBOOT=yes
      • ifcfg-priveth0 ファイルにエントリを追加します。

        HWADDR=<MAC address>
        IPADDR= 172.16.0.3		(use IPADDR= 172.16.0.4 for second node)
        NETMASK=<netmask>		
        NM_CONTROLLED=no

        例:

        HWADDR=00:0c:29:0c:8d:69
        IPADDR=172.16.0.3
        NETMASK=255.255.248.0
        NM_CONTROLLED=no
      • 次のコマンドを実行します。

        # ip link set up priveth0
    • 2 つ目のプライベート NIC を設定します。

      2 つ目のプライベート NIC は同じ方法で設定できます。2 つ目のノードには、priveth0 ではなく priveth1 を使用します。priveth1 に IPADDR を指定する必要はありません。

  12. パブリック NIC を設定します。
    # cd /etc/sysconfig/network-scripts/
    • (ホスト IP がまだ設定されていない) 2 つ目のパブリック NIC (pubth1) を設定します。

      • 次のコマンドを実行します。

        # ip link set down pubeth1
      • 次を使用して ifcfg-pubeth1 ファイルを更新します。

        DEVICE=pubeth1
        NAME=pubeth1
        TYPE=Ethernet
        BOOTPROTO=none
        ONBOOT=yes
      • ifcfg-pubeth1 ファイルにエントリを追加します。

        HWADDR=<MAC address>
        IPADDR=<pubeth1_pub_ip>
        NETMASK=<netmask>
        NM_CONTROLLED=no
      • 次のコマンドを実行します。

        # ip link set up pubeth1
    • 最初のパブリック NIC (pubeth0) を設定します。

      • 最初のパブリック NIC は停止するので、コンソールから直接システムにアクセスしてください。

      • 次のコマンドを実行します。

        # ip link set down pubeth0
      • 次を使用して ifcfg-pubeth0 ファイルを更新します。

        DEVICE=pubeth0
        NAME=pubeth0
        TYPE=Ethernet
        BOOTPROTO=none
        ONBOOT=yes
      • ifcfg-pubeth0 ファイルにエントリを追加します。

        HWADDR=<MAC address>
        IPADDR=<pubeth0_pub_ip>
        NETMASK=<netmask>
        NM_CONTROLLED=no
      • 次のコマンドを実行します。

        # ip link set up pubeth0
      • 変更を確認します。

        # ip a
      • 次のコマンドを実行します。

        # service network restart

        sshd サービスを開始すると、前の IP に対して SSH が動作するはずです。

  13. DNS を設定します。

    次のエントリを追加して、/etc/resolv.conf ファイルを更新します。

    nameserver <DNS>
    domain <master node name>

    例:

    nameserver 10.182.128.134
    domain clus_01
  14. ゲートウェイを設定します。

    /etc/sysconfig/network ファイルを更新します。

    GATEWAY=$gateway
    NOZEROCONF=yes
  15. configfileTemplate ファイルを更新します。
    • 次のコマンドを入力します。

      # cd /access_build_dir/rhel7_x86_64/manual_install/network
    • 現在のシステムの詳細で configfileTemplate ファイルを更新します。

      • master をマスターノードのモードとして、slave をその他のノードのモードとして使用します。

      • このテンプレートファイルを設定ユーティリティスクリプトで使用し、設定ファイルを作成します。

      • old_hostnamenew_hostname に同じ名前 (現在のホスト名) を指定します。

      • 1 つのノードに Veritas Access をインストールすると、そのノードはマスターノードとして機能します。したがって、マスターノードの情報のみをテンプレートファイルで指定する必要があります。

  16. ネットワーク設定ファイルを生成します。
    • configNetworkHelper.pl という名前の設定ユーティリティスクリプトで、必要な設定ファイルを作成します。

      # cd /access_build_dir/rhel7_x86_64/manual_install/network
      # chmod +x configNetworkHelper.pl
    • 設定ユーティリティスクリプトを実行します。

      # ./configNetworkHelper.pl -f configfileTemplate
    • # cat /opt/VRTSnas/scripts/net/network_options.conf > 
      /opt/VRTSnas/conf/network_options.conf
    • # sed -i -e '$a\' /opt/VRTSnas/conf/net_console_ip.conf
    • /etc/hosts ファイルを更新します。

