検索クエリーを入力してください
<book_title> を検索 ...
Veritas InfoScale™ 7.3.1 SmartIO for Solid-State Drives ソリューションガイド - Linux
Last Published:
2018-01-17
Product(s):
InfoScale & Storage Foundation (7.3.1)
- SFHA Solutions SmartIO の概要
- SmartIO 機能の使用: 使用例
- VxVM ボリュームで動作しているアプリケーションの SmartIO 読み込みキャッシュについて
- VxFS ファイルシステムで実行しているアプリケーションの SmartIO 読み取りキャッシュについて
- FSS によってエクスポートされた SSD デバイスでの SmartIO キャッシュについて
- VxFS ファイルシステムで実行しているアプリケーションの SmartIO ライトバックキャッシュについて
- VxFS ファイルシステムの読み取りキャッシュとライトバックキャッシュに対する複数の SmartIO キャッシュ領域について
- VxFS ファイルシステムの Oracle データベースの SmartIO キャッシュについて
- VxVM ボリュームのデータベースの SmartIO キャッシュについて
- SmartIO の管理
- トラブルシューティングとエラー処理
- 付録 A. コマンドリファレンス
キャッシュ領域がディスク障害後に失われる (3158482)
SmartIO は、複数の VxFS キャッシュ領域と 1 つの VxVM キャッシュ領域をサポートします。1 つのキャッシュ領域を作成し、ディスクにエラーが発生すると、キャッシュ領域は無効になります。キャッシュディスクグループが有効になる前にその他のタイプの 2 つ目のキャッシュ領域を作成しようとすると、最初のキャッシュ領域は失われます。オンラインにすることはできません。
たとえば、最初に VxFS キャッシュ領域を作成したとします。ディスクにエラーが発生し、そのキャッシュ領域が無効になります。ここで VxVM キャッシュ領域を作成します。VxVM キャッシュ領域の作成時に、SmartIO は既存のデフォルトのキャッシュ領域を検索します。エラーが発生したディスクのため、既存のキャッシュ領域は見つかりません。そのため、SmartIO は同じ名前の VxVM キャッシュ領域を作成します。ここで、VxFS キャッシュ領域を含むディスクが起動されても、SmartIO は元のキャッシュ領域にアクセスすることができません。このシナリオでは、VxFS キャッシュ領域は失われます。この場合はキャッシュ領域が失われても、データ損失またはデータ不整合の問題は発生しません。
回避策:
新しい VxFS キャッシュ領域を作成します。