Veritas NetBackup™ リリースノート
- NetBackup 8.1 について
- 新機能、拡張機能および変更
- NetBackup の新しい拡張と変更について
- NetBackup 8.1 の新機能、変更点、拡張機能
- NetBackup での安全な通信について
- ホスト ID からホスト名へのマッピング
- 安全な通信によるカタログリカバリ
- NetBackup 8.1 マスターサーバーと OpsCenter 8.1 マスターサーバーの間の通信
- ホスト間通信のための NetBackup 要件
- 対象設定された自動イメージレプリケーションの信頼できるマスターサーバーの追加における双方向の信頼
- 非武装地帯の NetBackup クライアントとマスターサーバーの間の安全な通信
- 重複排除データのクラウドへのアップロードのための NetBackup CloudCatalyst の導入
- NetBackup アクセラレータを使った Isilon ファイラの完全バックアップの高速化
- SLP に導入された自動イメージレプリケーション (A.I.R.) インポート確認機能
- nbdeployutil による正確なライセンス機能とその他の更新
- NetBackup に導入される新しい BigData ポリシー形式
- 複数の NetBackup 製品、機能、プラットフォームの End-of-Life
- NetBackup 8.1 の追加サポート
- NetBackup BMR 機能 が NetBackup 8.1 によるクライアントのリストアでサポートされていない
- NetBackup 8.1 での DHCP クライアントサポートの変更
- Linux 仮想マシンの SYMCquiesce ユーティリティのサポートは終了しました
- いくつかのシャットダウンコマンドが将来のリリースで廃止される予定
- csconfig コマンドのローカリゼーションサポートの追加
- NetBackup マスターサーバーの新しい最小システム要件
- MSDP のフィンガープリントアルゴリズムの変更に関するアップグレードの考慮事項
- NetBackup サーバーで RFC 1123 と RFC 952 に準拠したホスト名を使用する必要がある
- SCCM と Chef の配備ツールとマニュアルが利用可能になりました
- メディアサーバーと SSO デバイスの構成手順の変更
- インストール後すぐにマスターサーバー上のクラウド構成ファイルを更新するかまたは NetBackup 8.1 にアップグレードする
- Amazon クラウドストレージサーバーのオブジェクトサイズの変更
- クラウド関連の追加の拡張機能
- VMware バックアップからディスクを除外するための新しいオプション
- VMware の[仮想マシンのディスクのリストア (Restore Virtual Machine Disks)]ウィザード
- VMware での ASCII 以外の文字のサポート
- クラスタ化されたファイルシステム、データベースクラスタ、分散データベースアプリケーションの新しい要件
- [分散アプリケーションリストアマッピング (Distributed Application Restore Mapping)]ホストプロパティの構成
- SQL Server クラスタと SQL Server AG のポリシーとその他の設定の変更
- NetBackup データベースのスクリプトベースポリシーで使用する承認を受けた場所の登録
- DB2 OPTIONS コマンドの更新
- NetBackup 8.1 の最新の状態コード
- 操作上の注意事項
- NetBackup 8.1 の操作上の注意事項について
- NetBackup のインストールとアップグレードの操作上の注意事項
- NetBackup の管理と一般的な操作上の注意事項
- NetBackup 管理インターフェースの操作上の注意事項
- NetBackup 管理コンソールを実行するためのメモリ要件
- 複数のバージョンの NetBackup 管理インターフェース
- リモート管理コンソールからポリシーにアクセスすると、「操作がタイムアウトしました」というメッセージが表示される
- X フォワーディングを使った NetBackup 管理コンソールの起動が特定の Linux プラットフォーム上で失敗することがある
- NetBackup 管理コンソールの X フォワーディングで断続的に問題が発生する
- NetBackup の 管理コンソールの初期化時に機能が低下する
- Solaris 10 Update 2 以降がインストールされている Solaris SPARC 64 ビットシステムで簡体中国語 UTF-8 ロケールを使うと、NetBackup 管理コンソールのコアダンプの問題が発生する場合がある
- NetBackup アクセラレータの操作上の注意事項
- NetBackup Bare Metal Restore の操作上の注意事項
- NetBackup 8.0 以前のクライアントがある AIX および HP-UX プラットフォーム上で NetBackup 8.1 を BMR ブートサーバーとして使用して共有リソースツリー (SRT) を作成すると失敗する場合がある
- ブートサーバーが Solaris 10 Update 11 の基本インストールを装備している場合、SRT の作成は失敗することがある
- システムブート中や BMR の初回ブート中に Solaris 11 の多くのサービスが警告メッセージを表示する
- BMR のリストア後の初回ブート時に、Solaris 11 以降の Solaris ゾーンリカバリを再構成するまでに時間がかかる
- テキストインストーラのパッケージがカスタマイズされた AI ISO 内に存在しない場合、Solaris BMR のリストア操作に失敗する
