Veritas NetBackup™ 5330 Appliance ハードウェア取り付けガイド
- ハードウェアの概要
- 取り付け前の要件
- ハードウェアの取り付け手順
- NetBackup 5330 高可用性構成のためのハードウェア設置手順
- 付録 A. 新しく拡張されたストレージシェルフのディスク容量の追加
ハードウェアシナリオについて
ストレージシェルフでの 6TB のディスクドライブのサポートは、NetBackup 5330 Appliance リリース 2.7.1 から始まりました。以前のリリースでは、3TB のストレージディスクドライブのみがサポートされていました。1 つのストレージシェルフに 3TB のドライブと 6TB のドライブは混在させられません。ただし、アプライアンスシステムでは 3TB のドライブまたは 6TB のドライブによるストレージシェルフを使えます。
高可用性 (HA) ソリューションのサポートは、NetBackup 5330 Appliance リリース 3.1 から始まります。このソリューションには、2 つの NetBackup 5330 ノード、プライマリシェルフ、オプションで最大 5 つの拡張シェルフが必要です。
計算ノードおよびプライマリシェルフの設置と接続。
パートナーノードの設置と既存のプライマリシェルフおよび既存の計算ノードへの接続による HA 環境の作成。
拡張シェルフのプライマリシェルフおよび計算ノードへの設置と接続。
追加の拡張シェルフの設置と既存の拡張シェルフ、プライマリシェルフ、計算ノードへの接続。
注意:
拡張シェルフを稼働中のアプライアンスに追加する場合は、ベストプラクティスとして、計算ノード、プライマリシェルフ、拡張シェルフをオフにすることをお勧めします。
メモ:
現在バージョン 2.6.1.2 以前のバージョンを使用中のシステムに拡張シェルフを追加する場合、事前に NetBackup Appliance リリース 2.7.1 以降にアップグレードする必要があります。次の Web サイトにある『NetBackup Appliance アップグレードガイドリリース 2.7.x』 - RedHat Enterprise Linux (RHEL) オペレーティングシステムを参照してください。NetBackup Appliance のマニュアル
パートナーノードを追加して NetBackup 5330 HA 構成を終える前に、システムを NetBackup Appliance ソフトウェアバージョン 3.1 以降にアップグレードします。詳しくは、次の Web サイトで『NetBackup 52xx および 5330 Appliance アップグレードガイド』を参照してください。NetBackup Appliance のマニュアル