NetBackup™ アップグレードガイド
- 概要
- NetBackup 10.3 の変更について
- アップグレード計画
- プライマリサーバーのアップグレード
- メディアサーバーのアップグレード
- NetBackup の MSDP のアップグレード
- クライアントのアップグレード
- VxUpdate を使用した NetBackup 配備の管理
- 付録 A. 参照先
Windows クラスタのアップグレードの要件
通常のサーバー要件に加えて、NetBackup のクラスタアップグレードは特別な配慮を必要とします。
次に、Windows システムで NetBackup のクラスタアップグレードを行う場合のガイドラインについて説明します。
表: インストールとアップグレードに関する Windows クラスタの要件
項目 |
要件 |
---|---|
サーバーのオペレーティングシステム |
セキュリティ更新プログラムを含む、最新のオペレーティングシステムパッチと更新プログラムを適用したことを確認します。オペレーティングシステムが最新のものかどうか不明な場合は、ご購入先にお問い合わせのうえ、最新のパッチおよび更新版を入手してください。 互換性のあるオペレーティングシステムの完全なリストについては、次の Web サイトで『Software Compatibility List (SCL)』を参照してください。 |
権限 |
クラスタインストールを実行するには、クラスタ内のすべてのリモートノードの管理者権限を持っている必要があります。Veritas クラスタ内のすべてのノードと各ノードの既存のソフトウェアを記録しておくことをお勧めします。 |
NetBackup の仮想名と IP アドレス |
NetBackup で利用可能な仮想名および IP アドレスを用意します。インストール中に、この情報を入力する必要があります。 |
ノードのオペレーティングシステム |
すべてのクラスタノードで、同じバージョンのオペレーティングシステム、同じ Service Pack レベル、および同じバージョンの NetBackup を使用する必要があります。クラスタ環境では、異なるバージョンのサーバーは実行できません。 |
メディアサーバーのクラスタのサポートの変更 |
クラスタ化されたメディアサーバーはサポートされません。 |
Windows Server Failover Clustering (WSFC) |
セキュリティ更新プログラムを含む、最新のオペレーティングシステムパッチと更新プログラムを適用したことを確認します。オペレーティングシステムが最新のものかどうか不明な場合は、ご購入先にお問い合わせのうえ、最新のパッチおよび更新版を入手してください。 互換性のあるオペレーティングシステムの完全なリストについては、次の Web サイトで『Software Compatibility List (SCL)』を参照してください。 |
Cluster Server (VCS) のクラスタ |
|
クラスタノードのデバイス構成とアップグレード |