Veritas NetBackup™ Appliance 管理者ガイド
- 概要
- NetBackup Appliance の監視
- NetBackup Appliance Web コンソールから行う NetBackup Appliance の管理
- ストレージの構成概要
- Copilot の機能と共有の管理について
- Show コマンドを使ったストレージ領域情報の表示について
- アプライアンスのサポート対象テープデバイスについて
- アプライアンスに対するホストパラメータの構成について
- [管理 (Manage)]>[アプライアンスのリストア (Appliance Restore)]
- [管理 (Manage)]>[アプライアンスのライセンス (Appliance License)]
- 移行ユーティリティについて
- NetBackup Appliance のソフトウェアリリース更新
- EEB のインストールについて
- NetBackup 管理コンソールとクライアントソフトウェアのインストールについて
- 管理 (Manage) > 追加サーバー (Additional Servers)
- [管理 (Manage )] > [高可用性 (High Availability)]
- NetBackup Appliance シェルメニューを使った NetBackup Appliance の管理
- NetBackup Appliance の設定について
- [設定 (Settings)] > [通知 (Notifications)]
- [設定 (Settings)]>[ネットワーク (Network)]
- [設定 (Settings)] > [認証 (Authentication)]
- トラブルシューティング
- 重複排除プールカタログのバックアップとリカバリ
パーティションのサイズ変更
パーティションのサイズは大きい値または小さい値に変更できます。また、パーティションのサイズを変更してパーティションを作成または削除することもできます。
リリース 4.0 以降では、VxUpdate リポジトリのサイズを最小値の 100 GB 以上に変更できます。パーティションの最大サイズは、すべての未割り当てのストレージの量によって異なります。
アプライアンスがプライマリサーバーまたはメディアサーバーとして構成されている場合のみ、[サイズの変更 (Resize)]を使って AdvancedDisk や MSDP のようなデータパーティションを作成できます。
MSDP のパーティションを作成すると、MSDP カタログを保護するバックアップポリシーが自動的に作成されます。
???を参照してください。
[サイズの変更 (Resize)]を使ってパーティションを削除できるのは、アプライアンスが出荷時の状態である (プライマリサーバーまたはメディアサーバーとして構成されていない) 場合だけです。
メモ:
アプライアンスが出荷時の状態でも、構成や NetBackup カタログのパーティションは削除できません。
メモ:
共有パーティションは Resize コマンドを使って作成または削除することができません。
ストレージパーティションのサイズを変更する前に、次の点を確認してください。
AdvancedDisk、構成、MSDP、MSDP カタログ、NetBackup カタログのパーティションのサイズは、大きい値または小さい値に変更できます。サイズを変更するには、1 GB 単位で値を入力します。
メモ:
MSDP ストレージパーティションのサイズを大きい値に変更する場合は、MSDP カタログのサイズ変更も必要になる場合があります。カタログのサイズを変更する必要がある場合、MSDP のサイズ変更は失敗し、サイズ変更の要件を一覧表示するエラーメッセージが表示されます。
各パーティションには、サポートされる最小サイズと最大サイズがあります。パーティションのサイズ変更はこれらの値内で行ってください。
???を参照してください。
メモ:
パーティションのサイズ変更は、システムの構成と存在するデータの量によって非常に長い時間がかかる場合があります。場合によっては、実行中の操作がハングアップしているように見える可能性があります。操作が完全に終了するまでの時間を許容してください。
パーティションの拡張時は、次の点に注意してください。
MSDP ボリュームが 10 GB を超えていることを確認します。10 GB 未満または平均 MSDP ボリュームの 1/100 未満のパーティションはサポートされません。
利用可能なディスク容量が 10 GB を超える場合、パーティションが拡張されたことを通知するメッセージが表示されます。
利用可能なディスク容量が 10 GB 未満の場合、プロセスは 10 GB を超える空き容量を持つストレージアレイ内の次のディスクを確認します。パーティションが拡張されたことを通知するメッセージが表示されます。
利用可能な領域が 10 GB を超えるディスクがない場合、利用可能な最大領域を通知するメッセージが表示され、より小さいサイズでパーティションを拡張できます。
次の手順は、パーティションのサイズを変更する方法を説明しています。
ストレージパーティションのサイズを変更する方法
- NetBackup Appliance Web コンソールにログオンします。
- [管理 (Manage)]>[ストレージ (Storage)]の順にクリックします。
- [パーティション (Partitions)]セクションで、サイズ変更するパーティションをクリックします。パーティションの詳細ページが開きます。
- [ディスクのパーティション配布 (Partition Distributions on Disk)]セクションで、[リサイズ (Resize)]をクリックします。
- [<パーティション> のサイズの変更 (Resize <partition>)]ダイアログボックスにパラメータの適切な値を入力します。[リサイズ (Resize)]をクリックしてパーティションのサイズを変更します。
[サイズの変更 (Resize)]ダイアログを参照してください。
- パーティションのサイズを変更するときに、詳しい進捗状況が表示されます。
操作が完了したら、[OK]をクリックします。パーティションの詳細ページは自動的に更新されます。