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NetBackup™ アップグレードガイド
Last Published:
2023-12-28
Product(s):
NetBackup (10.3)
- 概要
- NetBackup 10.3 の変更について
- アップグレード計画
- プライマリサーバーのアップグレード
- メディアサーバーのアップグレード
- NetBackup の MSDP のアップグレード
- クライアントのアップグレード
- VxUpdate を使用した NetBackup 配備の管理
- 付録 A. 参照先
統合ログのセキュリティ更新
NetBackup 10.0.0.1 へのアップグレード中に、統合ログディレクトリとそのファイルに対する権限がより制限の厳しいレベルに設定されます。この変更は、機密情報が含まれている可能性のある NetBackup ログへの不正アクセスを防止することを目的としています。
ALLOW_WORLD_READABLE_LOGS を YES に変更することで、ログファイルの権限を制限の少ない設定に変更できます。NetBackup 10.0.0.1 へのアップグレード時に制限の少ないログ権限を保持する場合は、アップグレードする前に nbsetconfig コマンドを使用して ALLOW_WORLD_READABLE_LOGS=YES を設定します。
UNIX および Linux のアップグレードでは、サーバーの bp.conf
に ALLOW_WORLD_READABLE_LOGS=YES が設定されている場合、nblog.conf
のログファイル権限は 644 です。icsul.conf
の権限はすでに 640 であるため、変更されません。新しい権限は、新しく作成されたログファイルにのみ適用されます。アップグレードの前から既存のログファイルの権限は変更されません。
nbsetconfig コマンドについては、『NetBackup コマンドリファレンスガイド』を参照してください。
ALLOW_WORLD_READABLE_LOGS 値について詳しくは、『NetBackup ログリファレンスガイド』を参照してください。