Veritas NetBackup™ CloudPoint インストールおよびアップグレードガイド

Oracle データベースのデータとメタデータファイルの最適化

Veritas では、ブートディスクまたはルートディスク上に Oracle 構成ファイルを保存しないことをお勧めします。これらのファイルを移動して Oracle インストールを最適化する方法について詳しくは、次の情報を参照してください。

Veritas は、ディスクのスナップショットを取得します。より優れたバックアップとリカバリのために、Oracle データベースのデータとメタデータファイルを最適化する必要があります。

各 Oracle データベースインスタンスには、制御ファイルがあります。制御ファイルには、各トランザクションのデータベースの管理についての情報が含まれています。高速かつ効率的なバックアップとリカバリのために、Oracle は、データベースの REDO ログファイルと同じファイルシステムに制御ファイルを配置することを推奨しています。データベース制御ファイルがブートディスクまたはルートディスクの上に作成されたファイルシステムに存在する場合は、データベース管理者に連絡して、制御ファイルを適切な場所に移動してください。

制御ファイルとその移動方法について詳しくは、データベース管理者に問い合わせるか、Oracle のマニュアルを参照してください。

https://docs.oracle.com/cd/B10500_01/server.920/a96521/control.htm#3545

アプリケーションをリストアするためにスナップショットを使用した後は、操作を実行しないでください。Oracle が新しいデータを読み込み、データベースを起動するためにしばらく時間がかかります。データベースが起動しない場合は、データベース管理者に連絡して、問題の原因を判断してください。