Cluster Server 8.0.2 付属エージェントリファレンスガイド - Solaris
- 付属エージェントの概要
- ストレージエージェント
- DiskGroup エージェント
- DiskGroupSnap エージェント
- Disk エージェント
- Volume エージェント
- VolumeSet エージェント
- Mount エージェント
- Mount エージェントの設定例
- Zpool エージェント
- VMwareDisksエージェント
- SFCache エージェント
- Network エージェント
- ネットワークエージェントについて
- IP エージェント
- NIC エージェント
- IPMultiNICB と MultiNICB エージェントについて
- IPMultiNICB エージェント
- MultiNICB エージェント
- MultiNICB エージェントの設定例
- DNS エージェント
- ファイル共有エージェント
- サービスエージェントとアプリケーションエージェント
- AlternateIO エージェント
- Apache HTTP サーバーエージェント
- Application エージェント
- CoordPoint エージェント
-
LDom エージェント
- 依存関係
- Process エージェント
- ProcessOnOnly エージェント
- Project エージェント
- RestServer エージェント
- Zone エージェント
- インフラエージェントとサポートエージェント
- エージェントのテスト
- レプリケーションエージェント
属性
表: Solaris の必須属性
必須属性 | 説明 |
---|---|
SnmpConsoles | SNMP マネージャのマシン名と、配信する重要度を指定します。 重要度には、Information、Warning、Error、SevereError があります。 ある重要度を指定した場合、そのレベル以上のすべてのメッセージが送信されます。 メモ: SnmpConsoles は、SmtpServer が指定されていない場合、必須属性です。指定されている場合、SnmpConsoles はオプション属性です。 必要な場合は、SnmpConsoles と SmtpServer の両方の属性を指定します。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - 関連 例: "172.29.10.89" = Error, "172.29.10.56" = Information |
SmtpServer | SMTP 電子メールサーバーのマシン名を指定します。 メモ: SmtpServer は、SnmpConsoles が指定されていない場合、必須属性です。指定されている場合、SmtpServer はオプション属性です。 必要な場合は、SmtpServer と SnmpConsoles の両方の属性を指定できます。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー 例: "smtp.example.com" |
表: Solaris の省略可能な属性
オプション属性 | 説明 |
---|---|
EngineListeningPort | VCS エンジンがデフォルトポート以外のポートをリスニングしている場合、この属性を変更します。 データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー デフォルト: 14141 |
MessagesQueue | VCS エンジンのメッセージキューサイズ 最小値は 30 です。 データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー デフォルト: 30 |
NotifierListeningPort | 有効かつ他のアプリケーションで使用していない任意の TCP/IP ポート番号。 データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー デフォルト: 14144 |
NotifierSourceIP | この属性を設定すると、notifier(SMTP と SNMP)から送信されるすべての通知がこの IP アドレスを持つインターフェースから送信されます。 メモ: この属性に指定された Source IP が /etc/hosts ファイルに存在するか、DNS 解決可能であることを確認します。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー 例: "10.209.77.111" |
SmtpFromPath | notifier で FROM: フィールドにカスタムの電子メールアドレスを使用する場合は、この属性に有効な電子メールアドレスを設定します。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー 例: "usera@example.com" |
SmtpRecipients | SMTP からの情報の送信先となる電子メールアドレスとメッセージのレベルを指定します。 重要度には、Information、Warning、Error、SevereError があります。 ある重要度を指定した場合、そのレベル以上のすべてのメッセージが送信されます。 メモ: SmtpServer が指定されている場合、SmtpRecipients は必須属性です。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - 関連 例: "james@example.com" = SevereError, "admin@example.com" = Warning |
SmtpReturnPath | notifier で Return-Path: フィールドに独自の電子メールアドレスを使用する場合は、この属性に有効な電子メールアドレスを設定します。 SmtpServer で指定された電子メールサーバーが SMTP VRFY コマンドをサポートしない場合、SmtpReturnPath の値を有効にするには SmtpVrfyOff を 1 に設定する必要があります。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー 例: "usera@example.com" |
SmtpServerTimeout | notifier が、送信した SMTP コマンドに対する電子メールサーバーからの応答を待機する時間を秒で示します。 電子メールサーバーが notifier からの SMTP コマンドに応答するのに時間がかかる場合は、この値を増やすことができます。 データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー デフォルト: 10 |
SmtpServerVrfyOff | 電子メールサーバーが SMTP VRFY コマンドをサポートしていない場合は、この属性を 1 に設定してください。 1 を設定した場合、notifier は電子メールの送信時、SmtpServer 属性で指定された電子メールサーバーに SMTP VRFY 要求を送信しません。 データ形式と値のタイプ: ブール - スカラー デフォルト: 0 |
SnmpCommunity | SNMP マネージャのコミュニティ ID を指定します。 データ形式と値のタイプ: 文字列 - スカラー デフォルト: public |
SnmpdTrapPort | SNMP トラップの送信先となる SNMP コンソールマシンのポート。 複数の SNMP コンソールを指定する場合、すべてのコンソールでこの値が使用されます。 データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー デフォルト: 162 |
MessageExpiryInterval | メッセージが期限切れになる秒単位の時間。VCS エンジンはメッセージの有効期限間隔以内に通知者にメッセージを送信できない場合、VCS エンジンのメッセージキューからメッセージを削除します。 最小値: 3600 データ形式と値のタイプ: 整数 - スカラー デフォルト: 3600 |