Veritas NetBackup™ 5330 Appliance ハードウェア取り付けガイド
- ハードウェアの概要
- 取り付け前の要件
- ハードウェアの取り付け手順
- NetBackup 5330 高可用性構成のためのハードウェア設置手順
- 付録 A. 新しく拡張されたストレージシェルフのディスク容量の追加
プライマリシェルフまたは拡張シェルフへのディスクドライブの取り付け
ディスクドライブの取り付けの手順はどちらの種類のストレージシェルフでも同じです。新しいシェルフを取り付けるときなど、初期にドライブすべてを取り付けるときは、ストレージシェルフの電源を作動しないでください。
各ストレージシェルフには 5 つのディスクドロワーがあり、各ドロワーには 12 台のディスクがあります。 60 台のディスクドライブをすべて取り付ける必要があります。
取り付け時間を短縮するには、2 人でディスクの取り付けを行うことをお勧めします。1 人がディスクドライブの梱包を解いてハンドルを持ち上げ、ドロワーに取り付けるためにもう 1 人に渡します。両者ともに ESD 防護服を着用する必要があります。
メモ:
電源が後でオンになったときにディスクを正しく取り付けていなければ、ハードウェアの監視システムにエラーが表示されます。情報を探す最初の場所は NetBackup Appliance Web コンソールです。[管理 (Manage)]>[ハードウェア (Hardware)]ページに移動します。
ディスクドライブをストレージシェルフに取り付けるには
- すべてのディスクドライブのボックスをストレージシェルフの場所に移動して、各ボックスを開きます。 この時点では、ディスクや保護スリーブを取りはずさないでください。
- ESD 保護 (帯電防止) リストストラップを 1 つのリストに取り付け、もう一方の端をラックに接続します。
- 下部のドロワー (5) から、つまみを使ってラック側の方に 2 つのオレンジ色のラッチを引き出します。 それから、ラッチをつかみ、すべてのディスクスロットが見えるまでドロワーを引き出します。 それ以上はドロワーを引き出さないでください。
各ドロワーの前面でドロワー内部のディスクドライブスロットの番号を識別します。 番号は次のようにすべてのドロワーで同じです。
- ボックスからディスクドライブを取り出し、保護スリーブを取り外します。
- ディスクラッチを引き上げてそれをハンドルとして使い、次のようにディスクをディスク領域番号 1 に取り付けます。
ディスクをスロットにまっすぐ下へ挿入します。
ディスクの各側にある 2 つの持ち上がったボタンをスロットの一致する隙間に合わせます。
ディスクの下部が完全に固定されていることを確認します。
わずかに押し下げ、自分の方にディスクラッチを引っ張り始めます。この操作によってディスクが後ろに移動します。 ディスクの右側、背面にあるコネクタがスロットの背面にあるピンに適合します。
前面のオレンジ色のタブの下で正しい位置にはまるまでラッチを下に押し下げ続けます。
ドロワーの残りのディスクスロットについてもこの手順を繰り返します。
- 12 台のディスクすべてを取り付けた後、ドロワーをシェルフに押し戻してオレンジ色のラッチを内側に押してドロワーを固定します。
- 次の順序で残りのドロワーについても手順 4 から 6 まで繰り返します。
ドロワー 4、3、2、1。