Veritas Backup Exec 管理者ガイド
- Backup Exec の概要
- インストール
- Agent for Windows のインストールの方法
- Remote Administrator のインストール
- コマンドラインを使用した Backup Exec のインストール (サイレントモード)
- Backup Exec のライセンス契約の情報
- Backup Exec へのアップグレードについて
- はじめに
- バックアップ
- データのバックアップ
- リストア
- Backup Exec カタログの働き
- ジョブの管理と監視
- アラートと通知
- [ホーム]タブでのアクティブアラートとアラート履歴表示の有効化
- アラート通知を受け取る受信者グループの追加
- ジョブが完了したときの通知の送信
- Backup Exec アラートの SNMP トラップ
- ディスクベースとネットワークベースのストレージ
- クラウドベースのストレージデバイス
- 以前のディスクへのバックアップフォルダ
- テープストレージ
- Backup Exec のロボットライブラリ
- ロボットライブラリのパーティションの作成
- テープの管理
- テープメディアのラベル付け
- デフォルトのメディアボルト
- ストレージデバイスプール
- ストレージ操作
- 仮想マシンへの変換
- 構成と設定
- ファイアウォールでの Backup Exec の使用
- DBA 開始ジョブテンプレートの削除
- Backup Exec ログオンアカウント
- レポート
- カスタムレポートの作成
- Backup Exec の標準レポートのリスト
- Backup Exec のトラブルシューティング
- SAN で障害が発生したコンポーネントのトラブルシューティング
- Backup Exec のトラブルシューティングの診断ファイルの生成
- クラスタ環境での Backup Exec の使用
- Backup Exec と Microsoft Cluster Server の構成
- クラスタのディザスタリカバリ
- Simplified Disaster Recovery
- ディザスタリカバリ情報ファイルの代替の格納場所の設定と変更
- Simplified Disaster Recovery ディスクイメージの作成
- Simplified Disaster Recovery を使用した障害からのリカバリ準備
- Simplified Disaster Recovery を使用したコンピュータのリカバリ
- Veritas™ Information Map との統合
- 付録 A. Veritas Backup Exec Agent for Windows
- Backup Exec Agent ユーティリティ for Windows について
- 付録 B. Veritas Backup Exec Deduplication Option
- 重複排除用ディスクストレージの作成またはインポート
- ダイレクトアクセス共有のためのストレージデバイスの選択
- 付録 C. Veritas Backup Exec Agent for VMware
- VMware 仮想マシンのバックアップ
- VMware 仮想マシンのインスタントリカバリについて
- VMware 仮想マシンのリカバリ検証について
- 付録 D. Veritas Backup Exec Agent for Microsoft Hyper-V
- Microsoft Hyper-V 仮想マシンのバックアップ
- Hyper-V 仮想マシンのインスタントリカバリについて
- Hyper-V 仮想マシンのリカバリ検証について
- 付録 E. Veritas Backup Exec Agent for Microsoft SQL Server
- SQL データベースとトランザクションログのバックアップ
- SQL データベースとトランザクションログのリストア
- SQL Server のディザスタリカバリ
- 付録 F. Veritas Backup Exec Agent for Microsoft Exchange Server
- Exchange データのバックアップ
- 付録 G. Veritas Backup Exec Agent for Microsoft SharePoint
- Microsoft SharePoint データのバックアップ
- 付録 H. Veritas Backup Exec Agent for Oracle on Windows or Linux Servers
- Windows コンピュータおよび Linux サーバーでの Oracle Agent の設定
- Windows コンピュータでの Oracle インスタンスの設定
- Windows コンピュータでの Oracle インスタンスの表示
- Backup Exec サーバーの認証クレデンシャルについて
- Oracle データベースのバックアップについて
- Oracle リソースのリストアについて
