Veritas NetBackup™ Appliance 管理者ガイド
- 概要
- NetBackup Appliance の監視
- NetBackup Appliance Web コンソールから行う NetBackup Appliance の管理
- ストレージの構成概要
- Copilot の機能と共有の管理について
- Show コマンドを使ったストレージ領域情報の表示について
- アプライアンスのサポート対象テープデバイスについて
- アプライアンスに対するホストパラメータの構成について
- [管理 (Manage)]>[アプライアンスのリストア (Appliance Restore)]
- [管理 (Manage)]>[アプライアンスのライセンス (Appliance License)]
- 移行ユーティリティについて
- NetBackup Appliance のソフトウェアリリース更新
- EEB のインストールについて
- NetBackup 管理コンソールとクライアントソフトウェアのインストールについて
- 管理 (Manage) > 追加サーバー (Additional Servers)
- [管理 (Manage )] > [高可用性 (High Availability)]
- NetBackup Appliance シェルメニューを使った NetBackup Appliance の管理
- NetBackup Appliance の設定について
- [設定 (Settings)] > [通知 (Notifications)]
- [設定 (Settings)]>[ネットワーク (Network)]
- [設定 (Settings)] > [認証 (Authentication)]
- トラブルシューティング
- 重複排除プールカタログのバックアップとリカバリ
EEB のインストールについて
EEB (Emergency Engineering Binary) は、特定のお客様の特定のニーズを満たすために個別に提供されます。Hotfix/パッチは、EEB のうち、すべてのお客様が利用可能なものです。インストールする EEB が 1 つ以上ある場合、NetBackup Appliance Web コンソール または NetBackup Appliance シェルメニュー (アプライアンスのシェルメニュー) を使ってアプライアンスにアップロードできるように、それらをローカルに格納する必要があります。EEB は、アプライアンスのシェルメニューまたは Appliance Management Server (AMS) を使用してインストールする必要があります。
3.3.0.1 リリース以降、インストールされている EEB を、同じ EEB の新しいリビジョンに置き換えられます。その際、現在インストールされているリビジョンの手動ロールバックは不要です。
EEB ファイル名のリビジョン番号は、ソフトウェアのバージョン番号の直後に、次のように表示されます。
NBAPP_EEB_ET1234567-3.2-1. x86_64 rpm
この例では、-1
はリビジョン 1、つまり EEB の最初に発行されたリビジョンを示します。同じ EEB が改訂または更新されると、リビジョン番号が -2
に変更されます。
次に、同じ EEB の新しいリビジョンをインストールする場合、インストールがどのように処理されるのかを説明します。
NBAPP_EEB_ET1234567-3.2-1.x86_64.rpm
をインストールします。数カ月後、改訂された EEB である
NBAPP_EEB_ET1234567-3.2-2.x86_64.rpm
を入手してインストールします。インストールが開始されると、改訂された EEB スクリプトが EEB の以前のリビジョンを見つけ、ロールバックを自動的に実行します。
以前のリビジョンのロールバックが完了すると、新しいリビジョンがインストールされます。
メモ:
既存の EEB は、以前のリビジョンまたは古いリビジョンの EEB に置き換えられません。
EEB のインストールを参照してください。