Veritas NetBackup™ Appliance 管理者ガイド
- 概要
- NetBackup Appliance の監視
- NetBackup Appliance Web コンソールから行う NetBackup Appliance の管理
- ストレージの構成概要
- Copilot の機能と共有の管理について
- Show コマンドを使ったストレージ領域情報の表示について
- アプライアンスのサポート対象テープデバイスについて
- アプライアンスに対するホストパラメータの構成について
- [管理 (Manage)]>[アプライアンスのリストア (Appliance Restore)]
- [管理 (Manage)]>[アプライアンスのライセンス (Appliance License)]
- 移行ユーティリティについて
- NetBackup Appliance のソフトウェアリリース更新
- EEB のインストールについて
- NetBackup 管理コンソールとクライアントソフトウェアのインストールについて
- 管理 (Manage) > 追加サーバー (Additional Servers)
- [管理 (Manage )] > [高可用性 (High Availability)]
- NetBackup Appliance シェルメニューを使った NetBackup Appliance の管理
- NetBackup Appliance の設定について
- [設定 (Settings)] > [通知 (Notifications)]
- [設定 (Settings)]>[ネットワーク (Network)]
- [設定 (Settings)] > [認証 (Authentication)]
- トラブルシューティング
- 重複排除プールカタログのバックアップとリカバリ
共有の作成
以下の手順は、標準の共有または最適化された共有を、Web コンソールまたはシェルメニューを使用して作成する方法を示します。
共有を作成する前に、次の点に注意してください。
標準の共有と最適化された共有は、高可用性 (HA) 構成設定での使用はサポートされていません。
NetBackup Appliance リリース 5.1.1 以降、Copilot 機能では、標準の共有と最適化された共有にアクセスするための IPv6 アドレスを持つクライアントがサポートされます。すべての IPv6 アドレスは有効なホスト名に解決される必要があります。ホスト名形式を入力した場合、ホスト名は ping 可能な IP アドレス (IPv4 または IPv6) に解決される必要があります。ホスト名が IPv4 と IPv6 の両方のアドレスに解決できる場合、IPv4 アドレスが優先されます。
メモ:
以下の手順は、標準の共有または最適化された共有を、NetBackup Appliance Web コンソールから作成する方法を示します。
Web コンソールを使用して新しい共有を作成するには
- [管理 (Manage)] > [ストレージ (Storage)] > [共有 (Shares)]に移動します。
- メインの[共有 (Shares)]ページで[作成 (Create)]をクリックします。
- [標準 (Standard)]または[最適化 (Optimized)]のいずれかを作成する共有のタイプを選択します。
メモ:
最適化された共有の予約を作成していない場合は、最適化された共有を最初に作成する際に、これを作成するためのメッセージが表示されます。最適化された共有の予約のサイズを選択し、[最適化された共有の予約の作成 (Create Optimized Share Reserve)]をクリックします。作成が完了したら、次の手順に進むことができます。
- 共有の名前を入力します (例、
share_1
)。 - 共有の短い説明を入力します (例、
Test for share_1
)。 - 共有のサイズを入力します (例、
5 GB
)。 - [次へ (Next)]をクリックします。
- [クライアントの追加 (Add Client)]をクリックし、青いボックスにクライアント名を入力します。
メモ:
省略名、FQDN、または IP 形式を使用してクライアント名を入力できます。
- NFS オプションの横にある矢印をクリックし、各クライアントの NFS オプションに変更を加えます。
NFS のエクスポートオプションを参照してください。
- チェックマークをクリックして、各クライアントに入力した NFS オプションを確定します。
- [次へ (Next)]をクリックして、概要を見直して共有の詳細が正しいことを確認します。
- [共有の作成 (Create Share)]をクリックして共有を作成します。共有を作成すると、成功のメッセージが表示されます。
- [閉じる (Close)]をクリックして、メインの[共有 (Shares)]ページに戻ります。
以下の手順は、標準の共有または最適化された共有を、NetBackup Appliance シェルメニューから作成する方法を示します。
シェルメニューから新しい共有を作成するには
- 管理者として SSH セッションを開きアプライアンスにログオンします。
- 作成する共有に応じた作成コマンドを入力します。
Main_Menu > Manage > Storage > Create Share Standardは、標準の共有を作成します。
Main_Menu > Manage > Storage > Create Share Optimizedは、最適化された共有を作成します。
このコマンドを入力すると、新しい共有の設定作業に移行します。
- 共有名を入力します (例、
share_1
)。 - 共有の短い説明を入力します (例、
Test for share_1
)。 - 共有に割り当て済み容量を入力します (例、
5GB
)。 - 共有にアクセス可能な Oracle サーバークライアントの CSV 形式のリストを入力します (例、
10.100.0.2, 10.100.0.3
)。メモ:
省略名、FQDN、または IP 形式を使用してクライアント名を入力できます。
- 各 Oracle クライアント用の NFS のエクスポートオプションを入力します。前の手順で追加した各クライアントのためのオプションを入力するよう、メッセージが表示されます。
NFS のエクスポートオプションを参照してください。
- NFS のエクスポートオプションを入力すると、概略が表示されます。
- yes を入力して、共有を作成します。共有が作成されると、一連のメッセージが表示されます。
Copilot の機能と共有の管理についてを参照してください。
最適化された共有と最適化された共有の予約についてを参照してください。
???を参照してください。
Oracle データベースのバックアップの構成について詳しくは、『NetBackup™ Copilot™ for Oracle 初期構成ガイド』を参照してください。
NetBackup ソフトウェアの Copilot について詳しくは、『NetBackup™ for Oracle 管理者ガイド』を参照してください。