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NetBackup™ アップグレードガイド
Last Published:
2023-12-28
Product(s):
NetBackup (10.3)
- 概要
- NetBackup 10.3 の変更について
- アップグレード計画
- プライマリサーバーのアップグレード
- メディアサーバーのアップグレード
- NetBackup の MSDP のアップグレード
- クライアントのアップグレード
- VxUpdate を使用した NetBackup 配備の管理
- 付録 A. 参照先
維持される Java Virtual Machine のオプション
NetBackup 9.0 より前では、NetBackup のアップグレード時に、Web サービス Java Virtual Machine (JVM) のすべての調整値 (メモリの割り当てなど) が上書きされます。NetBackup 9.0 で、Veritasはアップグレードで維持される一連の Web サーバー JVM の調整オプションを定義しました。これらのオプションは、ローカルホストに格納されている実行可能シェルスクリプトで環境変数として定義されています。スクリプトの内容によって、初期設定の JVM の調整オプションが上書きされます。このスクリプトは、NetBackup 9.0 以降の Web サービスが起動されたときにのみ実行されます。デフォルト値を上書きするオプションを構成できます。このスクリプトはいつでも定義できます。値を定義したら、以降のアップグレード時に再定義する必要はありません。
維持される JVM の調整オプションを定義するには、次のようにします。
- 適切な NetBackup 構成ディレクトリに
wmcConfig
スクリプトを作成します。Windows の場合: install_path\Veritas\NetBackup\var\global\wsl\config\wmcConfig.bat
UNIX および Linux の場合: /usr/openv/var/global/wsl/config/wmcConfig.sh
- サポートされている変数のリストから目的の変数を含めるように、スクリプトを編集します。各値は個別の行にする必要があります。サポートされる変数は次のとおりです。
WMC_HEAP WMC_METASPACE WMC_NEW_RATIO WMC_SURVIVOR_RATIO WMC_GC_CONFIG WMC_HEAP_DUMP_CONFIG
変数とその適切な範囲について詳しくは、Oracle の JVM マニュアルを参照してください。
- Web サービスを再起動して、構成の変更を適用します。