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Veritas Access 管理者ガイド

Last Published: 2018-10-26

Product(s): Access (7.4.2)

Platform: Linux

一時的なレプリケーションのスケジュール設定

ソースクラスタから宛先クラスタにファイルをレプリケートするためのスケジュールを作成するには、Replication> episodic schedule コマンドを使用します。

Veritas Access の一時的なレプリケーションは、定期的なレプリケーションをサポートします。データは、スケジュールで定義された一定の間隔でソースクラスタから宛先クラスタにレプリケートされます。Veritas Access の一時的なレプリケーションは、minute、hour、day-of-the-month、month、day-of-the-week の各パラメータを使用して、一時的なレプリケーションジョブをスケジュール設定します。

レプリケートするファイルシステムをすでに設定してあることを確認します。

レプリケートするファイルシステムの設定を参照してください。

一時的なレプリケーションのスケジュールを作成するには

一時的なレプリケーションのスケジュールを作成するには、次のように入力します。

Replication> episodic schedule create schedule_nameminute 
[hour] [day_of_the_month] [month] [day_of_the_week]

schedule_name	作成するスケジュールの名前を指定します。
minute	0 から 59 までの数値または毎分を表すアスタリスク (*) を入力します。この変数は省略できません。
hour	0 から 23 までの数値または毎時間を表すアスタリスク (*) を入力します。
day_of_the_month	レプリケーションを実行する日付をスケジュール設定します。1 から 31 までの数値または毎日を表すアスタリスク (*) を入力します。
month	レプリケーションを実行する月をスケジュール設定します。1 から 12 までの数値または毎月を表すアスタリスク (*) を入力します。月の名前を使用することもできます。月の最初の 3 文字を入力します (大文字と小文字の区別なし)。
day_of_the_week	レプリケーションを実行する曜日をスケジュール設定します。0 から 6 の間の値または毎日を表すアスタリスク (*) を入力します。日曜日は 0 で表されます。週の最初の 3 文字を入力することもできます (小文字を使用する必要があります)。

minute、hour、day-of-month、month、およびday-of-week に対しては、範囲 (ハイフンで区切った 2 つの値) を入力できます。午前 1 時から午前 4 時までの間にスケジュールを実行する場合は、hour 変数に値 1-4 を入力します。範囲には両端が含まれます

パラメータは、カンマで区切られた数字のセットも受け付けます。たとえば、1,3,5,7 や 1-4,5-10 などです。

スケジュールのリストを表示するには

一時的なレプリケーションに設定したスケジュールを表示するには、次のように入力します。
```
Replication> episodic schedule show
```

Replication> episodic schedule modify および Replication> episodic schedule delete を使用して、一時的なレプリケーションのスケジュールを管理することもできます。

メモ:

Replication> episodic schedule modify および Replication> episodic schedule delete 操作は、ジョブ定義に含まれるスケジュールに対しては許可されません。

次に、レプリケート対象を定義する必要があります。

レプリケート対象の定義を参照してください。