      # echo "172.16.0.3 	<master hostname>" >> /etc/hosts
      # echo "172.16.0.4 	<slave node name>" >> /etc/hosts

      例:

      # echo "172.16.0.3 	clus_01" >> /etc/hosts
      # echo "172.16.0.4 	clus_02" >> /etc/hosts
  17. S3 設定ファイルを作成します。
    # cat /opt/VRTSnas/conf/ssnas.yml
    ObjectAccess:
      config: {admin_port: 8144, s3_port: 8143, server_enable: 'no', 
      ssl: 'no'}
      defaults:
        fs_blksize: '8192'
        fs_encrypt: 'off'
        fs_nmirrors: '2'
        fs_options: ''
        fs_pdirenable: 'yes'
        fs_protection: disk
        fs_sharing: 'no'
        fs_size: 20G
        fs_type: mirrored
        poollist: []
      filesystems: {}
      groups: {}
      pools: {}
  18. Storage Foundation クラスタを設定します。
    • # cd /access_build_dir/rhel7_x86_64/manual_install/
      network/SetupClusterScripts
    • # mkdir -p /opt/VRTSperl/lib/site_perl/UXRT72/CPIR/Module/veritas/
    • # cp sfcfsha_ctrl.sh /opt/VRTSperl/lib/site_perl/UXRT72/CPIR/
      Module/veritas/sfcfsha_ctrl.sh
    • # cp module_script.pl /tmp/
    • # chmod +x /tmp/module_script.pl
    • 次のコマンドでクラスタ名、システム名、NIC 名を更新し、コマンドを実行します。

      # /tmp/module_script.pl veritas::sfcfsha_config '{"cluster_name" => 
      "<Provide cluster name here>","component" => "sfcfsha","state" => 
      "present","vcs_users" => "admin:password:Administrators,user1:
      passwd1:Operators", "vcs_clusterid" => 14865,"cluster_uuid" => 
      "1391a-443ab-2b34c","method" => "ethernet","systems" => 
      "<Provide hostnames separated by comma>",
      "private_link" => "<Private NIC name separated by comma>"}'

      たとえば、クラスタ名が clus で、ホスト名が clus_01clus_02 の場合は次のようになります。

      # /tmp/module_script.pl veritas::sfcfsha_config '{"cluster_name" => 
      "clus","component" => "sfcfsha","state" => "present","vcs_users" => 
      "admin:password:Administrators,user1:passwd1:Operators",
      "vcs_clusterid" => 14865,"cluster_uuid" => "1391a-443ab-2b34c",
      "method" => "ethernet","systems" => "clus_01,clus_02",
      "private_link" => "priveth0,priveth1"}'
    • 次のファイルを更新して設定します。

      • # rpm -q --queryformat '%{VERSION}|%{BUILDTIME:date}|
        %{INSTALLTIME:date}|%{VERSION}\n' VRTSnas > 
        /opt/VRTSnas/conf/version.conf
      • # echo NORMAL > /opt/VRTSnas/conf/cluster_type
      • # echo 'path /opt/VRTSsnas/core/kernel/' >> /etc/kdump.conf
      • # sed -i '/^core_collector\b/d;' /etc/kdump.conf
      • # echo 'core_collector makedumpfile -c --message-level 1 -d 31' >> 
        /etc/kdump.conf
  19. Veritas Access 製品のプロセスを開始します。
    • 次のコマンドで現在のホスト名を指定し、コマンドを実行します。

      # /tmp/module_script.pl veritas::process '{"state" => "present",
      "seednode" => "<provide current hostname here>","component"
       => "sfcfsha"}'

      たとえば、新しいノードの hostnameclus_02 となります。

      # /tmp/module_script.pl veritas::process '{"state" => 
      "present","seednode" => "clus_02","component" => "sfcfsha"}'
    • 次のコマンドを実行します。

