Veritas NetBackup™ Appliance AutoSupport 2.0 リファレンスガイド
アプライアンスの登録
アプライアンスの登録は、すべてマイアプライアンスポータルで行えます。
アプライアンスの登録は、Veritasがユーザーのアプライアンスの可用性を最大限に高めて、プロアクティブな監視サポートを実現する機能を活用できるようにするために極めて重要な作業です。 アプライアンスを登録すると、Veritasは正確な連絡先の詳細や場所特有の情報を取得できるので、サポート、フィールドサービス、およびユーザーへのエラー通知に迅速に対応できます。
登録すると、次のようなアプライアンスの他のレポート作成機能を使用することもできます。
登録済みアプライアンスすべての概要
容量および使用状況の詳細
連絡先および現場の情報の更新機能
登録すると、使用しているアプライアンスに関する製品の更新やその他の重要な情報が確実に通知されるようになります。
アプライアンスからインターネットに直接またはプロキシ経由でアクセスできる場合、登録情報の詳細は自動的に取得されます。アプライアンスがプロビジョニングされていない場合は、アプライアンス登録情報の確認や更新を求めるメッセージが表示されます。
マイアプライアンスポータルでアプライアンスを登録するには
- マイアプライアンスポータルにログオンして、次のいずれかの方法で登録処理を開始します。
- アプライアンスの確認に使用する項目に入力します。2 つの項目を入力するだけでアプライアンスを登録できます。
- [次へ (Next)]をクリックして検索を開始します。
- 登録するアプライアンスを選択します。
- [次へ (Next)]をクリックして[新しいアプライアンスの登録 (Register a New Appliance)]ページに進みます。
メモ:
アスタリスクで強調表示されているフィールドは、登録に必須です。必ず、必要な情報を入力してから次の手順に進みます。
- 基本情報の列に会社名を入力します。
- [アプライアンスの場所 (Appliance Location)]列で、[新しいサイトを追加 (Add New Site)]ボタンをクリックして新しいサイトを作成します。
- ポップアップダイアログボックスで、サイト名、サイトのアドレス、その他の情報を入力します。
- [サイトの選択 (Select Site)]フィールドで、作成したサイトを選択します。
- [連絡先情報 (Contact Information)]列で、[新しい連絡先を追加 (Add New Contact)]ボタンをクリックして新しい主要な連絡担当者を作成します。
- ポップアップダイアログボックスで、連絡担当者の名前、電子メールアドレス、電話番号、その他の情報を入力します。
- [連絡先の選択 (Select Contact)]フィールドで、作成した連絡担当者を選択します。
メモ:
デフォルトでは、[コールホーム伝送のエラーアラートを受信 (Receive Call Home transmission failure alert)]オプションにチェックマークが付いており、Veritasが 28 時間経過しても有効なコールホームデータ伝送を受信しない場合の警告が有効になっています。警告は、有効なデータ伝送を受信するまで 24 時間ごとに繰り返し送信されます。
オプションは、ソフトウェアリリース 2.7.1 以降をインストールしている NetBackup アプライアンスでのみ利用できます。
スパムのフィルタが有効になっている場合は、この送信者 ID (appliance.veritas.com) からの電子メールを許可するようにフィルタを設定します。
ベリタスからコールホーム伝送エラーの警告を受信する必要がなくなった場合は、オプションのチェックマークをはずします。
- 情報を確認して[送信 (Submit)]をクリックします。
アプライアンスの登録に成功したことを示す通知がポップアップ表示されます。
アプライアンス情報を手動で更新する方法
登録時に、ホスト名やバージョンなどのアプライアンス情報をポータルで更新する必要があります。このようなアプライアンス情報が表示されない場合、手動で更新するために次の操作を試行します。
- アプライアンスから直接またはプロキシを経由してベリタスのサーバーにアクセスできることを確認します。
- NetBackup Appliance Shell Menuで Settings > Alerts > CallHome Test コマンドを使用して、コールホームが有効になっていることを確認します。
- NetBackup Appliance Shell Menuで Support > Collect Inventory コマンドを使用して、アプライアンス情報を手動で更新します。