Veritas Backup Exec 管理者ガイド
- Backup Exec の概要
 - インストール
- Backup Exec のインストール処理とライセンスオプションについて
 - Backup Exec のエディションとライセンスについて
 - Backup Exec のインストール前のチェックリスト
 - Backup Exec のインストールまたはアップグレード前の環境チェックの実行
 - Backup Exec と共にインストールされる Microsoft SQL Server Express Edition のコンポーネント
 - Backup Exec 用システムの必要条件
 - インストールウィザードを使った Backup Exec のインストール
 - ローカル Backup Exec サーバーへの追加のエージェントおよび機能のインストール
 - リモートコンピュータへの Backup Exec のプッシュインストール
 - Agent for Windows のインストールの方法
 - Remote Administrator のインストール
 - コマンドラインを使用した Backup Exec のインストール (サイレントモード)
 - インストールログについて
 - インストール概略レポートの表示
 - Backup Exec の修復
 - Veritas Update を使用した Backup Exec の更新
 - インストールされている更新の表示
 - Backup Exec の更新のアンインストール
 - ライセンス情報の表示
 - Backup Exec のライセンス契約の情報
 - Backup Exec へのアップグレードについて
 - インストール後のタスク
 - Backup Exec のアンインストール
 - コマンドラインを使用した Backup Exec のアンインストール
 - ローカル Backup Exec サーバーからの Backup Exec 機能のアンインストール
 
 - はじめに
 - バックアップ
- Backup Exec で最初のバックアップを準備する方法
 - バックアップジョブで必要なユーザー権限
 - バックアップとリストアタブのサーバーのリストについて
 - [バックアップとリストア]タブのサーバーリストへのバックアップするサーバーの追加
 - [バックアップとリストア]タブのサーバーリストからのサーバーの削除
 - サーバーグループの作成
 - [バックアップとリストア]タブでのサーバーグループの非表示または表示
 - サーバーグループへのサーバーの追加
 - サーバーグループからのサーバーの削除
 - サーバーグループの編集
 - [廃棄したサーバー]サーバーグループへのサーバーの移動
 - 破棄されたサーバーを[すべてのサーバー]サーバーグループに戻す
 - Backup Exec からのサーバーグループの削除
 - データのバックアップ
 - バックアップするデータの選択について
 - バックアップソースをバックアップする順序の変更
 - バックアップからのファイルの除外
 - バックアップジョブのバックアップ選択リストへの特定のファイルの追加
 - 重要なシステムコンポーネントのバックアップについて
 - Backup Exec シャドウコピーコンポーネントファイルシステム
 - Backup Exec でのバックアップ方式
 - バックアップジョブのバックアップ方式の設定
 - Backup Exec でファイルがバックアップ済みかどうかを判断する方法
 - バックアップ後にファイルを自動的に削除するように Backup Exec を設定する
 - バックアップジョブのネットワークオプションの設定
 - 次のスケジュールされたバックアップジョブをスケジュールされた時間より前に実行
 - バックアップ定義の編集
 - バックアップリソースのクレデンシャルのテスト
 - バックアップソースのクレデンシャルを置き換える
 - バックアップソースに新しいクレデンシャルを作成する
 - 破棄または未使用のバックアップソースを[クレデンシャル]ペインから削除する
 - Backup Exec でのジョブのスケジュール設定の動作
 - バックアップジョブのスケジュールへの特定の日付のインクルード
 - 特定の日付でのバックアップジョブの実行の防止
 - すべてのスケジュール済みバックアップジョブのカレンダーでの表示
 - バックアップ定義へのステージの追加
 - ステージの編集
 - バックアップセットまたはジョブ履歴の手動での複製
 - テスト実行ジョブの手動での実行
 - バックアップされたデータの手動検証
 - テープへのダイレクトコピーを使った仮想テープライブラリから物理テープデバイスへのデータのコピー
 
 - リストア
- Backup Exec でのデータのリストア方法
 - リストアするデータの検索
 - サーバー、バックアップセット、バックアップジョブ、ストレージデバイスからのデータのリストア
 - ファイルシステムデータのリストア
 - Microsoft Windows コンピュータの完全なオンラインリストアの実行
 - システム状態のリストア
 - リストア先変更機能を使った既存ドメインへの新しい Windows Server ドメインコントローラのインストール
 - Backup Exec のシャドウコピーコンポーネントのリストア
 - ユーティリティパーティションまたは Unified Extensible Firmware Interface システムパーティションのリストア
 - 暗号化されたデータのリストアについて
 - Backup Exec での NetWare SMS ボリュームバックアップから非 SMS ボリュームへのリストアについて
 - リストアジョブのキャンセル
 - Backup Exec カタログの働き
 - バックアップセットのカタログ登録
 
 - ジョブの管理と監視
 - アラートと通知
- Backup Exec のアラートと通知
 - Backup Exec 内のアラートの表示場所
 - [ホーム]タブでのアクティブアラートとアラート履歴表示の有効化
 - サーバーまたはストレージデバイスのアラート履歴の表示
 - アラート履歴からのアラートの削除
 - ドキュメントまたは電子メールへのアラートテキストのコピー
 - アラートのフィルタ処理
 - アラートのジョブログの表示
 - アクティブアラートへの応答
 - すべての情報アラートの手動での消去
 - アラートの通知の設定
 - アラートの電子メールやテキストメッセージ通知の設定
 - 通知を受け取る受信者の追加
 - アラート通知を受け取る受信者グループの追加
 - 受信者への電子メールまたはテキストメッセージでのアラート通知の無効化
 - 受信者の通知プロパティの編集
 - 受信者の削除
 - アラートカテゴリの設定
 - 特定のアラートカテゴリの通知を受信する受信者の割り当て
 - ジョブが完了したときの通知の送信
 - 特定のアラートカテゴリ通知の無効化
 - デフォルトのアラート設定の設定
 - ポップアップアラートの有効と無効の切り替え
 - Backup Exec アラートの SNMP トラップ
 
 - ディスクベースとネットワークベースのストレージ
 - クラウドベースのストレージデバイス
 - 以前のディスクへのバックアップフォルダ
 - テープストレージ
- テープドライブとロボットライブラリのサポート
 - ホットスワップ対応デバイスウィザードを使ったデバイスの追加または交換
 - Veritas テープデバイスドライバのインストール
 - テープドライブのプロパティの編集
 - テープドライブ統計情報の表示
 - Backup Exec のロボットライブラリ
 - ロボットライブラリのパーティションの作成
 - テープの管理
 - テープメディアのラベル付け
 - Backup Exec での WORM メディアの使用方法
 - デフォルトのメディアボルト
 - 損傷したテープメディアの破棄
 - テープメディアの削除
 - テープまたはディスクカートリッジメディアの消去
 - 暗号化バックアップセットを含むテープまたはディスクカートリッジメディアのカタログ登録について
 - テープメディアをテープセットに関連付ける
 - テープメディアのプロパティの編集
 - テープメディアローテーション戦略
 
