Veritas NetBackup™ Appliance AutoSupport 2.0 リファレンスガイド
AutoSupport の概要
Veritas AutoSupport は、インフラ、プロセス、システムから成り、Veritasアプライアンスのハードウェアおよびソフトウェアをプロアクティブに監視してサポートの充実を図ります。 AutoSupport を使用すると、エラーレポートの自動作成とサポートケースの作成も行うことができます。
自動化、インターネットアクセス、ケース管理の統合により、Veritasはサポートプロセスを改善し、問題をより迅速に解決するための手段をサポート技術者に提供することができます。Veritas内の AutoSupport インフラで、各アプライアンスのコールホームのデータを分析してプロアクティブにユーザーをサポートし、ハードウェアエラーのインシデントに対して応答します。この機能を使用すると、管理者がサポートケースを作成する必要が軽減されます。また、Veritasが、ユーザーがアプライアンスをどのように構成して使用しているか、また最もメリットがある改良点はどこかを把握できます。AutoSupport は、コールホームのデータをVeritasが保持する他のサイトの構成データと関連付けて、テクニカルサポートやエラーの分析に使用することもできます。Veritasは、AutoSupport を使用してユーザーのサポートの質を大幅に改良します。
このドキュメントでは、アーキテクチャ (機能方法)、操作 (構成方法)、セキュリティおよびデータプライバシー、技術の詳細 (データ) など、AutoSupport の多くの側面について説明します。 主に、NetBackup 52xx Appliance と NetBackup 53xx Appliance について説明しています。
AutoSupport 2.0 は、以下の NetBackup appliance のプラットフォームをサポートします。
NetBackup 5220 アプライアンス (ソフトウェアバージョン 2.7.1 以上)
NetBackup 5230 アプライアンス (ソフトウェアバージョン 2.7.1 以上)
NetBackup 5240 アプライアンス (ソフトウェアバージョン 2.7.3 以上)
NetBackup 5330 アプライアンス (ソフトウェアバージョン 2.7.1 以上)
NetBackup 5340 Appliance (ソフトウェアバージョン 3.1 以上)
Veritasアプライアンスの詳細と他のドキュメントについては、Veritasの Web サイトで以下のインフォメーションストアにアクセスしてください。