- 付録 I. Veritas Backup Exec Agent for Enterprise Vault
- Enterprise Vault バックアップジョブのバックアップ方式について
- Enterprise Vault の復元
- Backup Exec Migrator for Enterprise Vault について
- Backup Exec Migrator の設定
- 移行された Enterprise Vault データの取り込みについて
- Partition Recovery Utility について
- 付録 J. Veritas Backup Exec Agent for Microsoft Active Directory
- 付録 K. Veritas Backup Exec Central Admin Server Option
- Central Admin Server Feature のインストールについて
- CAS 通信のしきい値に到達した場合に発生する事項
- CAS でのジョブの委任について
- CAS で Backup Exec サーバープールを使用する方法
- CAS での集中リストアの動作
- 付録 L. Veritas Backup Exec Advanced Disk-based Backup Option
- 付録 M. Veritas Backup Exec NDMP Option
- リストアと NDMP サーバーのリストアデータのリストア先変更について
- NDMP サーバーのプロパティの表示
- NDMP サーバーのストレージプロパティの表示
- 付録 N. Veritas Backup Exec Agent for Linux
- Agent for Linux のインストールについて
- Backup Exec サーバーリストでのリモート Linux コンピュータの信頼の確立について
- Linux コンピュータの設定オプションの編集
- Agent for Linux を使用した Linux コンピュータのバックアップについて
- Linux コンピュータへのデータのリストアについて
- Linux コンピュータのデフォルトのバックアップジョブオプションの編集
- Agent for Linux のアンインストール
- 付録 O. Veritas Backup Exec Remote Media Agent for Linux
- Remote Media Agent for Linux のインストールについて
- Backup Exec サーバーリストでの Remote Media Agent for Linux コンピュータの信頼の確立について
- Remote Media Agent for Linux の Backup Exec オペレータ (beoper) グループについて
- Remote Media Agent for Linux としての Linux サーバーの追加について
- Remote Media Agent for Linux のプロパティの編集
- シミュレートテープライブラリの作成
- シミュレートテープライブラリのプロパティの表示
- 付録 P. Backup Exec のアクセシビリティ
- Backup Exec のキーボードショートカットについて
Simplified Disaster Recovery ディスクイメージの作成
Simplified Disaster Recovery ディスクの作成ウィザードの画面の案内に従って、バックアップしたコンピュータのリカバリに使用する起動用リカバリディスクイメージを作成できます。
Simplified Disaster Recovery ディスクイメージの作成に必要な項目は次のとおりです。
ADK をダウンロードしてインストールするための 5 GB のディスク容量。
必要なファイルとフォルダを格納して ISO イメージを生成するために 1 GB のディスク領域が必要です。
警告:
ネットワーク速度によっては、ADK のダウンロードに数時間かかることがあります。
保護するコンピュータに Simplified Disaster Recovery 対応のバックアップを実行したら、Simplified Disaster Recovery ディスクの作成ウィザードを実行して、Simplified Disaster Recovery ディスクイメージを作成します。Simplified Disaster Recovery 対応バックアップは、バックアッププロパティペインで緑のインジケータで示されています。緑のインジケータは、コンピュータの重要なシステムコンポーネントが選択されていることを示しています。
Simplified Disaster Recovery に対してバックアップが有効なことを確認する方法を参照してください。
ADK がインストールされたら、ADK 内の必須ファイルおよびフォルダを使って ISO 形式の起動用リカバリディスクイメージが作成されます。さらに、サードパーティのイメージ書き込みアプリケーションを使って、CD または DVD にイメージを書き込むことができます。コンピュータのディザスタリカバリを行う場合は、Simplified Disaster Recovery ディスクを使ってコンピュータを起動し、リカバリします。