 - ストレージデバイスプール
 - ストレージ操作
- ストレージ操作ジョブについて
 - Backup Exec の[ストレージ]タブの概要
 - [ストレージを設定]ウィザードの使用
 - 複数のストレージデバイスの詳細表示
 - スケジュール済みストレージ操作ジョブの完了時に通知を送信する
 - ストレージ操作ジョブのスケジュール
 - ストレージのためのグローバル設定の編集
 - ストレージデバイスの共有
 - ストレージデバイスの削除
 - ストレージデバイスの状態のオンラインへの変更
 - ストレージデバイスの名前変更
 - ストレージデバイスのジョブ、ジョブ履歴、バックアップセットおよびアクティブアラートの表示
 - ストレージデバイスのカタログ登録
 - ストレージデバイスのスキャン
 - ストレージデバイスのインベントリ
 - ストレージデバイスのインベントリとカタログ登録
 - ストレージデバイスの一時停止および一時停止解除
 - ストレージデバイスの有効化と無効化
 - ロボットライブラリの初期化
 - WORM テープとしてのテープのフォーマット
 - テープのリテンション
 - テープドライブのテープのフォーマット
 - ディスクカートリッジまたはテープドライブからのメディアの取り出し
 - ロボットライブラリドライブのクリーニング
 - Backup Exec へのメディアのインポート
 - メディアと期限切れメディアのエクスポート
 - ロボットライブラリの前面ポータルのロックとロック解除
 - Backup Exec のサーバーおよびストレージデバイスの状態
 
 - 仮想マシンへの変換
 - 構成と設定
- バックアップジョブのデフォルト設定の変更
 - バックアップジョブのスケジュール設定
 - バックアップジョブのストレージオプションの設定
 - バックアップジョブの自動テスト実行ジョブの設定
 - バックアップジョブの自動検証操作の設定
 - GRT 対応ジョブのバックアップパフォーマンスを改善するためにインスタント GRT と完全カタログ登録オプションの設定
 - バックアップジョブの Advanced Open File Option の設定
 - 「チェックポイントから再開」機能の設定
 - バックアップジョブのプリコマンド/ポストコマンドの設定
 - バックアップジョブのファイルとフォルダのオプションの設定
 - ルールベースのジョブとすぐに実行するジョブのデフォルトスケジュールオプションの設定
 - すべてのバックアップのバックアップスケジュールから日付を除外
 - 除外される日付のリストからの日付の削除
 - すべてのバックアップから除外される日付のリストの別のサーバーへのエクスポート
 - デフォルトのユーザー設定の変更
 - 複数のサーバーまたはアプリケーションをバックアップするデフォルト設定
 - データベースの保守およびセキュリティの構成
 - Backup Exec データベースの暗号化キーのエクスポート
 - Backup Exec データベースの暗号化キーの更新
 - Backup Exec データベースへの接続のために暗号化を構成
 - ログオンアカウントを確認するための Backup Exec のスケジュール設定
 - バックアップするデータを検出するための Backup Exec の設定
 - Backup Exec のサーバーリストへの検出済みサーバーの追加
 - バックアップネットワーク
 - Backup Exec のネットワークとセキュリティのオプションの変更
 - ファイアウォールでの Backup Exec の使用
 - Backup Exec での暗号化の使用
 - 暗号化キーの管理
 - 暗号化キーの作成
 - 暗号化キーの置換
 - 暗号化キーの削除
 - Granular Recovery Technology
 - デフォルトの Granular Recovery Technology (GRT) オプションの設定
 - DBA 開始ジョブテンプレート
 - DBA 開始ジョブテンプレートの作成
 - DBA 開始ジョブテンプレートの編集
 - DBA 開始ジョブテンプレートの削除
 - Veritas™ Information Map のオプション設定
 - Backup Exec ログオンアカウント
 - Backup Exec サービスの起動および停止
 - サービスアカウントのクレデンシャルの変更
 - Backup Exec サービスの起動オプションの変更
 - 監査ログの設定
 - 監査ログの表示
 - 監査ログからのエントリの削除
 - 監査ログのテキストファイルへの保存
 - 別の Backup Exec サーバーへの構成設定のコピー
 - サーバープロパティの確認
 - デフォルトのバックアップ設定の設定
 
 - レポート
- Backup Exec のレポート
 - レポートを今すぐ実行する
 - レポートのスケジュール設定
 - カスタムレポートの作成
 - レポートの保存
 - Backup Exec レポートビューアからのレポートの印刷
 - 完了したレポートの表示
 - レポートの編集
 - 完了したレポートの再実行
 - レポートの削除
 - 標準レポートとカスタムレポートのデフォルト設定
 - レポートのプロパティの表示
 - Backup Exec の標準レポートのリスト
- [アラート履歴]レポート
 - [Backup Exec サーバーごとのアラート履歴]レポート
 - [監査ログ]レポート
 - [バックアップジョブの成功率]レポート
 - [バックアップの推奨事項]レポート
 - [バックアップの成功率 (リソース別)]レポート
 - [バックアップセット (メディアセット別)]レポート
 - [バックアップサイズ (リソース別)]レポート
 - [クラウドストレージの概略]レポート
 - [デバイスの使用率 (日別)]レポート
 - [重複排除用デバイスの概略]レポート
 - [重複排除の概略]レポート
 - [デバイスの概略]レポート
 - [ディスクストレージの概要]レポート
 - [エラー処理方法]レポート
 - [イベントの受信者]レポート
 - [失敗したバックアップジョブ数]レポート
 - [ジョブの概略]レポート
 - [管理対象 Backup Exec サーバー]レポート
 - [メディア監査]レポート
 - [メディアエラー]レポート
 - [リカバリに必要なメディア]レポート
 - [メディアの概略]レポート
 - [メディアボルト内のメディア]レポート
 - [メディアをボルトに移動]レポート
 - [ジョブ、メディア、アラートの概要]レポート
 - [ジョブの概略 (前日分)]レポート
 - [正常に実行されなかったファイル]レポート
 - [更新されたメディア]レポート
 - リカバリ準備の概略
 - [最近保護されたリソース]レポート
 - [リソースのリスク評価]レポート
 - [リストアセットの詳細 (リソース別)]レポート
 - [ボルト内の利用可能なメディア]レポート
 - [ロボットライブラリのインベントリ]レポート
 - [サーバーの予想負荷]レポート
 - [スクラッチメディアの利用可能予定]レポート
 - [テスト実行の結果]レポート
 
 
 - Backup Exec のトラブルシューティング
- Backup Exec におけるハードウェアに関連する問題のトラブルシューティング
 - アラートとエラーメッセージについてより多くの情報を手に入れる方法
 - Backup Exec におけるバックアップの問題のトラブルシューティング
 - SAN で障害が発生したコンポーネントのトラブルシューティング
 - Backup Exec のパフォーマンスを向上させる方法
 - Veritas Online へのアクセス
 - ベリタスナレッジベースの検索
 - Backup Exec テクニカルサポートへの連絡
 - ベリタスのリモート支援の使用
 - Backup Exec のサポートケースの管理
 - Backup Exec の診断ツールについて
 - Veritas QuickAssist Help Tool の実行
 - Backup Exec のトラブルシューティングの診断ファイルの生成
 - BEGather ユーティリティの実行による Linux サーバーの Backup Exec コンポーネントのトラブルシューティング
 - トラブルシューティングのための Backup Exec の Debug Monitor の使用
 - Backup Exec デバッグツールについて
 
