Veritas Access 管理者ガイド

ファイルシステムのサイズを指定したサイズまで増やすには

• ファイルシステムのサイズを指定したサイズまで増やすには、次のように入力します。

  Storage> fs growto {primary|secondary} fs_namenew_length 
  [pool1[,disk1,...]] 
  [protection=disk|pool]

  コマンドでプールを指定しない場合、ファイルシステムを拡張するディスクを使用可能なプールから取得できます。この場合、保護フラグは disk のデフォルト値を受け取ります。コマンドでプールを指定しない場合、protection フィールドの値を pool に設定できません。コマンドにより、新しいファイルシステムが元のレイアウトに対して大きすぎると判断されると、この操作でファイルシステムのレイアウトが変換される場合があります。

ファイルシステムのサイズを指定したサイズだけ増やすには

• ファイルシステムのサイズを指定したサイズだけ増やすには、次のように入力します。

  Storage> fs growby {primary|secondary} fs_namelength_change 
  [pool1[,disk1,...]] 
  [protection=disk|pool]

  コマンドでプールを指定しない場合、ファイルシステムを拡張するディスクを使用可能なプールから取得できます。この場合、保護フラグは disk のデフォルト値を受け取ります。コマンドでプールを指定しない場合、protection フィールドの値を pool に設定できません。コマンドにより、新しいファイルシステムが元のレイアウトに対して大きすぎると判断されると、この操作でファイルシステムのレイアウトが変換される場合があります。

  primary |secondary	プライマリ層またはセカンダリ層を指定します。
  fs_name	サイズを増やすファイルシステムを指定します。ファイルシステムが存在しないことを指定すると、エラーメッセージが表示されます。
  new_length	ファイルシステムを指定されたサイズまで拡張します。サイズは正の数値で指定し、既存のファイルシステムのサイズよりも大きい値を指定する必要があります。新しいファイルシステムが既存のファイルシステムのサイズより大きくない場合、エラーメッセージが表示され、処理は実行されません。 この変数は Storage> fs growto コマンドで使用します。
  length_change	ファイルシステムを指定されたサイズだけ拡張します。サイズ正の数値で指定し、使用可能な領域よりも小さい値を指定する必要があります。使用可能な領域を超えると、エラーメッセージが表示され、処理は実行されません。 この変数は Storage> fs growby コマンドで使用します。
  pool1[,disk1,...]	ファイルシステムに使用するプールまたはディスクを指定します。存在しないプールまたはディスクを指定すると、エラーメッセージが表示され、ファイルシステムのサイズは変更されません。名前をカンマで区切って、複数のプールまたはディスクを指定できます。ただし、カンマと名前の間にスペースを含めないでください。 既存のプールとディスクのリストを検索するには、Storage> pool list コマンドを使用します。 ストレージプールの設定についてを参照してください。 既存のディスクのリストを確認するには、Storage> disk list コマンドを使用します。 ディスクはプールの一部である必要があります。それ以外の場合、エラーメッセージが表示されます。
  protection	protection フィールドのデフォルト値は disk です。 指定できるオプションは次のとおりです。 disk - protection が disk に設定されると、個々のディスク上にミラーが作成されます。このフラグは、ミラー化、ミラー化ストライプ、およびストライプ化ミラータイプのファイルシステムでのみ有効です。ディスクは同じプール内に存在していなくてもかまいません。 pool - protection が pool に設定されると、個々のプールにミラーが作成されます。このフラグは、ミラー化、ミラー化ストライプ、およびストライプ化ミラータイプのファイルシステムでのみ有効です。十分な領域がない場合、ファイルシステムの作成処理は失敗します。