リカバリディスクを作成するときに、言語とタイムゾーンの選択を追加できます。また、ネットワークドライバおよびストレージドライバを追加するコンピュータも選択できます。新しい OEM ドライバを追加して、リカバリディスクをカスタマイズすることもできます。
メモ:
バックアップを実行する前に Simplified Disaster Recovery ディスクイメージを作成した場合、バックアップしたコンピュータのドライバはリカバリディスクに含まれていません。バックアップしたコンピュータのドライバをリカバリディスクに含める場合は、新しいリカバリディスクを作成する必要があります。その後、既存のリカバリディスクをソースとして指定して、リカバリディスクにドライブを追加するコンピュータを選択できます。
環境によっては、別の方法を使って Simplified Disaster Recovery ディスクイメージを作成できます。
表: Simplified Disaster Recovery ディスクイメージの作成方法
環境 | 方式 |
---|---|
Backup Exec サーバーが Windows Server 2008 R2 以降で実行されている場合 | Backup Exec サーバーが Windows Server 2008 R2 以降で実行されている場合の Simplified Disaster Recovery ディスクイメージの作成を参照してください。 |
Backup Exec サーバーが Windows Server 2008 SP2 で実行されている場合 | Backup Exec サーバーが Windows Server 2008 SP2 で実行されている場合の Simplified Disaster Recovery ディスクイメージの作成を参照してください。 |
Backup Exec サーバーを利用できない場合 | Backup Exec サーバーを利用できない場合の Simplified Disaster Recovery ディスクイメージの作成を参照してください。 |
Simplified Disaster Recovery ディスクイメージを作成する Backup Exec サーバーがインターネットに接続されておらず、ADK もインストールされていない場合 | インターネットに接続されておらず、ADK もインストールされていない Backup Exec サーバーへの Simplified Disaster Recovery ディスクイメージの作成を参照してください。 |
Microsoft Windows Assessment and Deployment Kit (ADK) がこのサーバーにまだインストールされていない場合は、Simplified Disaster Recovery ディスクの作成ウィザードの画面の案内に従って ADK をダウンロードしてインストールします。ADK インストールのデフォルトがあらかじめ選択されています。これらのデフォルトを使用することをお勧めします。
メモ:
Backup Exec は Windows Server 2008 R2 以降で ADK 10 をサポートします。Windows ADK がシステムにインストールされていない場合、[Simplified Disaster Recovery の作成]ウィザードは Windows ADK 10 をダウンロードしてインストールします。
Backup Exec サーバーが Windows Server 2008 R2 以降で実行されている場合に Simplified Disaster Recovery ディスクイメージを作成する方法
- 次のいずれかを実行します。
[バックアップとリストア]タブの[リストア]グループで、[ディザスタリカバリディスクの作成]をクリックします。
[Backup Exec]ボタン > [構成と設定] > [ディザスタリカバリディスクの作成]の順にクリックします。
[ホーム]タブの[Simplified Disaster Recovery]パネルで、[ディザスタリカバリディスクの作成]をクリックします。
[開始]ボタン > [ディザスタリカバリディスクの作成]の順にクリックします。
- Simplified Disaster Recovery ディスクの作成ウィザードの[ようこそ]パネルを確認して、[次へ]をクリックします。
- 次のいずれかを実行します。
Simplified Disaster Recovery ディスクイメージを初めて作成する方法
[新しい Simplified Disaster Recovery ディスクイメージ (.iso) の作成]をクリックします。
既存の Simplified Disaster Recovery ディスク CD または DVD から、あるいはフォルダからネットワークドライバやストレージドライバを選択する方法