 - クラスタ環境での Backup Exec の使用
- Backup Exec とクラスタについて
 - Microsoft Cluster Server 環境での Backup Exec のクラスタ化の必要条件
 - Microsoft Cluster Server 環境での Backup Exec の動作
 - Microsoft Cluster Server への Backup Exec のインストールの必要条件
 - Microsoft Cluster Server への Backup Exec のインストール
 - Microsoft クラスタ上の Backup Exec のアップグレード
 - Microsoft クラスタへの Backup Exec 追加機能のインストール
 - Microsoft クラスタからの Backup Exec のアンインストール
 - Microsoft Cluster Server 用のストレージデバイスプールの作成
 - フェールオーバーノードの変更
 - Microsoft Cluster Server での新しい集中管理サーバーの指定
 - Backup Exec と Microsoft Cluster Server の構成
 - Microsoft クラスタおよびストレージエリアネットワークとの Central Admin Server Feature の使用
 - Microsoft Cluster Server のバックアップについて
 - Microsoft クラスタへのデータのリストアについて
 - クラスタのディザスタリカバリ
 - Microsoft Cluster Server データファイルのリストア
 - Microsoft クラスタでの Backup Exec のリカバリ
 - 手動での 2 つのクラスタディスクグループの結合およびボリュームの再同期化
 - クラスタのトラブルシューティング
 
 - Simplified Disaster Recovery
- Simplified Disaster Recovery について
 - Simplified Disaster Recoveryを使用するための必要条件
 - Simplified Disaster Recovery で使用するためのコンピュータの準備
 - Simplified Disaster Recovery に対してバックアップが有効なことを確認する方法
 - Simplified Disaster Recovery でディザスタリカバリ情報ファイルを使う方法
 - ディザスタリカバリ情報ファイルの代替の格納場所の設定と変更
 - Simplified Disaster Recovery ディスクイメージの作成
 - Simplified Disaster Recovery を使用した障害からのリカバリ準備
 - Simplified Disaster Recovery を使用したコンピュータのリカバリ
 - このコンピュータをリカバリするウィザードでのディスクの詳細設定
 
 - Veritas™ Information Map との統合
- Veritas™ Information Map について
 - Backup Exec と Veritas™ Information Map の連動方法
 - Veritas™ Information Map との統合の要件
 - Backup Exec と Veritas™ Information Map の統合方法
 - Veritas™ Information Map との統合でサポートされているデータソース
 - Veritas™ Information Map との統合のベストプラクティス
 - Veritas™ Information Map との統合のトラブルシューティングのヒント
 - Veritas™ Information Map との統合の制限
 
 - 付録 A. Veritas Backup Exec Agent for Windows
- Agent for Windows について
 - Agent for Windows の必要条件
 - Agent for Windows の停止と起動
 - Backup Exec サーバーとリモートコンピュータ間の信頼の確立
 - Backup Exec Agent ユーティリティ for Windows について
- Backup Exec Agent ユーティリティの起動
 - Backup Exec Agent ユーティリティでのリモートコンピュータのアクティビティの状態の表示
 - システムトレーからのリモートコンピュータの活動状態の表示
 - リモートコンピュータでの Backup Exec Agent ユーティリティの自動起動
 - リモートコンピュータの更新間隔の設定
 - Agent for Windows の Backup Exec サーバーへの公開について
 - Agent for Windows の公開先 Backup Exec サーバーの追加
 - Agent for Windows の公開先 Backup Exec サーバーの情報の編集
 - Agent for Windows の公開先 Backup Exec サーバーの削除
 - Oracle 操作用のデータベースアクセスの設定
 - Agent for Windows と信頼のある Backup Exec サーバーのセキュリティ証明書の削除
 
 - Backup Exec Agent ユーティリティのコマンドラインアプレットの使用
 - Backup Exec Agent ユーティリティのコマンドラインアプレットのスイッチ
 
 - 付録 B. Veritas Backup Exec Deduplication Option
- Deduplication Feature について
 - Backup Exec エージェントの重複排除の方式
 - Deduplication Feature の必要条件
 - Deduplication Feature のインストール
 - 重複排除用ストレージの古いバージョンから新しいバージョンへの変換
 - OpenStorage デバイスの設定
 - OpenStorage デバイスのプロパティの編集
 - 共有 OpenStorage デバイスに近似している Backup Exec サーバーの指定
 - 重複排除用ディスクストレージの作成またはインポート
 - ダイレクトアクセス共有のためのストレージデバイスの選択
 - 重複排除用ディスクストレージデバイスの場所の変更
 - 複数の Backup Exec サーバー間における重複排除のデバイスの共有
 - クライアント側の重複排除を使用する方法
 - 重複排除バックアップジョブを設定する方法
 - 最適化された複製を使用して OpenStorage デバイス間または重複排除用ディスクストレージデバイス間で重複排除データをコピーする
 - 重複排除データをテープにコピーする
 - 重複排除での暗号化の使用
 - 重複排除用ディスクストレージデバイスまたは重複排除されたデータのリストア
 - 重複排除用ディスクストレージデバイスのディザスタリカバリ
 - OpenStorage デバイスのディザスタリカバリ
 
 - 付録 C. Veritas Backup Exec Agent for VMware
- Agent for VMware について
 - Agent for VMware 使用上の必要条件
 - Windows Server 2016 での Agent for VMware の使用
 - Agent for VMware のインストールについて
 - [バックアップとリストア]タブのサーバーリストへの VMware vCenter サーバーと ESX または ESXi ホストの追加
 - VMware リソースの詳細の表示
 - VMware 仮想マシンへの Agent for Windows のインストール
 - VMware 仮想マシンへの Agent for Windows のプッシュインストール
 - 仮想ベースバックアップとエージェントベースバックアップを使う時期に関する推奨事項
 - VMware 仮想マシンのバックアップ
 - VMware 仮想マシンと VMDK ファイルのリストア
 - VMware 仮想マシンのインスタントリカバリについて
 - Agent for VMware のトラブルシューティング
 - VMware 仮想マシンのリカバリ検証について
 
 - 付録 D. Veritas Backup Exec Agent for Microsoft Hyper-V
- Agent for Microsoft Hyper-V について
 - Agent for Microsoft Hyper-V 使用上の必要条件
 - Agent for Microsoft Hyper-V のインストールについて
 - Agent for Microsoft Hyper-V の使用についての注意事項
 - Agent for Hyper-V によるディスク容量の最適化
 - [バックアップとリストア]タブのサーバーリストへの Hyper-V ホストの追加
 - Hyper-V リソースの詳細の表示
 - Hyper-V 仮想マシンへの Agent for Windows のインストール
 - Hyper-V 仮想マシンへの Agent for Windows のプッシュインストール
 - Microsoft Hyper-V 仮想マシンのバックアップ
 - Microsoft Hyper-V の仮想マシンのリストア
 - Hyper-V 仮想マシンのインスタントリカバリについて
 - Hyper-V 仮想マシンのリカバリ検証について
 
