Veritas Backup Exec 管理者ガイド

Veritas™ Information Map を設定するには

1. ［Backup Exec］ボタンをクリックし、［構成と設定］、［Backup Exec の設定］の順に選択します。
2. 左側のペインで、［Veritas Information Map］を選択します。
3. 次の項目を設定します。

   バックアップセット内の項目に関するメタデータを Veritas Information Map に送信	バックアップセット内の項目に関するメタデータを Backup Exec から Veritas Information Map に送信するには、このボックスにチェックマークを付けます。 このボックスのチェックマークをはずすと、Backup Exec は、Veritas Information Map へのバックアップセット内の項目に関するメタデータの送信をすぐに停止します。Information Map へのメタデータの送信を開始する場合、もう一度ボックスにチェックマークを付けます。
   サーバー名	Information Map Agent がインストールされているサーバー名を入力します。
   ポート	Information Map Agent に接続するポート番号を入力します。 Information Map Connector サービス (ConnectorService.exe) が使用するポートを指定します。デフォルトでは、ポート番号 8286 が使用されます。 Information Map Agent のインストール時にポート番号を変更した場合、変更したポート番号を使用します。 使用されるポート番号を確認するには、次に示す順序で操作を実行します。 Information Map Agent がインストールされているパスに移動します (デフォルト)。C:\Program Files\Veritas\InformationMapAgent\connectorFramework\connectorService です。 webService ファイルを Notepad で開き、app.hostPort= を確認します。 このフィールドに記載されているポート番号を使用します。
   ログオンアカウント	Information Map Agent がインストールされているサーバーのログオンアカウントを選択します。 サーバーのログオンアカウントがリストにない場合は、［追加または編集］をクリックしてリストに追加します。 メモ: ログオンアカウントは、エージェントがインストールされているサーバーのローカル管理者グループの一部である必要があります。
   エージェントの状態	Information Map Agent と Backup Exec の登録状態を表示します。

4. ［登録］をクリックします。

   メモ:

   Information Map セットアップ詳細は、接続が正しく登録された場合のみ保存されます。

5. ［信頼関係の確立］ダイアログボックスが表示されます。

   Information Map サーバーとの信頼を確立するには、セキュリティ証明書を検証する必要があります。

6. ［証明書の表示］をクリックして、証明書の公開鍵を Information Map Agent サーバーで使用できる公開鍵と比較します。

   Information Map Agent がインストールされているサーバーの証明書の公開鍵を決定するには、次に示す順序で操作を実行します。

   • Information Map Agent がインストールされているサーバーでコマンドプロンプトを開きます。

   • ディレクトリパスを C:\Program Files\Veritas\InformationMapAgent\bin に切り替えます。

     メモ:

     これは、Information Map Agent がインストールされているデフォルトのパスです。

   • connector_config.exe generate_webserver_crt コマンドを実行します。

     .cert ファイルが生成されます。そのファイルを開き、公開鍵を取得します。この鍵を、［証明書の表示］をクリックしたときに表示される証明書鍵と照合します。

7. 証明書が有効な場合、［はい］をクリックします。

   Backup Exec を Information Map Agent に登録します。登録が成功すると確認メッセージが表示されます。

8. バックアップセットの情報を使用するための、作成後の経過日数を選択します。Backup Exec は、バックアップセットで使用可能な情報を使用して、保護されているサーバーのファイルおよびフォルダの最新メタデータを Information Map Agent に送信します。

   デフォルトでは、45 が選択されています。

   メモ:

   特定のリソースに関して少なくとも 1 回メタデータが Information Map に送信され、その後 Backup Exec は、この設定で構成されている日数内に作成されたそのリソースのバックアップがないことを検出します。Backup Exec は、そのリソースがアクティブに保護されているライブリソースにはもう含まれていないと見なし、そのメタデータは Information Map から削除されます。

9. 共通暗号化キーで暗号化されるバックアップセットのメタデータを Information Map に送信するには、ボックスにチェックマークを付けます。

   メモ:

   所有者専用の制約のある鍵で暗号化されるバックアップセットのメタデータは、Information Map に送信されません。

10. (省略可能) Information Map Agent の詳細を更新するには、必要な設定を編集して［更新］をクリックします。