Veritas NetBackup™ Appliance 管理者ガイド

NetBackup Appliance Web コンソールにログオンするには

1. 次の URL を Web ブラウザに入力します。

   https://ip|hostname/appliance

   この URL には、アプライアンスの IP またはホスト名を使用します。ホスト名は、アプライアンスに割り当てられた、ネットワーク内でデバイスを識別するためのラベルです。

   メモ:

   Microsoft Edge 96.0 以上を使って NetBackup Appliance Web コンソールにアクセスする場合は、ポップアップメニューにアクセスするとセキュリティ証明書の警告が表示されます。［このサイトの閲覧を続行する (推奨されません) (Continue to this website (not recommended))］を選択し、アプライアンスにログインします。このオプションを選択すると、セキュリティ証明書の警告がポップアップメニューに表示されません。

   ブラウザは、NetBackup Appliance Web コンソールのログインページを表示します。

   メモ:

   アプライアンスの初期構成が進行中の場合は、NetBackup Appliance Web コンソールの新しいインスタンスの実行を試行しないでください。アプライアンスにログオンできず、ログインに失敗します。

2. ユーザー名とパスワードを使用してログオンするには、次の操作を行います。

   • ［ユーザー名 (Username)］フィールドにユーザー名を入力します。デフォルトのユーザー名は admin です。

   • ［パスワード (Password)］フィールドにパスワードを入力します。デフォルトのユーザーパスワードは P@ssw0rd (0 は数字のゼロ) です。

   • ［ユーザー名とパスワードでログイン (Log in with username and password)］をクリックするか、キーボードの Return キーを押します。

     メモ:

     AMS のログインページで AMS ユーザーとしてログインすると、Appliance Management Console にリダイレクトされます。管理者としてログオンすると、NetBackup Appliance Web コンソールに移動されます。

     メモ:

     新しいアプライアンスが構成されると、ユーザーとして登録され、登録済みの電子メール ID にユーザー名とパスワードが送信されます。

3. スマートカードでログインするには、次の操作を行います。

   • アプライアンスでスマートカード認証が構成され、有効になっていることを確認します。スマートカードがコンピュータに接続されていることを確認します。

   • 証明書の選択を求めるメッセージが表示されることがあります。ポップアップダイアログが表示され、ブラウザにキャッシュされた証明書が示されることがあります。スマートカード認証に使用する証明書を選択します。スマートカードでログインしない場合は、［キャンセル (Cancel)］ をクリックします。

     メモ:

     証明書を選択しても、ユーザー名とパスワードを使用できます。

   • 証明書を選択した場合は、［スマートカードでログイン (Log in with Smart Card)］ボタンをクリックします。ログインが完了するまでに最長 30 秒かかることがあります。

   ブラウザに選択内容が記憶されます。証明書を選択した場合は、同じ証明書で再度ログインできます。証明書を選択しなくても、ユーザー名とパスワードを使用してログインできます。認証の選択を変更して証明書を使用する場合や別の証明書を使用する場合は、ブラウザを終了して再度開く必要があります。ブラウザのマニュアルを参照してください。

4. ［言語 (Language)］ドロップダウンリストから優先する言語を選択します。選択した言語に基づいて、NetBackup Appliance Web コンソールのラベルがその言語で表示されます。

   このリリースでは、英語、日本語および簡体字中国語の Web ユーザーインターフェースを利用可能です。Veritas は NetBackup Appliance Web コンソールで選択する言語がシステムロケールと同じにすることをお勧めします。NetBackup Appliance Web コンソールで選択する言語がシステムロケールと同じでない場合は、まず以下の方法でロケールを変更します。

   システムロケールを変更するには	詳細 (Details)
   1. システムのロケールを参照する	シェルメニューにログオンして、Settings> SystemLocale List language_code を実行します。 例: 日本語で利用可能なロケールを参照するには、Settings> SystemLocale List ja を実行します。 以下のロケールを表示できます。 ja_JP ja_JP.UTF-8 ja_JP.eucJP ja_JP.eucjp ja_JP.ujis ja_JP.utf8
   2. 優先ロケールとその形式を設定する	Settings > SystemLocale Set language_code コマンドを実行します。 例: Settings> SystemLocale Set ja_JP.UTF-8 を実行し、ja_JP.UTF-8 ロケールをアプライアンスに設定します。

   メモ:

   システムロケールの言語と異なる言語を NetBackup Appliance Web コンソールで選択すると、NetBackup Appliance Web コンソールで 2 つの言語が混ざって使われる可能性があります。

5. ［ログイン (Login)］をクリックします。

   アプライアンスは次のどちらかを表示します。

   • 初期構成のセットアップ - アプライアンスに初めてログインする場合は、初期構成の実行とアプライアンスのセットアップが要求されます。詳しくは、『 NetBackup Initial Configuration Guide』を参照してください。

     メモ:

     ISO のインストール後にアプライアンスの NetBackup のライセンスキーが期限切れになった場合、初期構成を続けます。30 日間有効な一時ライセンスキーが生成されます。Veritas は一時ライセンスキーが期限切れになる前に恒久ライセンスキーを追加することをお勧めします。

   • NetBackup Appliance のホームページ - アプライアンスが正しく構成されると、［ホーム (Home)］ページが表示されます。［ホーム (Home)］ページに関する詳しい情報を参照できます。

     NetBackup アプライアンスのホームページを参照してください。