次に示す順序で操作を実行します。
[以前の CD や DVD またはフォルダ]をクリックします。
以前のリカバリディスクの場所を入力するか、リカバリディスクから抽出されたファイルが格納されているフォルダのパスを入力します。
既存のイメージ(.iso)ファイルからネットワークドライバおよびストレージドライバを選択する方法
次に示す順序で操作を実行します。
[イメージ (.iso) ファイル]をクリックします。
リカバリイメージファイルの場所を入力します。
- [次へ]をクリックします。
- 次のいずれかを実行します。
ADK がコンピュータにすでにインストールされている場合
Windows ADK 8.1 がすでにインストールされている場合、リカバリディスクウィザードは Windows ADK のバージョンを検出して表示し、ADK 8.1 を使って新しい SDR ディスクを作成できないことを通知します。ユーザーは ADK 10 をダウンロードしてから SDR ディスクを作成できます。
ADK 10 がインストールされている場合、ウィザードはリカバリディスク作成プロセスを続行します。
手順 6 に進みます。
ADK がコンピュータにインストールされていない場合
Windows ADK がシステムにインストールされていない場合、[Simplified Disaster Recovery の作成]ウィザードは Windows ADK 10 をダウンロードしてインストールします。
次に示す順序で操作を実行します。
[次へ]をクリックして、ADK のダウンロードとインストールウィザードに進みます。
ADK ウィザードパネルで[次へ]をクリックして、推奨されたデフォルトを受け入れます。
メモ:
帯域幅によっては、ADK のダウンロードに数時間かかることがあります。
ADK がインストールされたら、[閉じる]をクリックして Simplified Disaster Recovery ディスクの作成ウィザードに進みます。
- コンピュータをリカバリする場合に必要となる起動オプションを指定して、[次へ]をクリックします。
- 次のいずれかを実行します。
SDR バックアップを実行したコンピュータのネットワークドライバおよびストレージドライバを追加する方法
リカバリディスクにドライバを追加するコンピュータを選択して、[次へ]をクリックします。
SDR バックアップを実行したコンピュータで見つかったネットワークドライバおよびストレージドライバのうち、ソースイメージに含まれていないものを追加する方法
次に示す順序で操作を実行します。
[使用するドライバが含まれるコンピュータの選択]パネルで、[次へ]をクリックします。
[含めるドライバ]パネルで、カスタムリカバリディスクに含めるドライバを選択し、[次へ]をクリックします。
OEM メディアからネットワークドライバおよびストレージドライバを追加する方法
次に示す順序で操作を実行します。
[使用するドライバが含まれるコンピュータの選択]パネルで、[次へ]をクリックします。
[含めるドライバ]パネルで[ドライバの追加]をクリックし、メディアの場所に移動して選択し、[開く]をクリックします。
[使用するドライバが含まれるコンピュータの選択]パネルにドライバが表示されたら、[次へ]をクリックします。
- イメージ(.iso)ファイルのボリュームラベルとパスを入力して起動イメージの格納場所を指定し、[次へ]をクリックします。
メモ:
ボリュームラベルに英語以外の文字を使っている場合は、.iso イメージをマウントするときにこれらの文字が正しく表示されません。
メモ:
書き込みを行うイメージは、CD イメージまたは DVD イメージの書き込みアプリケーションがインストールされているコンピュータに格納することをお勧めします。デフォルトの場所は次のとおりです。
C:\Program Files\Veritas\Backup Exec\sdr\CustomSDRImage.iso
- 概略パネルを確認し、[イメージの作成]をクリックします。
- Simplified Disaster Recovery ディスク CD または DVD イメージが作成されたら、[次へ]>[完了]の順にクリックします。
- サードパーティのイメージ書き込みアプリケーションを使って、起動用 ISO 9660 イメージを CD または DVD にイメージを書き込むことができます。
Microsoft Windows Assessment and Deployment Kit(ADK)がこのサーバーにまだインストールされていない場合は、Simplified Disaster Recovery ディスクの作成ウィザードの画面の案内に従って ADK をダウンロードしてインストールします。ADK インストールのデフォルトがあらかじめ選択されています。これらのデフォルトを使用することをお勧めします。
メモ:
Backup Exec は Windows 2008 SP2 で Windows ADK 8.1 をサポートします。Windows ADK が Windows 2008 SP2 システムにインストールされていない場合、[Simplified Disaster Recovery の作成]ウィザードは Windows ADK 8.1 をダウンロードしてインストールします。