 - 付録 E. Veritas Backup Exec Agent for Microsoft SQL Server
- Agent for Microsoft SQL Server について
 - SQL Agent 使用上の必要条件
 - SQL Agent のインストールについて
 - SQL 用のバックアップ戦略
 - [バックアップとリストア]タブのサーバーリストへの SQL Server の追加
 - 各 SQL バックアップの前に一貫性チェックを実行するための Backup Exec の設定
 - SQL Agent とスナップショットテクノロジの使用
 - SQL Server に対するデータベーススナップショットの使用
 - SQL データベースとトランザクションログのバックアップ
 - SQL データベースとトランザクションログのリストア
 - SQL Server のディザスタリカバリ
 
 - 付録 F. Veritas Backup Exec Agent for Microsoft Exchange Server
- Backup Exec Exchange Agent について
 - Exchange Agent 使用上の必要条件
 - データベースのバックアップとリストアや Granular Recovery Technology 操作を実行できる権限の Exchange Server への付与
 - Exchange Agent のインストールについて
 - [バックアップとリストア]タブのサーバーリストへの Exchange Server とデータベース可用性グループの追加
 - Microsoft Exchange データベース可用性グループ用の優先サーバー設定の管理
 - Exchange の推奨設定
 - Exchange メールボックスにアクセスするための必要条件
 - Exchange 用のバックアップ戦略
 - Granular Recovery Technology による Exchange インフォメーションストアとの連携
 - Exchange Agent を使用したスナップショットおよびオフホストバックアップ
 - Exchange データのバックアップ
 - Exchange データのリストア
 - Exchange Server のディザスタリカバリ
 
 - 付録 G. Veritas Backup Exec Agent for Microsoft SharePoint
- Agent for Microsoft SharePoint について
 - Agent for Microsoft SharePoint のインストールについて
 - Agent for Microsoft SharePoint の必要条件
 - SharePoint Server 2010/2013 および SharePoint Foundation 2010/2013 での Agent for Microsoft SharePoint の使用
 - [バックアップとリストア]タブのサーバーリストへの Microsoft SharePoint サーバーファームの追加
 - Microsoft SharePoint データのバックアップ
 - Microsoft SharePoint データのリストア
 - Microsoft SharePoint Web サーバーと Backup Exec との通信の有効化または無効化
 - SharePoint ファームのプロパティの表示または変更
 - Microsoft SharePoint 2010/2013 データのディザスタリカバリ
 
 - 付録 H. Veritas Backup Exec Agent for Oracle on Windows or Linux Servers
- Backup Exec Oracle Agent について
 - Oracle Agent のインストールについて
 - Windows コンピュータおよび Linux サーバーでの Oracle Agent の設定
- Windows コンピュータでの Oracle インスタンスの設定
 - Windows コンピュータでの Oracle インスタンスの表示
 - Windows コンピュータでの Oracle インスタンスの編集
 - Windows コンピュータでの Oracle インスタンスの削除
 - Windows コンピュータでの Oracle 操作用のデータベースアクセスの有効化
 - Linux サーバーでの Oracle インスタンスの設定
 - Linux サーバーでの Oracle インスタンスの表示
 - Linux サーバーでの Oracle インスタンスの編集
 - Linux サーバーでの Oracle インスタンスの削除
 - Linux サーバーでの Oracle 操作用のデータベースアクセスの有効化
 
 - Backup Exec サーバーの認証クレデンシャルについて
 - Oracle インスタンス情報の変更について
 - Oracle データベースのバックアップについて
 - Oracle リソースのリストアについて
- Oracle の DBA 開始リストアについて
 - Oracle のリストアオプション
 - Oracle データのリストア先の変更について
 - Oracle の拡張リストアオプション
 - Backup Exec を使用した Oracle 12c データベースのリダイレクトリストアの実行
 - 元の Oracle サーバーを使用した Oracle インスタンスおよびデータベースの完全なリカバリの必要条件
 - 元の Oracle サーバーを使用した Oracle インスタンスおよびデータベースの完全なリカバリ
 - 元の Oracle サーバー以外のコンピュータへの Oracle インスタンスまたはデータベースの完全なリカバリの必要条件
 - 元の Oracle サーバー以外のコンピュータへの Oracle インスタンスまたはデータベースの完全なリカバリ
 
 - Backup Exec Agent for Oracle on Windows and Linux Servers に関するベストプラクティス
 
 - 付録 I. Veritas Backup Exec Agent for Enterprise Vault
- Agent for Enterprise Vault について
 - Enterprise Vault Agent の必要条件
 - Enterprise Vault Agent のインストールについて
 - Enterprise Vault バックアップジョブのバックアップ方式について
 - Enterprise Vault コンポーネントのバックアップについて
 - Enterprise Vault データベース、Compliance Accelerator データベースおよび Discovery Accelerator データベースの一貫性チェックについて
 - Enterprise Vault の復元
 - ディレクトリデータベースを保持する新しい SQL Server の名前を使用するための Enterprise Vault の設定
 - Enterprise Vault Agent の推奨事項
 - Backup Exec Migrator for Enterprise Vault について
- Backup Exec Migrator for Enterprise Vault の必要条件
 - Backup Exec Migrator の動作
 - Backup Exec と Backup Exec Migrator でのステージングされた移行の使用について
 - Backup Exec Migrator のイベントについて
 - Backup Exec Migrator のログについて
 - Backup Exec Migrator で移行したファイルの削除について
 - Backup Exec Migrator の設定
 - 移行された Enterprise Vault データの表示について
 - 移行された Enterprise Vault データの取り込みについて
 - Partition Recovery Utility について
 
