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NetBackup™ アップグレードガイド
Last Published:
2023-12-28
Product(s):
NetBackup (10.3)
- 概要
- 『NetBackup 10.3 アップグレードガイド』について
- 利用可能な NetBackup アップグレード方式
- NetBackup 10.3 の変更について
- アップグレードに必要なライセンスファイル
- インストールディレクトリに多数のファイルが存在する場合、Windows プライマリサーバーのアップグレード速度が低下する
- NetBackup データベースの変更について
- NetBackup 9.1 以降のインストールとアップグレードに関する Windows コンパイラとセキュリティの要件
- 一部のコンピュータでは Java GUI と JRE のインストールは省略可能
- ログディレクトリの権限はロールバック時にリセットが必要
- NetBackup 7.6.0.4 以前からのアップグレードの非サポート
- NetBackup 8.2 以降でサポートされる外部認証局の証明書
- Veritas Usage Insights について
- Veritas Usage Insights のベストプラクティス
- アップグレード計画
- プライマリサーバーのアップグレード
- プライマリサーバーのアップグレードについて
- NetBackup 10.3 へのアップグレードのプレインストール手順
- Windows システムでローカルサーバー、リモートサーバー、クラスタサーバーのアップグレードを実行する
- Windows システムでのサイレントアップグレードの実行
- NetBackup 10.3 への Linux サーバーソフトウェアのアップグレード
- Linux での NetBackup プライマリサーバーソフトウェアのサイレントアップグレード
- NetBackup 10.3 へのアップグレードのインストール後の手順
- NetBackup の起動と停止のスクリプトについて
- アップグレード後のシステムの更新
- メディアサーバーのアップグレード
- NetBackup の MSDP のアップグレード
- クライアントのアップグレード
- VxUpdate を使用した NetBackup 配備の管理
- 付録 A. 参照先
- NetBackup プライマリサーバー Web サーバーのユーザーとグループの作成
- NetBackup データベースユーザー
- クラスタ化されたプライマリサーバーの非アクティブノードで証明書を生成する
- NetBackup Java Runtime Environment について
- アップグレード後の Java GUI と JRE の追加または削除
- NetBackup Web ユーザーインターフェースについて
- NetBackup 応答ファイルについて
- NetBackup IT Analytics Data Collector バイナリの手動によるインストールまたはアンインストール
- NetBackup 用 NetBackup IT Analytics Data Collector の手動構成
- NetBackup IT Analytics Data Collector の手動でのアップグレード
- 維持される Java Virtual Machine のオプション
- RBAC ブートストラップについて
- NetBackup ソフトウェアの入手について
- NetApp クラスタのためのアップグレード前の追加手順
- Replication Director を使用した NetApp ディスクアレイの使用
- NetBackup のバージョン間の互換性について
- UNIX および Linux の場合のアップグレード要件
- Windows および Windows クラスタのアップグレード要件
- Windows クラスタのアップグレードの要件
- 新しいメディアサーバーに全データを移行してクラスタ化されたメディアサーバーを削除する
- Amazon クラウドストレージサーバーのアップグレード後の手順
- サーバーのアップグレード後のクライアントのアップグレード
- アップグレードエラーのロールバック手順
- NetBackup プライマリサーバーとドメインのサイズについてのガイダンス
維持される Java Virtual Machine のオプション
NetBackup 9.0 より前では、NetBackup のアップグレード時に、Web サービス Java Virtual Machine (JVM) のすべての調整値 (メモリの割り当てなど) が上書きされます。NetBackup 9.0 で、Veritasはアップグレードで維持される一連の Web サーバー JVM の調整オプションを定義しました。これらのオプションは、ローカルホストに格納されている実行可能シェルスクリプトで環境変数として定義されています。スクリプトの内容によって、初期設定の JVM の調整オプションが上書きされます。このスクリプトは、NetBackup 9.0 以降の Web サービスが起動されたときにのみ実行されます。デフォルト値を上書きするオプションを構成できます。このスクリプトはいつでも定義できます。値を定義したら、以降のアップグレード時に再定義する必要はありません。
維持される JVM の調整オプションを定義するには、次のようにします。
- 適切な NetBackup 構成ディレクトリに
wmcConfigスクリプトを作成します。Windows の場合: install_path\Veritas\NetBackup\var\global\wsl\config\wmcConfig.bat
UNIX および Linux の場合: /usr/openv/var/global/wsl/config/wmcConfig.sh
- サポートされている変数のリストから目的の変数を含めるように、スクリプトを編集します。各値は個別の行にする必要があります。サポートされる変数は次のとおりです。
WMC_HEAP WMC_METASPACE WMC_NEW_RATIO WMC_SURVIVOR_RATIO WMC_GC_CONFIG WMC_HEAP_DUMP_CONFIG
変数とその適切な範囲について詳しくは、Oracle の JVM マニュアルを参照してください。
- Web サービスを再起動して、構成の変更を適用します。