Veritas Backup Exec 管理者ガイド

CAS のアラートと通知

CAS (Central Admin Server) Feature 環境では、管理対象 Backup Exec サーバーで生成されたアラートは集中管理サーバーに自動的にロールアップされます。集中管理サーバーでアラートを表示するには、各管理対象 Backup Exec サーバーおよび集中管理サーバーでアラートを有効または無効にするようにアラートカテゴリを設定する必要があります。

集中管理サーバーでアクティブアラートに応答してクリアすると、管理対象 Backup Exec サーバーでもアラートはクリアされます。

集中管理サーバーのアラート機能を有効にせずに、管理対象 Backup Exec サーバーの Backup Exec のアラート機能を有効にすると、アラートが生成される管理対象 Backup Exec サーバーにのみアラートが表示され、集中管理サーバーには表示されません。

集中管理サーバーでは、すべての管理対象 Backup Exec サーバーのアラートを表示したり、アラートをフィルタにかけて、特定の管理対象 Backup Exec サーバーまたは Backup Exec サーバープールのアラートのみを表示することができます。

集中管理サーバーまたは管理対象 Backup Exec サーバーで通知を設定できます。 どちらで設定した場合も、委任されたジョブの通知であれば、集中管理サーバーから送信されます。管理対象 Backup Exec サーバーのローカル管理者または集中管理サーバーの管理者、あるいはその両方に通知するように選択できます。

集中管理サーバーでアラートを有効にし、設定してから、管理対象 Backup Exec サーバーにアラート設定をコピーできます。アラート設定のコピー後、管理対象 Backup Exec サーバーで生成されたアラートは、管理対象 Backup Exec サーバーと集中管理サーバーの両方に表示されるようになります。