Veritas NetBackup™ リリースノート
- NetBackup 8.1 について
- 新機能、拡張機能および変更
- NetBackup 8.1 の新機能、変更点、拡張機能
- 操作上の注意事項
- NetBackup のインストールとアップグレードの操作上の注意事項
- NetBackup の管理と一般的な操作上の注意事項
- NetBackup 管理インターフェースの操作上の注意事項
- NetBackup アクセラレータの操作上の注意事項
- NetBackup Bare Metal Restore の操作上の注意事項
- NetBackup クラウドの操作上の注意事項
- NetBackup クラスタの操作上の注意事項
- NetBackup データベースとアプリケーションエージェントの操作上の注意事項
- NetBackup 重複排除に関する注意事項
- NetBackup の国際化と日本語化の操作に関する注意事項
- NetBackup for NDMP の操作上の注意事項
- NetBackup 仮想化の操作上の注意事項
- 付録 A. NetBackup ユーザーの SORT について
- 付録 B. NetBackup のインストール要件
- 付録 C. NetBackup の互換性の要件
- 付録 D. 他のNetBackup マニュアルおよび関連マニュアル
Isilon NDMP バックアップから代替パスにリストアするときにエラーが発生することがある
このエラーは、Isilon OneFS 8.0.0.1 に関連しています。
Isilon NDMP バックアップから代替パスにリストアすると、エラー (状態コード 2813: NDMP ポリシーのリストアエラー) が発生することがあります。指定された代替パス内のディレクトリの数が、選択したリストアパス内のディレクトリの数よりも少ない場合、リストアが失敗します。
メモ:
EMC Isilon は、Isilon OneFS の今後のリリースでこの問題を修正する予定です。修正について詳しくは、Isilon のマニュアルと Dell EMC Isilon の Web サイトを参照してください。
回避策:
選択したリストアパスよりもディレクトリの数が少なくならないように、リストアの代替パスの指定を変更します。
次に例を示します。
/ifs/User_1
をバックアップするようにバックアップポリシーが設定されているとします。そのため、バックアップには/ifs/User_1/0/000/000
などのサブディレクトリが含まれます。リストア用に
/ifs/User_1/0/000/000
を選択します。この場合、選択したリストアパスには 3 つのディレクトリ (
0/000/000
) があります。次に、リストアを代替パス (
/ifs/User_1/restore/
) に設定し、リストアジョブを実行します。しかし、Isilon ファイラは代替パスの最初の要素 (
/ifs
) を無視し、User_1/restore
という 2 つのディレクトリのみを認識します。代替パス内のディレクトリの数が、選択したリストアパス内のディレクトリの数よりも少ないため、リストアが状態コード 2813 で失敗します。この場合、代替パスには 2 つのディレクトリ (
User_1/restore
) があり、選択したリストアパスには 3 つのディレクトリ (0/000/000
) があります。次に、代替パスを
/ifs/User_1/restore/test
に変更します。Isilon が代替パスの 3 つのディレクトリ (
User_1/restore/test
) を認識するようになります。この数は、選択したリストアパスのディレクトリの数と一致します。リストアが正常に完了するようになりました。