Backup Exec サーバーが Windows Server 2008 SP2 で実行されている場合の Simplified Disaster Recovery ディスクイメージの作成方法
- 次のいずれかを実行します。
[バックアップとリストア]タブの[リストア]グループで、[ディザスタリカバリディスクの作成]をクリックします。
[Backup Exec]ボタン > [構成と設定] > [ディザスタリカバリディスクの作成]の順にクリックします。
[ホーム]タブの[Simplified Disaster Recovery]パネルで、[ディザスタリカバリディスクの作成]をクリックします。
[開始]ボタン > [ディザスタリカバリディスクの作成]の順にクリックします。
- Simplified Disaster Recovery ディスクの作成ウィザードの[ようこそ]パネルを確認して、[次へ]をクリックします。
- 次のいずれかを実行します。
Simplified Disaster Recovery ディスクイメージを初めて作成する方法
[新しい Simplified Disaster Recovery ディスクイメージ (.iso) の作成]をクリックします。
既存の Simplified Disaster Recovery ディスク CD または DVD から、あるいはフォルダからネットワークドライバやストレージドライバを選択する方法
次に示す順序で操作を実行します。
[以前の CD や DVD またはフォルダ]をクリックします。
以前のリカバリディスクの場所を入力するか、リカバリディスクから抽出されたファイルが格納されているフォルダのパスを入力します。
既存のイメージ(.iso)ファイルからネットワークドライバおよびストレージドライバを選択する方法
次に示す順序で操作を実行します。
[イメージ (.iso) ファイル]をクリックします。
リカバリイメージファイルの場所を入力します。
- [次へ]をクリックします。
- 次のいずれかを実行します。
ADK がコンピュータにすでにインストールされている場合
Windows ADK 8.0 がすでにインストールされている場合、リカバリディスクウィザードはこの ADK のバージョンを使って新しい SDR を作成できないことを警告します。ただし、リカバリディスクをカスタマイズすることはできます。ウィザードを終了するか、または ADK 8.1 をダウンロードしてディスクをカスタマイズできます。
Windows ADK 8.1 がすでにインストールされている場合、リカバリディスクウィザードは最初に Windows ADK のバージョンについて警告します。ユーザーが続行すると、ウィザードはリカバリディスクの作成プロセスを続行します。
手順 6 に進みます。
ADK がコンピュータにインストールされていない場合
Windows ADK がシステムにインストールされていない場合は、[Simplified Disaster Recovery の作成]ウィザードは Windows ADK 8.1 をダウンロードしてインストールします。
次に示す順序で操作を実行します。
[次へ]をクリックして、ADK のダウンロードとインストールウィザードに進みます。
ADK ウィザードパネルで[次へ]をクリックして、推奨されたデフォルトを受け入れます。
メモ:
帯域幅によっては、ADK のダウンロードに数時間かかることがあります。
ADK がインストールされたら、[閉じる]をクリックして Simplified Disaster Recovery ディスクの作成ウィザードに進みます。
- コンピュータをリカバリする場合に必要となる起動オプションを指定して、[次へ]をクリックします。
- 次のいずれかを実行します。
SDR バックアップを実行したコンピュータのネットワークドライバおよびストレージドライバを追加する方法
リカバリディスクにドライバを追加するコンピュータを選択して、[次へ]をクリックします。
SDR バックアップを実行したコンピュータで見つかったネットワークドライバおよびストレージドライバのうち、ソースイメージに含まれていないものを追加する方法
次に示す順序で操作を実行します。
[使用するドライバが含まれるコンピュータの選択]パネルで、[次へ]をクリックします。
[含めるドライバ]パネルで、カスタムリカバリディスクに含めるドライバを選択し、[次へ]をクリックします。
OEM メディアからネットワークドライバおよびストレージドライバを追加する方法
次に示す順序で操作を実行します。
[使用するドライバが含まれるコンピュータの選択]パネルで、[次へ]をクリックします。
[含めるドライバ]パネルで[ドライバの追加]をクリックし、メディアの場所に移動して選択し、[開く]をクリックします。
[使用するドライバが含まれるコンピュータの選択]パネルにドライバが表示されたら、[次へ]をクリックします。
