Veritas NetBackup™ 5330 Appliance ハードウェア取り付けガイド
- ハードウェアの概要
- 取り付け前の要件
- ハードウェアの取り付け手順
- NetBackup 5330 高可用性構成のためのハードウェア設置手順
- 付録 A. 新しく拡張されたストレージシェルフのディスク容量の追加
ラックの位置の決定
ノードとストレージシェルフの高さにより、必要なラックユニット (RU) のスペースが異なります。ノードには 2RU、各ストレージシェルフには 4RU のラックスペースが必要です。
RU の間隔を特定するために、通常、多くのラック製造元はラックの下部から始まる行と連続する番号によるシステムを使います。レールがまっすぐ水平に設置されるように、ラックの前面と背面に同じマークが付けられます。
1 つの RU には 3 つの穴があります。 1 つの RU の穴は通常、最下部の穴の下の行と最上部の穴の上の別の行でマーク付けされます。 中心にある穴の番号で、ラック内で RU が表示される場所を特定します。
図: ラック RU スペースのマーク付け に、前述のマーク付けを示します。
ノードとストレージシェルフのラックテンプレートを使用して、取り付け場所を判断します。
レールを設置するときは、完全な RU を使用してください。異なる RU の穴を使用しないでください。
ストレージシェルフはノードよりもかなり重いため、できるだけラック最下部に近い位置に配置する必要があります。
ノードは、常にストレージのシェルフの最上部に配置する必要があります。
計算ノードとストレージシェルフの間、または 2 つのストレージシェルフの間にはスペースを空けないでください。
稼働中のアプライアンスシステムに拡張シェルフを追加する場合は、ノード、プライマリシェルフ、および既存の拡張シェルフをオフにしてください。
ハードウェアのラックの位置を決定するには
- 次のように、必要なラックユニット(RU)の合計数を決めます。
計算ノード (2RU) とプライマリストレージシェルフ (4RU) には、合計で 6 つの RU が必要です。
計算ノード (2RU)、プライマリストレージシェルフ (4RU)、1 つの拡張ストレージシェルフ (4RU) には、合計で 10 個の RU が必要です。
計算ノード (2RU)、プライマリストレージシェルフ (4RU)、5 つの拡張ストレージシェルフ (それぞれに 4RU) には、合計で 26 個の RU が必要です。
計算ノード (2RU)、パートナーノード (2U)、プライマリシェルフ (4RU)、1 つの拡張シェルフ (4RU) の HA 構成には、12 個の RU が必要です。
計算ノード (2RU)、パートナーノード (2U)、プライマリシェルフ (4RU)、5 つの拡張シェルフ (それぞれに 4RU) の HA 構成には、28 個の RU が必要です。
- ハードウェアで提供されるラックテンプレートを使用して RU の配置を判断する。
- ハードウェアを取り付けるときに簡単に見つけられるようにラック位置を記録してください。
プライマリシェルフまたは拡張シェルフの取り付けを参照してください。
計算ノードの取り付けを参照してください。