NetBackup™ アップグレードガイド
- 概要
- NetBackup 10.3 の変更について
- アップグレード計画
- プライマリサーバーのアップグレード
- メディアサーバーのアップグレード
- NetBackup の MSDP のアップグレード
- クライアントのアップグレード
- VxUpdate を使用した NetBackup 配備の管理
- 付録 A. 参照先
NetBackup IT Analytics Data Collector の手動でのアップグレード
NetBackup IT Analytics Data Collector のバージョンが 11.1.51 の場合は、手動で Data Collector をアップグレードする必要があります。
Data Collector のバージョンを確認するには、次の場所にある version.txt
ファイルを確認します。
Linux の場合:
/usr/openv/analyticscollector/upgrade/version.txt
Windows の場合:
install_path\analyticscollector\upgrade\version.txt
表示されているバージョンが 11.1.51 の場合は、Data Collector を手動でアップグレードします。
Data Collector のバージョンを確認するための詳細情報が利用可能です。
https://www.veritas.com/content/support/en_US/doc/140578616-149890641-0/pgfId-105383-149890641
Linux で Data Collector を手動でアップグレードするには:
- Data Collector サーバーに root としてログインします。
- 次のコマンドを実行します。
/usr/openv/analyticscollector/mbs/bin/downloadlib.sh
- Data Collector がアップグレードされます。
Windows で Data Collector を手動でアップグレードするには:
- Data Collector サーバーにログインします。
- 管理者としてコマンドプロンプトを開きます。
- 次のコマンドを実行します。
C:\Program Files\Veritas\AnalyticsCollector\mbs\bin\downloadlib.bat
- Data Collector がアップグレードされます。
オンプレミスベースの NetBackup IT Analytics ポータルまたは Veritas Alta Analytics で Data Collector を正常に構成した後、Web ポータルの自動アップグレードメカニズムは、通信の確立後に Data Collector をアップグレードします。NetBackup インストーラは Data Collector をアップグレードしません。構成されていない以前のバージョンの Data Collector がVeritasによって検出されると、インストール処理で削除され、新しいバージョンがインストールされます。
自動アップグレードメカニズムを何らかの理由で無効にした場合、NetBackup IT Analytics ポータルのアップグレードのたびに、Data Collector を手動でアップグレードする必要があります。Data Collector のバージョンが NetBackup IT Analytics ポータルのバージョンと確実に同じになるようにするために、アップグレードが必要です。