Veritas NetBackup™ CloudPoint インストールおよびアップグレードガイド
- 第 I 部 CloudPoint のインストールおよび構成
- CloudPoint のインストールの準備
- Docker イメージを使用した CloudPoint の配備
- CloudPoint クラウドプラグイン
- CloudPoint ストレージアレイプラグイン
- CloudPoint アプリケーションエージェントとプラグイン
- Oracle プラグインの構成に関する注意事項
- スナップショットのリストアについて
- SQL Server スナップショットのリストア後に必要な追加手順
- CloudPoint のエージェントレス機能を使用した資産の保護
- NetBackup でのボリュームの暗号化
- 第 II 部 CloudPoint のメンテナンス
NetApp プラグインの構成に関する注意事項
NetApp NAS および SAN 用の CloudPoint プラグインを使用すると、NetApp ストレージアレイ上の次の資産のスナップショットを作成、削除、リストア、エクスポート、およびデポートできます。
SAN 環境の NetApp LUN (論理ユニット番号) ストレージユニット。
NAS 環境の NetApp NFS ボリューム。
NAS クライアントに NFS プロトコルを使用したストレージへのアクセスを許可する、NetApp SVM (ストレージ仮想マシン)。
NetApp プラグインを構成する前に、次の点を確認します。
NetApp ストレージアレイにスナップショット操作を実行するために必要な NetApp ライセンスがあることを確認します。
サポート対象の ONTAP バージョンが NetApp アレイにインストールされていることを確認します。
CloudPoint は次をサポートします。
ONTAP バージョン 8.3 以降
NAS ベースのストレージ配備の場合、NetApp の共有がアクティブな
junction_path
を使用して構成されていることを確認します。プラグインを構成するために使用する NetApp ユーザーアカウントに、NetApp アレイで次の操作を実行する権限があることを確認します。
スナップショットの作成
スナップショットの削除
スナップショットのリストア
プラグインを構成するために使用する NetApp ユーザーアカウントが、
http
およびontapi
アクセス方式で構成されていることを確認します。プラグインを構成するために使用する NetApp ユーザーアカウントに、次のロールが割り当てられていることを確認します。
デフォルト: 読み取り専用
LUN: すべて
volume snapshot: すべて
vserver エクスポートポリシー: すべて
ユーザーとロールを作成し、アクセス権を割り当てる方法については、NetApp のマニュアルを参照してください。