- イメージ(.iso)ファイルのボリュームラベルとパスを入力して起動イメージの格納場所を指定し、[次へ]をクリックします。
メモ:
ボリュームラベルに英語以外の文字を使っている場合は、.iso イメージをマウントするときにこれらの文字が正しく表示されません。
メモ:
書き込みを行うイメージは、CD イメージまたは DVD イメージの書き込みアプリケーションがインストールされているコンピュータに格納することをお勧めします。デフォルトでは、次の場所に格納されます。
C:\Program Files\Veritas\Backup Exec\sdr\CustomSDRImage.iso
- 概略パネルを確認し、[イメージの作成]をクリックします。
- Simplified Disaster Recovery ディスク CD または DVD イメージが作成されたら、[次へ] > [完了]の順にクリックします。
- サードパーティのイメージ書き込みアプリケーションを使って、起動用 ISO 9660 イメージを CD または DVD にイメージを書き込むことができます。
Microsoft Assessment and Deployment Kit(ADK)のインストールは Windows Server 2008 SP2 以降でのみサポートされています。Backup Exec サーバーが Windows Server 2008 SP2 以降で実行されていない場合、または使用できない場合は、Backup Exec インストールメディアを使って、Simplified Disaster Recovery ディスクの作成ウィザードおよびリモート管理コンソールを Windows Server 2008 SP2 以降が実行されているスタンドアロンサーバーにインストールできます。
Simplified Disaster Recovery ディスクの作成ウィザードの画面に従って、ADK をダウンロードおよびインストールします。ADK インストールのデフォルトがあらかじめ選択されています。これらのデフォルトを使用することをお勧めします。リカバリディスクを作成するには、ウィザードの画面の案内に従ってリモート Backup Exec サーバーに接続します。
Backup Exec サーバーを利用できない場合に Simplified Disaster Recovery ディスクイメージを作成する方法
- Windows Server 2008 SP2 以降が実行されているサーバーに Backup Exec インストールメディアを挿入します。
- インストールメディアのブラウザから、[インストール]をクリックします。
- Simplified Disaster Recovery ディスクの作成ウィザード > [インストール]の順にクリックします。
メモ:
Simplified Disaster Recovery ディスクの作成ウィザードおよび Backup Exec リモート管理コンソールがインストールされます。
- 使用許諾契約に同意して、[次へ]をクリックします。
- デフォルトのインストール場所を受け入れるか、新しい場所を指定して、[次へ]をクリックします。
- デフォルトでは、コンピュータの再起動後に Simplified Disaster Recovery ディスクの作成ウィザードが開始します。デフォルトをオフにした後にこのウィザードを開始するには、[スタート]、[すべてのプログラム]、[Veritas Backup Exec]、[ディザスタリカバリディスクの作成]の順にクリックします。
- [Simplified Disaster Recovery ディスクの作成]ウィザードの[ようこそ]パネルで、[Backup Exec サーバーへの接続]をクリックします。
- Backup Exec サーバーのコンピュータ名または IP アドレスを指定し、クレデンシャルとドメインを入力し、[次へ]をクリックします。
- 次のいずれかを実行します。
Simplified Disaster Recovery ディスクイメージを初めて作成する方法
[新しい Simplified Disaster Recovery ディスクイメージ (.iso) の作成]をクリックします。
既存の Simplified Disaster Recovery ディスク CD または DVD から、あるいはフォルダからネットワークドライバやストレージドライバを選択する方法
次に示す順序で操作を実行します。
[以前の CD や DVD またはフォルダ]をクリックします。
以前のリカバリディスクの場所を入力するか、リカバリディスクから抽出されたファイルが格納されているフォルダのパスを入力します。
既存のイメージ(.iso)ファイルからネットワークドライバおよびストレージドライバを選択する方法
次に示す順序で操作を実行します。
[イメージ (.iso) ファイル]をクリックします。
リカバリイメージファイルの場所を入力します。
- [次へ]をクリックします。
- 次のいずれかを実行します。
ADK がこのコンピュータにすでにインストールされている場合