      # /opt/VRTSnas/pysnas/install/install_tasks.py 
      all_services_running serial
  20. CVM グループを作成します。

    /etc/vx/reconfig.d/state.d/install-db ファイルが存在する場合は、次のコマンドを実行します。

    # mv /etc/vx/reconfig.d/state.d/install-db 
    /etc/vx/reconfig.d/state.d/install-db.a

    CVM がまだ設定されていない場合は、マスターノードで次のコマンドを実行します。

    # /opt/VRTS/bin/cfscluster config -t 200 -s
  21. hacli を有効にします。

    /etc/VRTSvcs/conf/config/main.cf ファイルを確認します。"HacliUserLevel = COMMANDROOT" が存在する場合は手順 22 に進み、それ以外の場合は以下の手順に従ってシステムで hacli を有効にします。

    # /opt/VRTS/bin/hastop -local

    /etc/VRTSvcs/conf/config/main.cf ファイルを更新します。

    存在しない場合は、次の行を追加します。

    HacliUserLevel = COMMANDROOT 	in cluster <cluster name> ( ) loop

    例:

    cluster clus (
    			UserNames = { admin = aHIaHChEIdIIgQIcHF, user1 = aHIaHChEIdIIgFEb }
    			Administrators = { admin }
    			Operators = { user1 }
    			HacliUserLevel = COMMANDROOT
    # /opt/VRTS/bin/hastart

    hacli が動作していることを確認します。

    # /opt/VRTS/bin/hacli -cmd "ls /" -sys clus_01
  22. HAD デーモンが実行されていることを確認します。
    # /opt/VRTS/bin/hastatus -sum
  23. SSH が無効であることを示します。

    すべてのノードで communication.conf ファイルを作成し、SSH ではなく hacli を有効にします。

    vim /opt/VRTSnas/conf/communication.conf
    {
    	"WorkingVersion": "1",
    	"Version": "1",
    	"CommunicationType": "HACLI"
    }
  24. 新しいノードの /etc/llthosts を更新します。マスターノードで次のコマンドを実行します。
    # echo "1 clus_02" >> /etc/llthosts
  25. LLT サービスを再起動します。マスターノードで次のコマンドを実行します。
    # service llt restart
  26. システムが正しく設定されていることを確認します。
    • LLT が正しく設定されていることを確認します。

      # lltconfig -a list
    • GAB が正しく設定されていることを確認します。

      # gabconfig -a
    • LLT の状態を確認します。

      # lltstat -nvv
    • vxconfigd デーモンが両方のノードでオンラインになっているはずです。

      # ps -ef | grep vxconfigd

      例:

      # ps -ef | grep vxconfigd
      root   13393 1  0 01:33 ?  00:00:00 vxconfigd -k -m disable -x syslog
  27. 新しいノードで結合処理を実行します。
    • すべてのノードで HAD が実行されていることを確認します。

      # /opt/VRTS/bin/hastatus
    • 次のコマンドを実行します。

      # /opt/VRTSnas/install/image_install/installer -m join
  28. 新しいノードでグループリストを更新します。

    マスターノードで次のコマンドを実行します。

    • # /opt/VRTS/bin/haconf -makerw
    • sysname を新しいノード名で更新します。

      max_pri = 新しいノード - 1 を追加した後のノードの数

      # sysname=<new node name>;max_pri=<max_pri_value>;for i in 
      '/opt/VRTS/bin/hagrp -list | awk '{print $1}' | sort | 
      uniq'; do /opt/VRTS/bin/hagrp -modify $i 
      SystemList -add $sysname $max_pri; done

      例:

      # sysname=clus_02;max_pri=1;for i in '/opt/VRTS/bin/hagrp 
      -list | awk '{print $1}' | sort | uniq'; 
      do /opt/VRTS/bin/hagrp -modify $i SystemList -add 
      $sysname $max_pri; done

      メモ:

      コマンドで子依存関係の警告が示される場合は、コマンドを再実行します。

    • システムリストが更新されていることを確認します。

      # for i in '/opt/VRTS/bin/hagrp -list | 
      awk '{print $1}' | sort | uniq'; 
      do /opt/VRTS/bin/hagrp -display $i | 
      grep -i systemList; done
    • グループを有効にします。

