Veritas NetBackup™ Appliance 管理者ガイド
- 概要
- NetBackup Appliance の監視
- NetBackup Appliance Web コンソールから行う NetBackup Appliance の管理
- ストレージの構成概要
- Copilot の機能と共有の管理について
- Show コマンドを使ったストレージ領域情報の表示について
- アプライアンスのサポート対象テープデバイスについて
- アプライアンスに対するホストパラメータの構成について
- [管理 (Manage)]>[アプライアンスのリストア (Appliance Restore)]
- [管理 (Manage)]>[アプライアンスのライセンス (Appliance License)]
- 移行ユーティリティについて
- NetBackup Appliance のソフトウェアリリース更新
- EEB のインストールについて
- NetBackup 管理コンソールとクライアントソフトウェアのインストールについて
- 管理 (Manage) > 追加サーバー (Additional Servers)
- [管理 (Manage )] > [高可用性 (High Availability)]
- NetBackup Appliance シェルメニューを使った NetBackup Appliance の管理
- NetBackup Appliance の設定について
- [設定 (Settings)] > [通知 (Notifications)]
- [設定 (Settings)]>[ネットワーク (Network)]
- [設定 (Settings)] > [認証 (Authentication)]
- トラブルシューティング
- 重複排除プールカタログのバックアップとリカバリ
TLS 証明書のアップロード
TLS を使用すると、アプライアンスからログサーバーに安全にログを伝送できます。TLS は、ログ転送のオプションです。ただし、セキュリティ上の理由から、TLS を有効にすることを推奨します。
NetBackup Appliance では、現在は次のみをサポートしています。
ログ転送のための TLS 匿名認証。
証明書ファイルのための X.509 ファイル形式。
TLS を有効にする前に、まず次の操作を実行する必要があります。
ログサーバー上の認証局 (CA) サーバーから構成済みの証明書と秘密鍵を配備する
アプライアンス上の開かれた NFS 共有と CIFS 共有に、有効な証明書をアップロードする
ログ転送のセキュリティ情報については、『NetBackup アプライアンスセキュリティガイド』を参照してください。
メモ:
アプライアンスの Web コンソールの[管理 (Manage)]>[ファイルマネージャ (File Manager)]メニューから証明書ファイルをアップロードすることもできます。
証明書をアップロードするには
- NetBackup Appliance シェルメニューにログオンし、Main > Settings > LogForwarding ビューに移動します。
- 次のコマンドを入力して、アプライアンスで NFS 共有と CIFS 共有を開きます。
Share General Open
- 証明書を格納しているサーバーで、次のように NFS 共有と CIFS 共有をアプライアンスにマウントします。
NFS: <appliance.name>:/inst/share
CIFS: \\<appliance.name>\general_share
- 2 つの証明書と 1 つの秘密鍵ファイルをアップロードします。証明書ファイルの名前は次のとおりです。
ca-server.pem
nba-rsyslog.pem
nba-rsyslog.key
- 次のコマンドを入力して、アプライアンスの共有を閉じます。
Share General Close