検索クエリーを入力してください
<book_title> を検索 ...
NetBackup™ アップグレードガイド
Last Published:
2023-12-28
Product(s):
NetBackup (10.3)
- 概要
- NetBackup 10.3 の変更について
- アップグレード計画
- プライマリサーバーのアップグレード
- メディアサーバーのアップグレード
- NetBackup の MSDP のアップグレード
- クライアントのアップグレード
- VxUpdate を使用した NetBackup 配備の管理
- 付録 A. 参照先
NetBackup 8.1 での MSDP の変更
NetBackup 7.7.x または 8.0 から 8.1 へのアップグレードには、メディアサーバー重複排除プール (MSDP) のローリングデータ変換が含まれています。この変換はバックグラウンドで動作し、既存のすべてのデータコンテナを AES 暗号化と SHA2 指紋アルゴリズムに変換します。crcontrol コマンドを使用してローリングデータ変換を管理および監視できます。crcontrol コマンドの使用についての詳しい情報を参照できます。『Veritas NetBackup 重複排除ガイド』のローリングデータ変換のセクションを参照してください。さらに、『NetBackup コマンドリファレンスガイド』の crcontrol コマンドを参照してください。
ローリング変換は、システムがビジー状態ではないときに実行されます。つまり変換は、バックアップ、リストア、CRQP、CRC チェック、圧縮などが非アクティブのときに実行されます。この変換では、通常のシステム操作への影響は予想されていません。ローリング変換が完了すると、変換後のシステムと新しいインストールの間で違いはありません。
NetBackup のアップグレード中に変換プロセスの明示的な手順は不要です。アップグレード後、ローリング変換はバックグラウンドで動作を開始します。ローリング変換が開始されると、元の NetBackup バージョンに戻すことはできません。ローリング変換に関する詳しい情報を参照できます。『Veritas NetBackup 重複排除ガイド』のローリングデータ変換のセクションを参照してください。