Veritas Backup Exec 管理者ガイド

Information Map と統合するには

1. テナントがある Information Map 配備を準備します。Information Map にテナントをプロビジョニングする方法については、Veritas にお問い合わせください。詳しくは、Information Map のマニュアルを参照してください。

   http://veritashelpsupport.com/Welcome?locale=EN_US&context=INFOMAP1.0

2. Information Map Agent をインストールして設定します。

   Information Map Agent をインストールするためのシステム要件を参照してください。

   Information Map Agent をインストールするときにポート番号を必ず書き留めます。Backup Exec で Information Map の設定を構成するときに、同じポート番号を使用できます。

   Information Map Agent をインストールするときに、［共有データの場所］オプションでネットワーク共有が指定されていることを確認します。Information Map Agent をアンインストールまたは再インストールする場合、以前のインストールに使用したキャッシュ情報は失われず、再利用できます。

   Information Map Agent はオンプレミスでインストールされ、Information Map にデータを送信します。Backup Exec は Information Map Agent と通信します。

   詳しくは、Information Map のマニュアルを参照してください。

   http://veritashelpsupport.com/Welcome?locale=EN_US&context=INFOMAP1.0

3. Backup Exec の設定による Information Map との統合

   次に示す順序で操作を実行します。

   • Backup Exec をインストールして設定します。

   • ［Backup Exec］ボタンをクリックして、［構成と設定］ > ［Backup Exec 設定］ > ［Veritas Information Map］の順に選択します。

   • Backup Exec コンソールで Information Map を設定します。

     Veritas™ Information Map のオプション設定を参照してください。

     これらの手順を実行すると、Backup Exec が正しく Information Map Agent に登録されます。

4. Veritas™ Information Map の Information Map 設定を管理します。

   Backup Exec によって保護されているサーバーは、Information Map コンソールで使用できます。項目レベルのメタデータを Information Map に表示するサーバーを有効にします。有効なサーバーの項目レベルの情報が Information Map コンソールに表示されるまで、多少時間がかかる場合があります。

   Veritas Connection Center (VCC) の［接続］タブで、Backup Exec server を設定します。Information Map でスケジュールを更新して、Backup Exec がバックアップセット内の項目に関する情報を Information Map に送信する頻度を指定します。

   Veritas Connection Center のスキャンスケジュールは、バックアップ時間枠の外側に設定することをお勧めします。

   Backup Exec は、保護されているサーバーのバックアップセット内の項目に関するメタデータを Information Map に送信します。Information Map を使用して、要件に合わせて設定を調整できます。［Information Map］>［管理］>［グローバル設定］に移動し、古いデータ、項目タイプ、拡張機能などを定義する経過時間を選択します。詳しくは、Information Map のマニュアルを参照してください。

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5. VCC で設定されているスケジュールに基づいて、Backup Exec は Information Map Agent から定期的に検出とスキャンタスクを取得します。

   検出とスキャンタスクをポーリングするデフォルトの頻度は 30 分です。

   • 検出タスクの一部として、Backup Exec は保護しているサーバーとリソースの数に関する情報を送信します。

   • スキャンタスクの一部として、Backup Exec は、Information Map で有効になっている、保護されているサーバーのバックアップセット内の項目に関するメタデータを送信します。

   Backup Exec は、検出タスクとスキャンタスクの情報アラートおよびエラーアラートをコンソールに表示します。Backup Exec console で Information Map の検出タスクまたはスキャンタスクに関する詳細情報を取得するには、コンソールの Information Map アラートを参照します。アラートでは、検出されたサーバーの数および Backup Exec によってスキャンされたバックアップセットに関する情報も得られます。

   詳しくは、Information Map のマニュアルを参照してください。

   http://veritashelpsupport.com/Welcome?locale=EN_US&context=INFOMAP1.0