Veritas InfoScale™ 7.3.1 SmartIO for Solid-State Drives ソリューションガイド - Linux

データオブジェクトのキャッシュの有効化または無効化

SmartIO 機能を使うと、ボリュームまたはマウントポイントのキャッシュを無効化または有効化できます。

自動キャッシュを設定する場合、データオブジェクトのキャッシュを明示的に有効にする必要はありません。SmartIO 機能は、キャッシュ領域の同一タイプ（VxVM または VxFS）のすべてのデータオブジェクトをキャッシュします。デフォルトでは、データオブジェクトは auto のキャッシュ状態になっています。必要であれば、特定のデータオブジェクトのキャッシュを無効にすることができます。システムに auto キャッシュ領域がある場合、SmartIO 機能は auto 状態または enabled 状態のすべてのオブジェクトをキャッシュします。

自動キャッシュを設定しない場合、SmartIO 機能にキャッシュさせるデータオブジェクトのキャッシュを明示的に有効にする必要があります。システムに no-auto キャッシュ領域がある場合、SmartIO 機能は enabled 状態のオブジェクトのみをキャッシュします。SmartIO 機能はデフォルトのキャッシュ状態である auto のキャッシュ状態のデータオブジェクトをキャッシュしません。

ファイルシステムのキャッシュの有効化または無効化を参照してください。

データボリュームのキャッシュの有効化または無効化 を参照してください。