 - Enterprise Vault のログオンアカウント
 - [Enterprise Vault]のオプション
 
 - 付録 J. Veritas Backup Exec Agent for Microsoft Active Directory
 - 付録 K. Veritas Backup Exec Central Admin Server Option
- Central Admin Server Feature について
 - CAS のインストールの必要条件
 - CAS ストレージとメディアのデータの場所の選択方法
 - Central Admin Server Feature のインストールについて
 - 既存の CAS のアップグレード
 - Backup Exec サーバーから集中管理サーバーへの変更
 - Backup Exec サーバーの管理対象 Backup Exec サーバーへの変更
 - CAS 環境から管理対象 Backup Exec サーバーを削除する
 - 集中管理サーバーの名前の変更
 - 管理対象 Backup Exec サーバーの名前の変更
 - CAS におけるネットワークトラフィックを軽減する方法
 - CAS の分散カタログ、集中カタログ、複製カタログの場所
 - 管理対象 Backup Exec サーバーの設定の変更
 - CAS 通信のしきい値に到達した場合に発生する事項
 - CAS のアラートと通知
 - 管理対象 Backup Exec サーバーでの利用可能なネットワークインターフェースカードの使用
 - CAS でのジョブの委任について
 - CAS 環境でのストレージデバイスの追加について
 - CAS 環境でのデータライフサイクル管理 (DLM) の動作
 - 管理対象 Backup Exec サーバーのメディア監査情報の取得
 - CAS で Backup Exec サーバープールを使用する方法
 - CAS での集中リストアの動作
 - CAS での失敗ジョブのリカバリについて
 - 管理対象 Backup Exec サーバーの一時停止または再開
 - 管理対象 Backup Exec サーバーの Backup Exec サービスの停止または起動
 - 管理対象 Backup Exec サーバーのプロパティの表示
 - 集中管理サーバー設定の表示
 - CAS のディザスタリカバリ
 - CAS のトラブルシューティング
 - CAS 操作用の Backup Exec ユーティリティの実行
 - 集中管理サーバーからの Backup Exec のアンインストール
 - 管理対象 Backup Exec サーバーからの Backup Exec のアンインストール
 
 - 付録 L. Veritas Backup Exec Advanced Disk-based Backup Option
- Advanced Disk-based Backup Feature について
 - 完全バックアップを繰り返す代わりに合成バックアップを使用する方法
 - Advanced Disk-based Backup Feature のデフォルトバックアップオプションの設定
 - 合成バックアップの TIR (True Image Restore) について
 - オフホストバックアップを使って Backup Exec サーバーでリモートコンピュータバックアップを処理する方法
 - バックアップジョブのオフホストバックアップオプションの設定
 - オフホストバックアップに関するベストプラクティス
 - オフホストバックアップのトラブルシューティング
 - ハードウェアプロバイダに関連するオフホストバックアップの問題
 
 - 付録 M. Veritas Backup Exec NDMP Option
- NDMP Feature の機能
 - NDMP Feature の使用上の必要条件
 - NDMP Feature のインストールについて
 - Backup Exec への NDMP サーバーの追加
 - 複数の Backup Exec サーバー間での NDMP サーバーのテープドライブの共有
 - NDMP サーバーの NDMP バックアップオプション
 - NDMP サーバーのバックアップ選択項目
 - NDMP サーバーバックアップからファイルとディレクトリを除外するためのパターンの使用方法
 - NDMP サーバーからデータを複製するためにサポートされる構成
 - リストアと NDMP サーバーのリストアデータのリストア先変更について
 - NDMP Feature のデフォルトバックアップオプションの設定
 - NDMP サーバーのプロパティの表示
 - NDMP サーバーのストレージプロパティの表示
 
 - 付録 N. Veritas Backup Exec Agent for Linux
- Agent for Linux について
 - 開いているファイルと Agent for Linux について
 - Agent for Linux の必要条件
 - Agent for Linux のインストールについて
 - Backup Exec サーバーリストでのリモート Linux コンピュータの信頼の確立について
 - Agent for Linux が情報を公開できる Backup Exec サーバーの追加
 - Agent for Linux の設定について
 - Linux コンピュータのすべてのバックアップジョブからのファイルとディレクトリの除外
 - Linux コンピュータの設定オプションの編集
 - Agent for Linux を使用した Linux コンピュータのバックアップについて
 - Linux コンピュータへのデータのリストアについて
 - Linux コンピュータのデフォルトのバックアップジョブオプションの編集
 - Agent for Linux のアンインストール
 - Agent for Linux デーモンの起動
 - Agent for Linux デーモンの停止
 - Agent for Linux のトラブルシューティング
 
 - 付録 O. Veritas Backup Exec Remote Media Agent for Linux
- Remote Media Agent for Linux について
 - Remote Media Agent for Linux の動作
 - Remote Media Agent for Linux の必要条件
 - オープンファイルと Remote Media Agent for Linux について
 - Remote Media Agent for Linux のインストールについて
 - Remote Media Agent for Linux のアンインストール
 - Remote Media Agent for Linux デーモンの起動
 - Remote Media Agent for Linux デーモンの停止
 - Backup Exec サーバーリストでの Remote Media Agent for Linux コンピュータの信頼の確立について
 - Remote Media Agent for Linux の公開先 Backup Exec サーバーの追加
 - シミュレートテープライブラリのファイルの検索
 - Remote Media Agent for Linux の Backup Exec オペレータ (beoper) グループについて
 - Remote Media Agent for Linux としての Linux サーバーの追加について
 - Backup Exec サーバーと Remote Media Agent for Linux 間の通信用ポートの変更
 - Remote Media Agent for Linux に接続されたデバイスのためのストレージデバイスプールの作成について
 - Remote Media Agent for Linux のプロパティの編集
 - Backup Exec のサーバーリストからの Remote Media Agent for Linux の削除
 - 複数の Backup Exec サーバー間での Remote Media Agent for Linux の共有
 - Remote Media Agent for Linux を使用したデータのバックアップについて
 - Remote Media Agent for Linux を使用したデータのリストアについて
 - Tape Library Simulator Utility について
 - シミュレートテープライブラリの作成
 - シミュレートテープライブラリのプロパティの表示
 - シミュレートテープライブラリの削除
 - コマンドラインからのシミュレートテープライブラリの管理
 - Tape Library Simulator Utility 用のコマンドラインスイッチ
 - Remote Media Agent for Linux のトラブルシューティング
 
 - 付録 P. Backup Exec のアクセシビリティ
- アクセシビリティと Backup Exec について
 - Backup Exec のキーボードショートカットについて
 - Backup Exec のリストボックスのナビゲーション
 - Backup Exec のタブ付きダイアログボックスのナビゲーション
 - アクセシビリティオプションの設定について
 
