Veritas NetBackup™ 5330 Appliance ハードウェア取り付けガイド
- ハードウェアの概要
- 取り付け前の要件
- ハードウェアの取り付け手順
- NetBackup 5330 高可用性構成のためのハードウェア設置手順
- 付録 A. 新しく拡張されたストレージシェルフのディスク容量の追加
NetBackup 5330 ハードウェア設置手順について
設置とケーブル配線をより簡単に行えるようにするには、計算ノードとストレージシェルフの設置を特定の順序で実行する必要があります。
推奨される設置手順は次のとおりです。
ストレージシェルフの設置
拡張ストレージシェルフ - 最も低い位置の 4RU ラックスペースに設置します。
プライマリストレージシェルフ - 拡張ストレージシェルフ上部の、次に利用可能な 4RU ラックスペースに設置します。
ストレージシェルフは最も重い装置です。これらは物理的によく似ており、両方とも同じレールを使用して取り付けます。設置を簡単にするために、ラック内に装置が取り付けられるまでは、ディスクドライブを取り付けないでください。
1 つのストレージシェルフを設置する推定所要時間は約 2.5 時間です。
ノードの設置
プライマリストレージシェルフの上部で次に利用可能な 2RU ラックスペースに 1 つの計算ノードを設置します。
1 つの計算ノードを設置するための推定所要時間は約 1.25 時間です。
高可用性 (HA) 構成の場合は、プライマリストレージシェルフの上部の、次に利用可能な 2RU ラックスペースにパートナーノードを設置します。
次のセクションでは、設置手順について説明し、特定の手順へのリンクを提供します。
表: ストレージシェルフと計算ノードハードウェアの設置手順を参照してください。
表: NetBackup 5330 高可用性構成用のストレージシェルフと計算ノードのハードウェア設置手順を参照してください。
このセクションでは NetBackup 5330 HA 構成の設置手順を説明し、特定の手順へのリンクを提供します。次の章も参照できます。
NetBackup 5330 高可用性構成のためのハードウェア設置シナリオを参照してください。
表: ストレージシェルフと計算ノードハードウェアの設置手順
手順 | 説明 |
---|---|
1 | ストレージシェルフを開封します。 プライマリシェルフまたは拡張シェルフの開梱を参照してください。 |
2 | 計算ノードを開封します。 計算ノードの開梱を参照してください。 |
3 | ストレージシェルフと計算ノードのラックの設置場所を決定します。 ラックの位置の決定 を参照してください。 |
4 | ラックにストレージシェルフのレールを取り付け、ストレージシェルフを設置します。 プライマリシェルフの下にすべての拡張シェルフを設置します。 次のトピックは、拡張シェルフとプライマリシェルフの両方で使用できます。 プライマリシェルフまたは拡張シェルフの取り付けを参照してください。 |
5 | 各ストレージシェルフにディスクドライブを設置します。1 つのシェルフに 3 TB または 6 TB のディスクのみを設置してください。1 つのシェルフに両方のタイプのディスクを取り付けることはできません。 プライマリシェルフまたは拡張シェルフへのディスクドライブの取り付け を参照してください。 |
6 | ラックに計算ノードのレールを取り付け、計算ノードを設置します。 計算ノードの取り付けを参照してください。 |
7 | プライマリストレージシェルフと計算ノードの間に 4 本のファイバーチャネルケーブルを接続します。 プライマリシェルフへの NetBackup 5330 計算ノードの接続を参照してください。 |
8 | 1 台の拡張シェルフをプライマリシェルフに接続する場合は、拡張シェルフとプライマリシェルフの間に 4 本の SAS2 ケーブルを接続します。 拡張シェルフのプライマリシェルフへの接続を参照してください。 |
9 | 既存の拡張シェルフに 1 つ以上の拡張シェルフを接続する場合は、2 つの拡張シェルフの間に新しい 2 本の SAS2 ケーブルを接続します。次に、既存の拡張シェルフから 2 本の SAS2 ケーブルの一方の端を取り外し、新しい拡張シェルフに接続します。 新しい拡張シェルフの既存の拡張シェルフと既存のプライマリシェルフへの接続を参照してください。 |