手順 12 に進みます。
ADK がこのコンピュータにインストールされていない場合
次に示す順序で操作を実行します。
[次へ]をクリックして、ADK のダウンロードとインストールウィザードに進みます。
ADK ウィザードパネルで[次へ]をクリックして、推奨されたデフォルトを受け入れます。
メモ:
ネットワーク速度によっては、ADK のダウンロードに数時間かかることがあります。
ADK がインストールされたら、[閉じる]をクリックして Simplified Disaster Recovery ディスクの作成ウィザードに進みます。
- コンピュータをリカバリする場合に必要となる起動オプションを指定して、[次へ]をクリックします。
- 次のいずれかを実行します。
SDR バックアップを実行したコンピュータのネットワークドライバおよびストレージドライバを追加する方法
リカバリディスクにドライバを追加するコンピュータを選択して、[次へ]をクリックします。
SDR バックアップを実行したコンピュータで見つかったネットワークドライバおよびストレージドライバのうち、ソースイメージに含まれていないものを追加する方法
次に示す順序で操作を実行します。
[使用するドライバが含まれるコンピュータの選択]パネルで、[次へ]をクリックします。
[含めるドライバ]パネルで、カスタムリカバリディスクに含めるドライバを選択し、[次へ]をクリックします。
OEM メディアからネットワークドライバおよびストレージドライバを追加する方法
次に示す順序で操作を実行します。
[使用するドライバが含まれるコンピュータの選択]パネルで、[次へ]をクリックします。
[含めるドライバ]パネルで[ドライバの追加]をクリックし、メディアの場所に移動して選択し、[開く]をクリックします。
[使用するドライバが含まれるコンピュータの選択]パネルにドライバが表示されたら、[次へ]をクリックします。
リストにコンピュータを追加する方法
次に示す順序で操作を実行します。
[DR ファイルの追加]をクリックします。
DR ファイルの場所に移動して選択し、[OK]をクリックします。
[使用するドライバが含まれるコンピュータの選択]画面で、追加したコンピュータを選択し、[次へ]をクリックします。
- イメージ(.iso)ファイルのボリュームラベルとパスを入力して起動イメージの格納場所を指定し、[次へ]をクリックします。
メモ:
書き込みを行うイメージは、CD イメージまたは DVD イメージの書き込みアプリケーションがインストールされているコンピュータ上の場所に格納することをお勧めします。デフォルトでは、次の場所に格納されます。
C:\Program Files\Veritas\Backup Exec\sdr\CustomSDRImage.iso
- 概略パネルを確認し、[イメージの作成]をクリックします。
- Simplified Disaster Recovery ディスク CD または DVD イメージが作成されたら、[次へ] > [完了]の順にクリックします。
- サードパーティのイメージ書き込みアプリケーションを使って、起動用 ISO 9660 イメージを CD または DVD にイメージを書き込むことができます。
インターネットにアクセスできるコンピュータに ADK 実行可能ファイルをダウンロードしてから、ダウンロードしたファイルを ADK のインストール先コンピュータにコピーすることができます。次に、Simplified Disaster Recovery ディスクの作成ウィザードを実行してリカバリディスクを作成できます。
インターネットに接続されておらず、ADK もインストールされていない Backup Exec サーバーに Simplified Disaster Recovery ディスクイメージを作成する方法
- インターネットに接続されたコンピュータで次のリンクをクリックして、adksetup.exe をダウンロードします。
Windows ADK 10 の場合 https://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=526740 (ADK 10.1.14393.0)
Windows ADK 8.1 の場合 http://go.microsoft.com/fwlink/?LinkId=293840 (ADK 8.100.26866.0)
- adksetup.exe を実行します。
- ADK の [場所の指定]パネルで[別のコンピューターにインストールするためにアセスメント & デプロイメント キットをダウンロードします]をクリックして、ADK コンポーネントをインストールする Backup Exec サーバーのパスを入力し、[次へ]をクリックします。
- [はい]または[いいえ]をクリックして Microsoft カスタマエクスペリエンス向上プログラムへの参加について回答し、[次へ]をクリックします。
- [同意する]をクリックして使用許諾契約書に同意し、ADK のダウンロードを開始します。