 - 用語集
 
SQL データベースとトランザクションログのバックアップ
Backup Exec には、データベースのバックアップ方式として、完全、差分、完全コピーのみの 3 種類が用意されています。完全バックアップ方式では、すべてのシステムテーブルを含む、データベース全体がバックアップされます。差分バックアップ方式では、最後の完全バックアップ以降にデータベースまたはファイルグループに加えられた変更内容のみがバックアップされます。 コピー方式は、完全バックアップ方式と同様に実行されますが、今後の差分バックアップまたはログバックアップには影響を与えません。
差分バックアップは完全バックアップよりもサイズが小さく高速なため、完全バックアップよりも頻繁に実行することができます。 差分バックアップでリストアできるのは差分バックアップを作成した時点までであるため、次の差分バックアップの作成までに、複数のログバックアップを作成しておく必要があります。 トランザクションログのバックアップを使用すると、データベースを障害の発生した時点にリカバリすることができます。
次の完全バックアップまでのデータの変更量が比較的少ない場合または同じデータが繰り返し変更される場合には、差分バックアップを使用することを検討します。 シンプル復旧モデルを使用しているため、バックアップを頻繁に実行する必要があるにもかかわらず、完全バックアップを短周期で行う時間がない場合にも差分バックアップを効果的に使用することができます。 フルまたは一括ログ記録復旧モデルを使用している場合は、差分バックアップを使用して、データベースのリストア時に、ログバックアップによるロールフォワードに費やされる時間を短縮することができます。
データベースとログのバックアップの組み合わせではなくデータベースバックアップのみを実行する場合は、データベースにシンプル復旧モデルを使用し、データベース内にチェックポイントが発生したときに、トランザクションログを自動的に切り捨てます。 これにより、トランザクションログが一杯になるのを防ぐことができます。他の復旧モデルでは、データベースのバックアップ後のログのクリアは行われません。
シンプル復旧モデルでは、トランザクションのコピーがログファイルに保存されないため、トランザクションログによるバックアップは実行できません。
トランザクションログのバックアップを行わない場合は、データベースを最後のバックアップの時点にリカバリすることはできますが、障害の発生した時点または特定の時点にリストアすることはできません。
システムデータベースは、完全バックアップ方式でのみバックアップできます。ログバックアップ方式または差分バックアップ方式では master データベースをバックアップできません。
メモ:
Remote Media Agent for Linux Servers がインストールされているコンピュータに接続するストレージにはデータベースをバックアップできません。
SQL Agent はミラー化された SQL データベースの設定をサポートしますが、Microsoft は次のように SQL データベースのミラー化を制限します。
ミラー化された SQL データベースをバックアップしたりリストアしたりすることはできません。 ミラー化されたデータベースのバックアップまたはリストアを試行すればバックアップジョブまたはリストアジョブは失敗します。
ミラー化を設定する間、プライマリ SQL データベースをリストアできません。 プライマリ SQL データベースをリストアするには、プライマリデータベースのデータベースミラー化を停止する必要があります。
バックアップジョブによってデータベースがリカバリ不能な状態にならない場合にのみプライマリ SQL データベースとトランザクションログをバックアップできます。
すべての SQL のバックアップジョブについて、バックアップジョブのデフォルトオプションを設定できます。バックアップジョブを作成すると、各ジョブで個別にオプションを変更しない限り、そのジョブではデフォルトのオプションが使用されます。
バックアップ対象として SQL データが含まれるボリュームを選択すると、SQL Agent は、ボリュームレベルのバックアップに含めることができない SQL データを判断します。 たとえば、.MDF ファイルおよび .LDF ファイルは、SQL システムによる排他的な使用のためにオープンされるため、バックアップすることはできません。これらのファイルは、アクティブファイルの除外と呼ばれる機能によって、自動的にバックアップ対象から除外されます。 スナップショット以外のバックアップ中にこのファイルの除外が発生しなかった場合、これらのファイルは使用中とみなされてスキップしたものと扱われます。 スナップショットバックアップ中にこのファイルの除外が発生しなかった場合、ファイルは一貫性がとれていない状態でバックアップされ、リストアの問題が発生する可能性があります。
ボリュームレベルのバックアップに SQL データを含めることはお勧めできませんが、必要な場合には、まずバックアップするデータベースのマウントを解除する必要があります。その後、バックアップジョブを実行します。
データベースをバックアップする前に、SQL クラスタ用のリソースコンテナを手動で追加する必要がある場合があります。
リソースコンテナを追加するには、クラスタの物理ノードに Agent for Windows をインストールします。 仮想 SQL サーバーのリソースコンテナが自動的に検出されない場合は、[サーバーの追加]ウィザードを使用して、SQL 仮想クラスタノードの仮想リソースコンテナを追加します。 サーバーの追加ウィザードを実行するとき、Agent for Windows をアップグレードするオプションのチェックマークは外してください。物理ノードにすでにインストールされているためです。 次に、追加した仮想リソースコンテナからバックアップ選択項目を作成します。
ログバックアップの実行時には、Backup Exec のみを使用してログトランザクションバックアップを実行する必要があります。
Backup Exec には、トランザクションログのバックアップ方式として、[ログ - トランザクションログをバックアップする]および[ログを切り捨てない]が用意されています。
[ログを切り捨てない]方式は、データベースが損傷しているか、消失したファイルがある場合にのみ使用します。この方式では、データベースがこの状態にあってアクセスできないときでも、トランザクションをバックアップすることができます。このトランザクションログのバックアップを、最新のデータベースバックアップや以前に実行したトランザクションログのバックアップとともに使用して、障害が発生する直前の時点にデータベースをリストアすることができます。ただし、コミットの済んでいないトランザクションはロールバックされます。[ログを切り捨てない]方式では、ログのバックアップ後のコミット済みトランザクションの削除は行われません。
[ログを切り捨てない]方式で作成したバックアップを使用してデータベースをリストアするには、[ログを切り捨てない]方式のバックアップ作成以前に作成したデータベースのバックアップが必要です。トランザクションログにはリストアプロセスで使用するログファイルしか含まれていないため、データベースを完全にリストアするには、このログファイルだけでは不十分です。データベースをリストアするには、少なくとも 1 つのデータベースバックアップと、データベースのログバックアップが必要です。
注意:
SQL データベースでシンプル復旧モデルを使用している場合は、どちらの方式のログバックアップも実行しないでください。シンプル復旧モデルを使用してデータをリカバリできるのは、最新の完全または差分バックアップの作成時点までです。単純リカバリ完了状態を使用してデータベースのログバックアップを実行した場合、そのバックアップは例外処理ありで完了します。
データベースのプロパティをチェックするには、SQL Server のデータベース管理ツールで、データベースを右クリックし、[プロパティ]をクリックして[オプション]タブをクリックし、設定情報を表示します。
SQL データベースとトランザクションログをバックアップする方法
- [バックアップとリストア]タブで SQL Server を右クリックしてから、選択を右クリックします。
複数のサーバーを選択するには、Shift キーまたは Ctrl キーを押しながらサーバー名をクリックし、選択したいずれかのサーバーを右クリックします。
 - [バックアップ]を選択し、実行するバックアップの種類を選択します。
 - [バックアップ定義のプロパティ]ダイアログボックスの[選択リスト]ボックスで、[編集]をクリックします。
