Veritas Backup Exec 管理者ガイド

Agent for Linux をインストールする方法

1. Linux サーバーで、適切なドライブに Backup Exec のインストールメディアを配置します。
2. Linux Agent をインストールするサーバーに root としてログオンします。
3. インストールメディアの次のディレクトリに移動します。

   <Linux>

4. このディレクトリの RALUS_RMALS_<version number>.gz ファイルをローカルコンピュータのディレクトリにコピーします。
5. ファイルを圧縮解除します。

   次に例を示します。

   gunzip RALUS_RMALS_<version number>.gz

6. ファイルを展開します。

   次に例を示します。

   tar -xf RALUS_RMALS_<version number>.tar

7. 次のいずれかを実行します。

   Linux のローカルサーバーに Linux Agent をインストールする方法	installralus スクリプトを開始してください。 次に例を示します。/installralus
   Linux Agent を Linux のローカルサーバーから 1 つ以上の Linux のリモートサーバーにインストールする方法	次に示す順序で操作を実行します。 - SSH スイッチを使用してinstallralus スクリプトを開始します。 次に例を示します。/installralus -usessh Linux サーバーの名前、IP アドレス、または完全修飾ドメイン名を入力します。 メモ: 複数の遠隔 Linux サーバーにエージェントをインストールするためには、各識別子の間にスペースを入れてください。

8. システムの初期確認で、有効な Linux オペレーティングシステムが確認されたら、Enter キーを押します。
9. パッケージのインストールの内容を確認し、次に Enter キーを押します。
10. システムによるインストールの必要条件の確認が完了したら、Enter キーを押します。
11. Enter キーを押すことによって前提条件の確認を始めます。
12. Enter キーを押すことによって NIS サーバーのスキャンを開始します。
13. NIS サーバースキャンの結果を確認し、次のいずれかを実行します。

    NIS サーバーが検出された場合	Linux Agent インストーラは beoper グループを作成できません。Linux Agent のインストールが完了した後、それを手動で作成する必要があります。 次の手順に進みます。
    NIS サーバーが検出されない場合	beoper グループを作成するのにインストーラを使います。 次に示す順序で操作を実行します。 インストーラで beoper グループを作成できるようにするには y を入力します。 利用可能な次のグループ ID を選択するには n を入力します。 beoper グループに root ユーザーアカウントを追加するには y を入力します。 次の手順に進みます。

14. Enter キーを押すことによってインストールを開始します。
15. インストールが完了した後、インストール後の設定および SymSnap ドライバのインストールを開始するために Enter キーを押します。
16. 自動的に Beremote サービスを開始するには Y を押します。サービスを後で開始するには N を押します。
17. 設定の処理が完了した後、次のファイルにインストールログを保存するために Enter キーを押します。

    /var/tmp/vxif/installralussummary file number/installralus.log

18. Linux Agent インストーラが beoper グループを作成しなかった場合は、自分で作成する必要があります。

    Backup Exec オペレータ (beoper) グループの手動作成を参照してください。

19. 必要に応じて Agent for Linux を設定します。

    Agent for Linux の設定についてを参照してください。

20. Beremote サービスが実行されていない場合は、Agent for Linux デーモンを起動します。

    Agent for Linux デーモンの起動を参照してください。