- 複数のデバイスに基づく OS 構成では /boot パーティションが独立したパーティション上になければならない
- ZFS ストレージプールを使ったクライアントのリストア後、初回のブート中に、複数のエラーメッセージが表示されることがある
- BMR が ZFS メタデータをフォーマットまたは消去しないことがある
- 自動イメージレプリケーションおよび BMR を使って保護する場合のクライアントの短縮名の指定
- クライアントリストアの成功後もリストアタスクがディザスタリカバリドメインに完了状態で保持されることがある
- BMR の IPv6 サポート
- リストア後に HP-UX の自動ブートに失敗することがある
- Solaris クライアントのリストア準備が機能しないことがある
- NetBackup クラウドの操作上の注意事項
- NetBackup クラスタの操作上の注意事項
- NetBackup データベースとアプリケーションエージェントの操作上の注意事項
- NetBackup 重複排除に関する注意事項
- NetBackup の国際化と日本語化の操作に関する注意事項
- NetBackup for NDMP の操作上の注意事項
- NetBackup 仮想化の操作上の注意事項
- 付録 A. NetBackup ユーザーの SORT について
- 付録 B. NetBackup のインストール要件
- 付録 C. NetBackup の互換性の要件
- 付録 D. 他のNetBackup マニュアルおよび関連マニュアル
SORT の新規インストールのための推奨手順
ベリタスは新規の NetBackup ユーザーに対して、SORT の最初の導入時にリストされる 3 つの手順を実行することをお勧めします。 このツールには他にも多くの機能が備わっていますが、これらの手順は SORT の概要を知る上で役立ちます。さらに、これらの手順を実行することで、その他の SORT 機能に関する有用で基本的な知識が備わります。
表:
手順 | 詳細 |
|---|---|
SORT Web ページに Veritas Account を作成します。 | 「SORT ページに Veritas Account を作成する方法」を参照してください。 |
汎用インストールレポートを作成します。 | 「汎用インストールチェックリストを作成する方法」を参照してください。 |
システム固有のインストールレポートを作成します。 | 「システム固有のインストールレポートを作成する方法 (Windows の場合)」を参照してください。 |
SORT ページに Veritas Account を作成する方法
- Web ブラウザで、次の場所に移動します:
- 右上で[ログイン (Login)]をクリックしてから、[今すぐ登録 (Register now)]をクリックします。
- 要求された次のログインおよび連絡先情報を入力します:
電子メールアドレス (Email address)
電子メールアドレスを入力し、検証してください
パスワード (Password)
パスワードを入力し、検証してください
名 (First name)
名を入力してください
姓 (Last name)
姓を入力してください
会社名 (Company name)
会社名を入力してください
国 (Country)
国を入力してください
優先言語 (Preferred language)
優先言語を選択してください
CAPTCHA テキスト (CAPTCHA text)
表示される CAPTCHA テキストを入力してください。 必要に応じて、イメージを更新してください。
- [送信 (Submit)]をクリックします。
- ログイン情報の受信時に SORT にログインしてカスタマイズした情報のアップロードを開始できます。
汎用インストールチェックリストを作成する方法
- Web ブラウザで、次の場所に移動します:
- [インストールとアップグレードのチェックリスト (Installation and Upgrade Checklist)]ウィジェットを見つけて選択します。
- 要求された情報を指定します
製品 (Product)
ドロップダウンメニューから適切な製品を選択してください。NetBackup の場合は NetBackup Enterprise Server または NetBackup Server を選択してください。
インストールするまたはアップグレード後の製品バージョン (Product version you are installing or upgraded to)
NetBackup の適切なバージョンを選択してください。 最新バージョンは常にリストの一番上に示されます。
プラットフォーム (Platform)
生成するチェックリストに対応するオペレーティングシステムを選択してください。
プロセッサ (Processor)
チェックリストに対して適切なプロセッサの種類を選択してください。
アップグレード前の製品バージョン (任意) (Product version you are upgrading from (optional))
新規インストールの場合は、何も選択しないでください。アップグレードの場合は、現在インストールされている NetBackup のバージョンを選択できます。
- [チェックリストの生成 (Generate Checklist)]をクリックします。
- 選択内容に対応するチェックリストが作成されます。この画面で選択内容を変更できます。[チェックリストの生成 (Generate Checklist)]をクリックすると、新しいチェックリストが作成されます。
結果の情報は PDF として保存できます。 NetBackup では多数のオプションを利用可能で、それらの多くは生成されたチェックリストに示されます。各セクションを十分に確認して、環境に適用するかどうかを判断してください。