- ダウンロードが完了したら、adksetup.exe ファイルとインストーラフォルダがコンピュータにダウンロードされていることを検証してます。
- ダウンロードされたファイルおよびフォルダを ADK のインストール先となるコンピュータにコピーします。
メモ:
ADK のインストールは、Windows Server 2008 SP2 以降でのみサポートされます。
- コピーしたフォルダ内の adksetup.exe を開始します。
- ADK の [場所の指定]パネルで[このコンピューターにアセスメント & デプロイメント キットをインストールします]をクリックして、ADK のインストール先のパスを入力し、[次へ]をクリックします。
- [受け入れる]をクリックして、使用許諾契約書の条件に同意します。
- ADK の[インストールを行う機能を選択してください]パネルで[Deployment Tools]および[Windows Preinstallation Environment (Windows PE)] > [インストール]の順にクリックします。
- インストールが完了したら、ADK をインストールする Backup Exec サーバーで次のいずれかを実行します。
[バックアップとリストア]タブの[リストア]グループで、[ディザスタリカバリディスクの作成]をクリックします。
[Backup Exec]ボタン > [構成と設定] > [ディザスタリカバリディスクの作成]の順にクリックします。
[ホーム]タブの[Simplified Disaster Recovery]パネルで、[ディザスタリカバリディスクの作成]をクリックします。
[開始]ボタン > [ディザスタリカバリディスクの作成]の順にクリックします。
- Simplified Disaster Recovery ディスクの作成ウィザードの[ようこそ]パネルを確認して、[次へ]をクリックします。
- 次のいずれかを実行します。
Simplified Disaster Recovery ディスクイメージを初めて作成する方法
[新しい Simplified Disaster Recovery ディスクイメージ (.iso) の作成]をクリックします。
既存の Simplified Disaster Recovery ディスク CD または DVD から、あるいはフォルダからネットワークドライバやストレージドライバを選択する方法
次に示す順序で操作を実行します。
[以前の CD や DVD またはフォルダ]をクリックします。
以前のリカバリディスクの場所を入力するか、リカバリディスクから抽出されたファイルが格納されているフォルダのパスを入力します。
既存のイメージ(.iso)ファイルからネットワークドライバおよびストレージドライバを選択する方法
次に示す順序で操作を実行します。
[イメージ (.iso) ファイル]をクリックします。
リカバリイメージファイルの場所を入力します。
- [次へ]をクリックします。
- コンピュータをリカバリする場合に必要となる起動オプションを指定して、[次へ]をクリックします。
- 次のいずれかを実行します。
SDR バックアップを実行したコンピュータのネットワークドライバおよびストレージドライバを追加する方法
リカバリディスクにドライバを追加するコンピュータを選択して、[次へ]をクリックします。
SDR バックアップを実行したコンピュータで見つかったネットワークドライバおよびストレージドライバのうち、ソースイメージに含まれていないものを追加する方法
次に示す順序で操作を実行します。
[使用するドライバが含まれるコンピュータの選択]パネルで、[次へ]をクリックします。
[含めるドライバ]パネルで、カスタムリカバリディスクに含めるドライバを選択し、[次へ]をクリックします。
OEM メディアからネットワークドライバおよびストレージドライバを追加する方法
次に示す順序で操作を実行します。
[使用するドライバが含まれるコンピュータの選択]パネルで、[次へ]をクリックします。
[含めるドライバ]パネルで[ドライバの追加]をクリックし、メディアの場所に移動して選択し、[開く]をクリックします。
ドライバがパネルで表示されたら、[次へ]をクリックします。
- イメージ(.iso)ファイルのボリュームラベルとパスを入力して起動イメージの格納場所を指定し、[次へ]をクリックします。
メモ:
書き込みを行うイメージは、CD イメージまたは DVD イメージの書き込みアプリケーションがインストールされているコンピュータに格納することをお勧めします。デフォルトの場所は次のとおりです。
C:\Program Files\Veritas\Backup Exec\sdr\CustomSDRImage.iso
- 概略パネルを確認し、[イメージの作成]をクリックします。
- Simplified Disaster Recovery ディスク CD または DVD イメージが作成されたら、[次へ] > [完了]の順にクリックします。
- サードパーティのイメージ書き込みアプリケーションを使って、起動用 ISO 9660 イメージを CD または DVD にイメージを書き込むことができます。