10 | 計算ノードとラック内の電力配分の差し込み口の間に電力配分装置(PDU)ケーブルを接続します。 電源コードをハードウェアに接続するを参照してください。 |
11 | 各ストレージシェルフとラック内の電力配分の差し込み口の間に電力配分装置(PDU)ケーブルを接続します。ストレージシェルフには、AC 220 V が必要です。 電源コードをハードウェアに接続するを参照してください。 |
12 | ストレージシェルフと計算ノードの電源をオンにします。必ず正しい設置手順に従ってください。 ハードウェアをオンにして動作を検証するを参照してください。 |
13 | IPMI ポートおよび NIC1 (eth0) インターフェースを構成します。 |
表: NetBackup 5330 高可用性構成用のストレージシェルフと計算ノードのハードウェア設置手順
手順 | 説明 |
---|---|
1 | ストレージシェルフを開封します。 プライマリシェルフまたは拡張シェルフの開梱を参照してください。 |
2 | 計算ノードを開封します。 計算ノードの開梱を参照してください。 |
3 | ストレージシェルフと計算ノードのラックの設置場所を決定します。 ラックの位置の決定 を参照してください。 |
4 | ラックにストレージシェルフのレールを取り付け、ストレージシェルフを設置します。 プライマリシェルフの下にすべての拡張シェルフを設置します。 次のトピックは、拡張シェルフとプライマリシェルフの両方で使用できます。 プライマリシェルフまたは拡張シェルフの取り付けを参照してください。 |
5 | 各ストレージシェルフにディスクドライブを設置します。1 つのシェルフに 3 TB または 6 TB のディスクのみを設置してください。1 つのシェルフに両方のタイプのディスクを取り付けることはできません。 プライマリシェルフまたは拡張シェルフへのディスクドライブの取り付け を参照してください。 |
6 | ラックに計算ノードのレールを取り付け、次のようにノードを設置します。
計算ノードの取り付けを参照してください。 |
7 | プライマリストレージシェルフと計算ノードの間に 4 本のファイバーチャネルケーブルを接続します。 プライマリシェルフへの NetBackup 5330 計算ノードの接続を参照してください。 |
8 | プライマリストレージシェルフとパートナーノードの間に 4 本のファイバーチャネルケーブルを接続します。 プライマリストレージシェルフへのパートナーノードの接続を参照してください。 |
9 | 2 つのノード間の 2 本のイーサネットケーブルを接続します。 HA 通信のための 2 つのノードの接続を参照してください。 |
10 | 高可用性構成のハードウェアの設置を確認します。 高可用性構成のハードウェアの設置の検証を参照してください。 |
11 | 1 台の拡張シェルフをプライマリシェルフに接続する場合は、拡張シェルフとプライマリシェルフの間に 4 本の SAS ケーブルを接続します。 拡張シェルフのプライマリシェルフへの接続を参照してください。 |
12 | 既存の拡張シェルフに 1 つ以上の拡張シェルフを接続する場合は、2 つの拡張シェルフの間に新しい 2 本の SAS ケーブルを接続します。次に、既存の拡張シェルフから 2 本の SAS ケーブルの一方の端を取り外し、新しい拡張シェルフに接続します。 新しい拡張シェルフの既存の拡張シェルフと既存のプライマリシェルフへの接続を参照してください。 |
13 | ノードの配電装置 (PDU) ケーブルをラック内の配電コンセントに接続します。 電源コードをハードウェアに接続するを参照してください。 |
14 | 各ストレージシェルフとラック内の電力配分の差し込み口の間に電力配分装置(PDU)ケーブルを接続します。ストレージシェルフには、AC 220 V が必要です。 電源コードをハードウェアに接続するを参照してください。 |
15 | ストレージシェルフとノードの電源をオンにします。必ず正しい設置手順に従ってください。 ハードウェアをオンにして動作を検証するを参照してください。 |
16 | 2 つのノード上にある IPMI ポートおよび NIC1 (eth0) インターフェースを構成します。 NetBackup Appliance シェルメニューでの IPMI ポートの構成を参照してください。 ???を参照してください。 |