NetBackup™ アップグレードガイド
- 概要
- NetBackup 10.3 の変更について
- アップグレード計画
- プライマリサーバーのアップグレード
- メディアサーバーのアップグレード
- NetBackup の MSDP のアップグレード
- クライアントのアップグレード
- VxUpdate を使用した NetBackup 配備の管理
- 付録 A. 参照先
アップグレードに必要なライセンスファイル
NetBackup 10.3 以降、NetBackup ではライセンスキーの代わりにライセンスファイルが使用されます。プライマリサーバーのアップグレード処理の一環として、ライセンスファイルをダウンロードするか、一時的な本番用ライセンスを使用する必要があります。一時的な本番用ライセンスは、NetBackup に含まれているためダウンロードする必要はありません。
NetBackup 8.1.2 より前のバージョンからのアップグレードでは、VEMS (Veritas Entitlement Management System) からダウンロードした本番用ライセンスか、評価用ライセンスのみがサポートされます。評価用ライセンスは、NetBackup に含まれているためダウンロードする必要はありません。8.1.2 より前のバージョンから NetBackup をアップグレードする場合は、一時的な本番用ライセンスを使用できません。
Veritasは、すべてのアップグレードに、VEMS からダウンロードした本番用ライセンスを使用することをお勧めします。本番用ライセンスにアクセスできない場合は、ダウンロードされていない組み込みライセンスのいずれかを使用できます。使用するライセンスは、NetBackup のバージョンによって異なります。
評価用ライセンスは、NetBackup 8.1.2 より前の NetBackup バージョンからアップグレードする場合にのみ使用されます。評価用ライセンスは 60 日間有効です。アップグレードの直後に、評価用の残りの日数を示すアラートが Web UI に表示されます。
一時ライセンスは、NetBackup 8.1.2 以降から NetBackup 10.3 以降へのアップグレードで使用されます。一時ライセンスは 60 日間有効です。アップグレードの直後に、一時ライセンスの期限が切れるまでの残りの日数を示すアラートが Web UI に表示されます。
ライセンスファイルに関する詳細情報を参照できます。