システム固有のインストールレポートを作成する方法 (Windows の場合)
- SORT の Web サイトに移動します。
- [インストールとアップグレード (Installation and Upgrade)]セクションで、[SORT データコレクタによるインストールとアップグレードのカスタムレポート (Installation and Upgrade custom reports by SORT data collectors)]を選択します。
- [データコレクタ (Data Collectors)]タブを選択します
- [グラフィカルユーザーインターフェース (Graphical User Interface)]のラジオボタンを選択して、プラットフォームに対して適切なデータコレクタをダウンロードします。
データコレクタは OS 固有です。Windows コンピュータに関する情報を収集するには、Windows データコレクタが必要です。UNIX コンピュータに関する情報を収集するには、UNIX データコレクタが必要です。
- ダウンロードが終わったら、データコレクタを起動します。
- [ようこそ (Welcome)]画面の[製品ファミリー (product family)]セクションで NetBackup を選択して、[次へ (Next)]をクリックします。
- [システムの選択 (System Selection)]画面で、分析するすべてのコンピュータを追加します。 [参照 (Browse)]をクリックすると、分析に追加可能なコンピュータのリストを確認できます。管理者アカウントまたは root アカウントでツールを起動することをお勧めします。
- すべてのシステムを選択したら、[システム名 (System names)]セクションを確認して[次へ (Next)]をクリックします。
- [検証オプション (Validation Options)]画面の[検証オプション (Validation options)]下で、アップグレード後のバージョンを選択します。
- [次へ (Next)]をクリックして続行します。
- ユーティリティによって要求されたチェックが実行され、結果が表示されます。レポートをマイ SORT にアップロードできます。また結果を印刷したり保存できます。分析を一元管理しやすくするために、結果はマイ SORT Web サイトにアップロードすることをお勧めします。 [アップロード (Upload)]をクリックして、マイ SORT のログイン情報を入力すると、データがマイ SORT にアップロードされます。
- 終了したら、[完了(Finish)]をクリックしてユーティリティを閉じます。
システム固有のインストールレポートを作成する方法 (UNIX または Linux の場合)
- SORT の Web サイトに移動します。
- [インストールとアップグレード (Installation and Upgrade)]セクションで、[SORT データコレクタによるインストールとアップグレードのカスタムレポート (Installation and Upgrade custom reports by SORT data collectors)]を選択します。
- [データコレクタ (Data Collector)]タブを選択します。
- プラットフォームに対して適切なデータコレクタをダウンロードします。
データコレクタは OS 固有です。Windows コンピュータに関する情報を収集するには、Windows データコレクタが必要です。UNIX コンピュータに関する情報を収集するには、UNIX データコレクタが必要です。
- ダウンロード済みのユーティリティを含むディレクトリに変更します。
- 実行 (Run)./sortdc
ユーティリティによって、最新バージョンのユーティリティがインストールされていることを確認するためのチェックが実行されます。 さらに、ユーティリティによって、最新のデータが含まれているかどうかがチェックされます。この処理の後、ユーティリティによって、このセッションのログファイルの場所がリストされます。
- 要求されたら、Enter キーを押して続行します。
- メインメニューで[NetBackup ファミリー (NetBackup Family)]を選択します。
- [何をしますか? (What task do you want to accomplish?)]というプロンプトが表示されたら、[インストール/レポートのアップグレード (Installation/Upgrade report)]を選択します。
カンマで項目を区切ることで、複数のオプションを選択できます。
- レポートに含めるシステムを指定します (複数可)。
指定したシステムで以前にレポートを実行していた場合は、そのレポートを再び実行するようプロンプトが表示されます。[はい (Yes)]を選択すると、レポートが再実行されます。
ユーティリティによって、セッションのログファイルの場所が再びリストされます。
ユーティリティの進捗状況が画面に表示されます。
- インストールまたはレポートをアップグレードする製品に関するプロンプトが表示されたら、NetBackup を指定します。
- インストールする NetBackup のバージョンに対応する数字を入力します。
ユーティリティによって、セッションのログファイルの場所が再びリストされます。
ユーティリティの進捗状況が画面に表示されます。
- ユーティリティによって、レポートをオンラインで確認する場合には SORT Web サイトにアップロードするよう促すプロンプトが表示されます。オンラインレポートを利用すると、システム上のテキストベースのレポートよりも詳細な情報を入手できます。
- タスクが完了したら、ユーティリティを終了できます。 オプションでツールに関するフィードバックを提供できます。ベリタスはフィードバックを基にツールの改良を実施しています。