      # for i in '/opt/VRTS/bin/hagrp -list | 
      awk '{print $1}' | sort | uniq'; 
      do /opt/VRTS/bin/hagrp -value $i Enabled; done
    • AutoStartList を更新します。

      # sysname=<new node name>;for i in 
      '/opt/VRTS/bin/hagrp -list | awk '{print $1}' | sort | 
      uniq'; do ret='/opt/VRTS/bin/hagrp -value $i 
      AutoStartList';if [ ! -z "$ret" ]; 
      then echo "updating group: $i"; 
      /opt/VRTS/bin/hagrp -modify $i 
      AutoStartList -add $sysname; fi;done
    • preonline システムリストを更新します。

      # sysname=<new node name>;for i in '/opt/VRTS/bin/hagrp -list | 
      awk '{print $1}' | sort | uniq'; do 
      ret='/opt/VRT/opt/VRTS/bin/S/bin/hagrp -value 
      $i PreOnline';if [ $ret -eq 1 ]; 
      then echo "updating group: $i"; 
      /opt/VRTS/bin/hagrp -modify $i PreOnline 
      1 -sys $sysname; fi;done
    • # /opt/VRTS/bin/haconf -dump -makero
    • # /opt/VRTS/bin/hastop -all

    すべてのノードで次のコマンドを実行します。

    # /opt/VRTS/bin/hastart
  29. CVM と CFS を構成します。マスターノードで次のコマンドを実行します。
    • # /opt/VRTS/bin/haconf -makerw
    • # system=<master node>;new_node_name=<new node>;
      cvmres='/opt/VRTS/bin/hares -list Type=CVMCluster -localclus | 
      awk '{print $1}' | uniq';n='/opt/VRTS/bin/hasys -value 
      $new_node_name LLTNodeId';/opt/VRTS/bin/hares -modify 
      $cvmres CVMNodeId -add $new_node_name $n

      例:

      # system=clus_01;new_node_name=clus_02;cvmres=
      '/opt/VRTS/bin/hares -list Type=CVMCluster -localclus | 
      awk '{print $1}' | uniq';n='/opt/VRTS/bin/hasys -value 
      $new_node_name LLTNodeId';/opt/VRTS/bin/hares -modify 
      $cvmres CVMNodeId -add $new_node_name $n

      このコマンドでは、次の更新が行われます。

      コマンドを実行する前。

      [root@clus_01 ~]# /opt/VRTS/bin/hares -value cvm_clus CVMNodeId
      clus_01 0

      コマンドを実行した後。

      [root@clus_01 ~]# /opt/VRTS/bin/hares -value cvm_clus CVMNodeId
      clus_01 0       clus_02 1
    • ActivationMode 属性を新しいノードで更新します。

      • マスターノード用に設定されている場合にのみ、ActivationMode を新しく追加されたノード用に設定できます。

      • 新しいノードの ActivationMode をマスターノードと同じ値に設定します。

        マスターノードで次のコマンドを実行します。

        # master_node=<master node name>;new_node_name=<new node name>;
        cvmsg_name='/opt/VRTS/bin/hares -display -attribute Group -type 
        CVMCluster -localclus | tail -1 | awk '{print $4}'';
        vxfsckd_name='/opt/VRTS/bin/hares -list Group=$cvmsg_name 
        Type=CFSfsckd| awk 'NR==1{print $1}'';
        vxfsckd_activation='/opt/VRTS/bin/hares -value 
        $vxfsckd_name ActivationMode $master_node';if 
        [ ! -z "$vxfsckd_activation" ]; 
        then echo "new activation mode is $vxfsckd_activation"; 
        /opt/VRTS/bin/hares -modify $vxfsckd_name ActivationMode 
        $vxfsckd_activation -sys $new_node_name; fi;
    • /opt/VRTS/bin/hares -value vxfsckd ActivationMode コマンドを使用して、ActivationMode が設定されていることを確認できます。

    • # /opt/VRTS/bin/haconf -dump	 -makero
    • 新しいノードを除くクラスタのすべてのノードで vxclustadm を実行します。

