Cluster Server 8.0.2 付属エージェントリファレンスガイド - Solaris

MonitorFreq キーの値を高い値に設定することで、エージェントが旧形式の監視関数を頻繁に実行しないようにします。

Mount、Zpool、Volume のようなストレージエージェントの 1 つを使用して、ゾーンルートが作成されるストレージの状態を監視します。 Zone エージェントには、「依存関係」に示すようにストレージエージェントへの依存関係があります。

Zpool エージェントは IMF 対応ではありません。 そのため、ゾーンルートのマウントポイントを監視するために Zpool エージェントが使用された場合、ゾーンルートのマウントポイントが外部にマウント解除されたときの瞬間の通知は受信されません。 ただし、Zpool の従来の監視では、マウントポイントの障害が検出されます。

VCS 制御外でサービスの状態を更新するために svcadm コマンドを実行すると、IMF が Zone エージェントに通知します。 サービスグループの状態の更新について IMF が誤って通知した場合、リソースの状態は変わりません。 その後、Zone エージェントは IMF にイベントを再登録します。

Directory Online イベントに対して IMF に登録される Zone エージェント

Directory Online イベントは、ゾーンルートディレクトリを監視します。 ゾーンルートディレクトリの親ディレクトリが削除されたり別の場所に移動されたりした場合でも、AMF は Zone エージェントに通知を提供しません。 この変更は Zone の monitor の次のサイクルで検出され、OFFLINE としてリソースの状態が報告されます。