 - [バックアップ選択リスト]ダイアログボックスで、バックアップするリソースのチェックボックスにチェックマークを付けて、バックアップしないリソースのチェックボックスのチェックマークをはずします。
メモ:
バックアップする SQL データベースは、[参照]タブで選択できます。[バックアップ選択リスト]ダイアログボックスの右ペインには、選択項目の名前、サイズ、種類、変更日時、および属性を表示できます。属性はデータベースの状態を提供するので、問題がある場合は、バックアップジョブを実行する前に解決できます。[選択の詳細]タブを使用して、特定のファイルまたは特定の種類のファイルを含めるか、または除外することができます。
 - [OK]をクリックします。
 - [バックアップ定義のプロパティ]ダイアログボックスの[バックアップ]ボックスで、[編集]をクリックします。
 - [バックアップオプション]ダイアログボックスで、このジョブのスケジュールを選択します。
 - [バックアップオプション]ダイアログボックスで、このジョブのストレージデバイスを選択します。
 - [バックアップオプション]ダイアログボックスの左側のペインで、[Microsoft SQL]を選択します。
 - 以下のオプションをこのジョブに設定します。
バックアップ方式
このジョブに使用する次のバックアップ方式のうちいずれかを選択します。
完全 - データベースをバックアップ
このオプションではデータベース全体がバックアップされます。デフォルトでは、このオプションが選択されています。
完全コピー - データベースをバックアップ (コピー)
このオプションは今後の差分バックアップまたはログバックアップに影響することなくデータベース全体をバックアップします。
完全バックアップ方式とは異なり、完全コピーバックアップ方式では、SQL 差分ベースラインはリセットされません。このベースラインは、最後の完全バックアップ以降に変更されたデータベースブロックを識別するために使用されます。
完全バックアップの作成後に、完全コピーバックアップ方式を使用して、今後の差分バックアップの実行に必要なベースラインバックアップセットに影響することなく SQL データベースのコピーを作成できます。
バックアップ方式
このジョブに使用する次の SQL 固有バックアップ方式のうちいずれかを指定します。
完全 - データベースをバックアップ
このオプションではデータベース全体がバックアップされます。デフォルトでは、このオプションが選択されています。
完全コピー - データベースをバックアップ (コピー)
このオプションは今後の差分バックアップまたはログバックアップに影響することなくデータベース全体をバックアップします。
完全バックアップ方式とは異なり、完全コピーバックアップ方式では、SQL 差分ベースラインはリセットされません。このベースラインは、最後の完全バックアップ以降に変更されたデータベースブロックを識別するために使用されます。
完全バックアップの作成後に、完全コピーバックアップ方式を使用して、今後の差分バックアップの実行に必要なベースラインバックアップセットに影響することなく SQL データベースのコピーを作成できます。
自動 - 有効にするとトランザクションログがバックアップされ、次に、最後の完全または増分バックアップ以降のデータベースの変更をバックアップします。
このオプションを使用すると、ログバックアップをサポートしていないデータベースがある場合にも、SQL インスタンス全体をバックアップできます。すべてのデータベースは、増分(ブロックレベル)バックアップ方式を使用してバックアップされます。さらに、ログバックアップをサポートするデータベースは、ログバックアップ方式を使用してバックアップされます。
メモ:
スナップショットが有効になっていない場合は、増分(ブロックレベル)バックアップ方式は実行できないので、差分バックアップ方式が使用されます。
ログ - トランザクションログをバックアップして切り捨てる
このオプションでは、トランザクションログに含まれているデータのみがバックアップされます。データベースのデータはバックアップされません。 トランザクションログのバックアップ後に、コミット済みのトランザクションの削除 (切り捨て) が行われます。
データベースが SQL Server シンプル復旧モデル用に設定されていれば、ログバックアップはサポートされません。復旧モデルを変更するには、復旧モデルをフル (完全) に設定するために SQL 管理ツールを使ってください。 ログバックアップが動作する前に復旧モデルを変更した場合は、新しい完全バックアップを実行する必要があります。
また、完全バックアップのみを実行するか、または SQL データベースの完全バックアップと差分バックアップを実行できます。
ログ (切り捨てなし) - トランザクションログを切り捨てずにバックアップ
このオプションでは、データベースが損傷しているか、消失したファイルがある場合に、データベースがバックアップされます。 [ログを切り捨てない]バックアップ方式ではデータベースにアクセスしないため、データベースがこの状態にあってアクセスできないときでも、トランザクションをバックアップできます。このトランザクションログのバックアップを、データベースバックアップや以前に実行したトランザクションログのバックアップとともに使用して、障害が発生する直前の時点にデータベースをリストアすることができます。ただし、コミットの済んでいないトランザクションはロールバックされます。 [ログを切り捨てない]バックアップ方式では、ログのバックアップ後のコミット済みトランザクションの削除は行われません。
差分 - 最後の完全バックアップ以降のデータベースの変更をバックアップ
このオプションでは、最後の完全バックアップ以降にデータベースまたはファイルグループに加えられた変更内容のみがバックアップされます。 差分バックアップでリストアできるのは差分バックアップを作成した時点までであるため、次の差分バックアップの作成までに、複数のログバックアップを作成しておく必要があります。
差分 (ブロックレベル) - 前回の完全バックアップ以降にデータベースに加えられた変更のバックアップ - 仮想マシンに変換ジョブで使用
このオプションでは、最後の完全バックアップ以降に作成または変更されたすべてのデータブロックとログがバックアップされます。
増分 (ブロックレベル) - 前回の完全または増分バックアップ以降のデータベースの変更をバックアップ - 仮想マシンに変換ジョブで使用
このオプションでは、最後の完全バックアップまたは増分バックアップ以降に作成または変更されたすべてのデータブロックとログがバックアップされます。
データベースのスナップショット - データベースの特定時点の読み取り専用コピー
このオプションは、別のデータベースの読み取り専用のポイントインタイムコピーを作成します。
SQL Server に対するデータベーススナップショットの使用を参照してください。
メモ:
自動、差分 (ブロックレベル)、増分 (ブロックレベル) のいずれかのバックアップ方式を使っている場合に、SQL の差分または増分バックアップは仮想環境への変換でのみサポートされます。
さらに、これまでにデータベースで完全バックアップが実行されていない場合に自動またはログのバックアップ方式を選択すると、Backup Exec は完全バックアップを実行します。完全バックアップは、次のいずれかの条件でも実行されます。
新しいデータベースが追加またはリストアされる場合。
Backup Exec が最後の完全バックアップを実行しなかった場合。
完全バックアップの代わりに、データベースに対して完全コピーバックアップおよび増分バックアップのみが実行された場合。
バックアップジョブのバックアップ方式の設定を参照してください。
バックアップ前の一貫性チェック
バックアップ前に実行する一貫性チェックを、次のいずれかから選択します。
なし:
このオプションはバックアップの前に一貫性チェックを実行しません。 バックアップの前または後に、常に一貫性チェックを実行することをお勧めします。
インデックスを含まない完全チェック:
このオプションは一貫性チェックからインデックスを除外します。 インデックスをチェックしないと、一貫性チェックに要する時間を大幅に短縮できますが、チェックの完全度は低下します。
インデックスを含む完全チェック:
このオプションは一貫性チェックにインデックスを含めます。 発生したエラーはログに記録されます。
物理チェックのみ:
このオプションは、オーバーヘッドの少ないデータベースの物理的な一貫性をチェックします。 このオプションはページの物理的構造の一貫性のみをチェックします。デフォルトでは、このオプションが選択されています。
一貫性チェックに失敗した場合もバックアップを続行する