      # vxclustadm -m vcs -t gab reinit

      コマンドの出力にノードがクラスタ内にないことが示された場合は、次のコマンドを実行してから、vxclustadm をもう一度実行します。

      # vxclustadm -m vcs -t gab startnode

      ノードの状態を確認します。

      # vxclustadm -v nodestate

    storage_connectivity キーに非対称キー値を設定します。新しいノードで次を実行します。

    # assymetric_value='vxtune storage_connectivity | awk 
    'NR==3{print $2}'';echo $assymetric_value | 
    grep asymmetric; if [ $? -eq 0 ]; 
    then vxtune storage_connectivity $asymmetry_value; fi
  30. reconfig.sh スクリプトを使用して、コンソールノードから新しいノードに構成ファイルを複製します。新しいノードで次のコマンドを実行します。
    # /opt/VRTSnas/scripts/cluster/reconfig.sh
  31. NFS グループを構成します。マスターノードで次のコマンドを実行します。
    • NFS の SystemList に新しく追加されたノードが含まれない場合は更新します。

      新しく追加したノードが SystemList に含まれているか確認します。

      # /opt/VRTS/bin/hagrp -display NFS | grep SystemList

      含まれていない場合は、次のコマンドを実行して新しいノードを含めます。

      # sysname=<new node name>;max_pri=<total no of nodes 
      including new nodes - 1>; /opt/VRTS/bin/hagrp -modify N
      FS SystemList -add $sysname $max_pri
    • Nproc を更新します。

      # /opt/VRTS/bin/haconf -makerw
      # master_node=<master node name>; new_added_node=
      <newly added node name>; for res in 
      '/opt/VRTS/bin/hares -list Type=NFS  | awk 
      '{print $1}' | sort -u'; do global=
      '/opt/VRTS/bin/hares -display $res | 
      awk '/Nproc/ {print $3}'';if 
      [ "$global" != "global" ]; then nfsdcnt=
      '/opt/VRTS/bin/hares -value $res Nproc 
      $master_node';/opt/VRTS/bin/hares -modify 
      $res Nproc $nfsdcnt -sys $new_added_node;fi;done

      例:

      master_node=clus_01; new_added_node=clus_02;for res in 
      '/opt/VRTS/bin/hares -list Type=NFS  | awk '{print $1}' | sort -u'; 
      do global='/opt/VRTS/bin/hares -display $res | awk '/Nproc/ 
      {print $3}'';
      if [ "$global" != "global" ]; then nfsdcnt='/opt/VRTS/bin/hares 
      -value $res Nproc $master_node';/opt/VRTS/bin/hares -modify 
      $res Nproc $nfsdcnt -sys $new_added_node;fi;done
    • 次を使用して NProc が正しく更新されていることを確認します。

      # /opt/VRTS/bin/hares -display ssnas_nfs | grep Nproc

      例:

      [root@clus_01 ~]# /opt/VRTS/bin/hares -display ssnas_nfs | grep Nproc
      ssnas_nfs    Nproc                 clus_01    96
      ssnas_nfs    Nproc                 clus_02    96
    • 次のようにしてリソースを有効にします。

      # /opt/VRTS/bin/hares -modify ssnas_nfs Enabled 1
    • # /opt/VRTS/bin/haconf -dump -makero
  32. snas サービスを有効にします。新しく追加したノードで次のコマンドを実行します。
    # /opt/VRTSnas/scripts/misc/nas_services.sh enable
  33. 新しいノードにディスク情報を作成します。新しく追加したノードで次のコマンドを実行します。
    # /opt/VRTSnas/scripts/storage/create_disks_info.sh
    # service atd start
    # /usr/bin/at -f /opt/VRTSnas/scripts/report/event_notify.sh now
  34. すべてのノードで次のコマンドを実行します。
    # echo "<first private nic name>" >
    /opt/VRTSnas/conf/net_priv_dev.conf

    例:

    # echo "priveth0" > /opt/VRTSnas/conf/net_priv_dev.conf
  35. GUI を構成する場合は、新しいノードで次のコマンドを実行します。
    # /opt/VRTSnas/pysnas/bin/isaconfig --host <new node name> 
    --ip <new node ip|new node hostname>

    これで、Veritas Access クラスタを使用できます。