一貫性チェックに失敗した場合もバックアップ処理を続行する場合に選択します。現在の状態のデータベースのバックアップでもデータベースのバックアップが存在しないよりはよいと考えられる場合、または大規模のデータベースで問題は小さく、テーブルにあると考えられる場合には、一貫性チェックに失敗した場合もバックアップを続行することができます。
バックアップ後に実行する一貫性チェックを選択します。 データベーストランザクションは、バックアップの実行前で、一貫性チェックの実行中または実行後に発生することがあるので、バックアップ後に一貫性チェックを実行し、バックアップ時にデータが一貫していたことを確認することを考慮してください。
次のオプションを利用できます。
なし:
このオプションはバックアップ完了後に一貫性チェックを実行しません。 バックアップを実行した後、一貫性チェックを常に行うことをお勧めします。デフォルトでは、このオプションが選択されています。
インデックスを含まない完全チェック:
このオプションは一貫性チェックからインデックスを除外します。 インデックスをチェックしないと、一貫性チェックに要する時間を大幅に短縮できますが、チェックの完全度は低下します。
インデックスを含む完全チェック:
このオプションは一貫性チェックにインデックスを含めます。 発生したエラーはログに記録されます。
物理チェックのみ:
このオプションは、オーバーヘッドの少ないデータベースの物理的な一貫性をチェックします。 このオプションはページの物理的構造の一貫性のみをチェックします。デフォルトでは、このオプションが選択されています。
バックアップでチェックサムを使用する (SQL 2005 以降)
Backup Exec を使用してバックアップされる SQL データベースのデータにチェックサムを追加することを選択します。リストアオプション[検証のみ実行し、データをリストアしない]を使用する場合には、バックアップされるデータにチェックサムを追加する必要があります。このオプションと[検証のみ実行し、データをリストアしない]オプションを使用すると、SQL データベースのリストア時に、SQL の検証済みバックアップをリストアに使用できます。
ディスク上に SQL バックアップのコピーを作成して、データベースが存在する SQL Server に格納する
バックアップする SQL データベースのコピーをディスク上に作成することを選択します。 このオプションを使用すると、SQL データベースをストレージメディアにバックアップすると同時に[保存先パス]オプションで指定したディスクパスにデータベースのコピーが書き込まれます。
このオプションによって、IT 管理者が SQL データベースをバックアップするときに、データベースのコピーがディスク上に作成され、データベース管理者はこれらのコピーをテストやリストアなどに使用できます。
メモ:
このオプションはスナップショットテクノロジをサポートしません。
保存先パス
ディスク上に SQL バックアップのコピーを保存するパスを指定します。
SQL Server 2008 Enterprise Edition のソフトウェア圧縮
このバックアップジョブに使用する圧縮設定を選択します。
なし:
圧縮を使いません。
圧縮:
インストールされている SQL Server インスタンスでサポートされている場合、SQL Server 2008 以降の圧縮を使用します。
SQL は、SQL Server 2008 Enterprise Edition 以降がインストールされているコンピュータのデータを圧縮します。 したがって、SQL 圧縮を使用すると、より高速な SQL Server 2008 以降のバックアップが実行されます。
互換性があるオペレーティングシステム、プラットフォーム、アプリケーションおよびサポートされているサービスパックのリストは、次の URL で参照できます。
https://www.veritas.com/support/ja_JP/article.000017788
Backup Exec 主導のソフトウェア圧縮も使うバックアップジョブでは、SQL Server 2008 以降のソフトウェア圧縮を使わないことをお勧めします。Backup Exec 圧縮を有効にすると、最小限の利点が追加されます。実際、両方の圧縮スキームを使用するジョブでは、バックアップ時間が増加する場合があります。
SQL Server 2008 以降のデータを含むバックアップジョブで Advanced Open File Option を使用する場合、SQL Server 2008 以降のソフトウェア圧縮は使用されません。
メモ:
データを重複排除するバックアップジョブにはこのオプションを使えません。
1 回限りのバックアップで次のいずれかの方式を指定します。
完全 - データベースをバックアップ
このオプションではデータベース全体がバックアップされます。デフォルトでは、このオプションが選択されています。
SQL データベースとトランザクションログのバックアップを参照してください。
完全コピー - データベースをバックアップ (コピー)
このオプションは今後の差分バックアップまたはログバックアップに影響することなくデータベース全体をバックアップします。
完全バックアップ方式とは異なり、完全コピーバックアップ方式では、SQL 差分ベースラインはリセットされません。このベースラインは、最後の完全バックアップ以降に変更されたデータベースブロックを識別するために使用されます。
完全バックアップの作成後に、完全コピーバックアップ方式を使用して、今後の差分バックアップの実行に必要なベースラインバックアップセットに影響することなく SQL データベースのコピーを作成できます。
データベースのスナップショット - 別のデータベースの特定時点の読み取り専用コピー
このオプションは、別のデータベースの読み取り専用のポイントインタイムコピーを作成します。
SQL Server に対するデータベーススナップショットの使用を参照してください。
ログ (切り捨てなし) - トランザクションログを切り捨てずにバックアップ
このオプションでは、データベースが損傷しているか、消失したデータベースファイルがある場合に、データベースがバックアップされます。この[ログを切り捨てない]バックアップ方式ではデータベースにアクセスしないため、データベースがこの状態にあってアクセスできないときでも、トランザクションをバックアップできます。このトランザクションログのバックアップを、データベースバックアップや以前に実行したトランザクションログのバックアップとともに使用して、障害が発生する直前の時点にデータベースをリストアすることができます。ただし、コミットの済んでいないトランザクションはロールバックされます。 [ログを切り捨てない]バックアップ方式では、ログのバックアップ後のコミット済みトランザクションの削除は行われません。
ログ - トランザクションログをバックアップして切り捨てる
このオプションでは、トランザクションログに含まれているデータのみがバックアップされます。データベースのデータはバックアップされません。 トランザクションログのバックアップ後に、コミット済みのトランザクションの削除 (切り捨て) が行われます。
データベースが SQL Server シンプル復旧モデル用に設定されていれば、ログバックアップはサポートされません。復旧モデルを変更するには、復旧モデルをフル (完全) に設定するために SQL 管理ツールを使ってください。 ログバックアップが動作する前に復旧モデルを変更した場合は、新しい完全バックアップを実行する必要があります。
また、完全バックアップのみを実行するか、または SQL データベースの完全バックアップと差分バックアップを実行できます。
警告:
データライフサイクル管理(DLM)は、1 回限りのバックアップジョブで作成されたすべての期限切れバックアップセットを削除します。DLM は、バックアップセットが 1 回限りのバックアップジョブで作成されたものである場合、保持日付の期限が切れた後、最新のバックアップを保持しません。 バックアップセットの自動削除を防止するには、特定のバックアップセットを手動で保持するか、バックアップセットの有効期限を変更することができます。
データライフサイクル管理(DLM)でディスクベースのストレージの期限切れバックアップセットを削除する方法を参照してください。
 - [バックアップオプション]ダイアログボックスの左側のペインで、このジョブに設定するオプション設定をクリックします。
 - [OK]をクリックします。
 - [バックアップ定義のプロパティ]ダイアログボックスで、[OK]をクリックします。
 
バックアップ定義へのステージの追加を参照してください。
バックアップ定義の編集を参照してください。
バックアップジョブのデフォルト設定の変更を参照してください。