NetBackup™ Snapshot Manager インストールおよびアップグレードガイド

クラウドに配備されている Snapshot Manager をバックアップするには

1. Snapshot Manager サービスを停止します。

   環境に応じて、次のコマンドをそれぞれ使用します。

   (Docker の場合) # sudo docker run -it --rm -u 0 -v /full_path_to_volume_name:/full_path_to_volume_name -v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock veritas/flexsnap-deploy:version stop

   (Podman の場合) # sudo podman run -it --rm -u 0 -v /full_path_to_volume_name:/full_path_to_volume_name -v /var/run/podman.sock:/var/run/podman.sock veritas/flexsnap-deploy:version stop

   ここで、version は、現在インストールされている Snapshot Manager 製品のバージョンを表します。次のコマンドを使用して、バージョンを取得できます。

   # cat /cloudpoint/version

   Docker 環境のコマンドの例を次に示します。

   # sudo docker run -it --rm -u 0 -v /cloudpoint:/cloudpoint -v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock veritas/flexsnap-deploy:10.1.0.0.1005 stop

   メモ:

   これは 1 つのコマンドです。改行なしでコマンドを入力していることを確認します。

2. すべての Snapshot Manager コンテナが停止していることを確認してください。Snapshot Manager の一貫したバックアップを取得するために、Snapshot Manager との間のすべてのアクティビティと接続を停止する必要があるため、この手順は重要です。

   次のように入力します。

   (Docker の場合) # sudo docker ps | grep veritas

   (Podman の場合) # sudo podman ps | grep veritas

   このコマンドでは、アクティブに実行されている Snapshot Manager コンテナが返されることはありません。

3. (オプション) アクティブなコンテナが引き続き表示される場合は、手順 2 を繰り返します。この方法が機能しない場合は、アクティブになっている各コンテナで次のコマンドを実行します。

   (Docker の場合) # sudo docker kill container_name

   (Podman の場合) # sudo podman kill container_name

   Docker 環境のコマンドの例を次に示します。

   # sudo docker kill flexsnap-api

4. すべてのコンテナが停止した後、Snapshot Manager をインストールしたボリュームのスナップショットを作成します。クラウドプロバイダのスナップショットツールを使用します。
5. スナップショットが完了したら、Snapshot Manager サービスを再起動します。

   次のコマンドを使用します。

   (Docker の場合) # sudo docker run -it --rm -u 0 -v /full_path_to_volume_name:/full_path_to_volume_name-v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock veritas/flexsnap-deploy:version start

   (Podman の場合) # sudo podman run -it --rm -u 0 -v /full_path_to_volume_name:/full_path_to_volume_name-v /var/run/podman.sock:/var/run/podman.sock veritas/flexsnap-deploy:version start

   ここで、version は、現在インストールされている Snapshot Manager 製品のバージョンを表します。

   Docker 環境のコマンドの例を次に示します。

   # sudo docker run -it --rm -u 0 -v /cloudpoint:/cloudpoint -v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock veritas/flexsnap-deploy:10.1.0.0.1005 start

   メモ:

   これは 1 つのコマンドです。改行なしでコマンドを入力していることを確認します。

オンプレミスに配備されている Snapshot Manager をバックアップするには

1. Snapshot Manager サービスを停止します。

   次のコマンドを使用します。

   (Docker の場合) # sudo docker run -it --rm -u 0 -v /full_path_to_volume_name:/full_path_to_volume_name -v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock veritas/flexsnap-deploy:version stop

   (Podman の場合) # sudo podman run -it --rm -u 0 -v /full_path_to_volume_name:/full_path_to_volume_name -v /var/run/podman.sock:/var/run/podman.sock veritas/flexsnap-deploy:version stop

   ここで、version は、現在インストールされている Snapshot Manager 製品のバージョンを表します。

   Docker 環境のコマンドの例を次に示します。

   # sudo docker run -it --rm -u 0 -v /cloudpoint:/cloudpoint -v /var/run/docker.sock:/var/run/docker.sock veritas/flexsnap-deploy:10.1.0.0.1005 stop

   メモ:

   これは 1 つのコマンドです。改行なしでコマンドを入力していることを確認します。

2. すべての Snapshot Manager コンテナが停止していることを確認してください。Snapshot Manager の一貫したバックアップを取得するために、Snapshot Manager との間のすべてのアクティビティと接続を停止する必要があるため、この手順は重要です。

   次のように入力します。

   (Docker の場合) # sudo docker ps | grep veritas

   (Podman の場合) # sudo podman ps | grep veritas

   このコマンドでは、アクティブに実行されている Snapshot Manager コンテナが返されることはありません。

3. (オプション) アクティブなコンテナが引き続き表示される場合は、手順 2 を繰り返します。この方法が機能しない場合は、アクティブになっている各コンテナで次のコマンドを実行します。

   (Docker の場合) # sudo docker kill container_name

   (Podman の場合) # sudo podman kill container_name

   Docker 環境のコマンドの例を次に示します。

   # sudo docker kill flexsnap-api

4. フォルダ /cloudpoint をバックアップします。希望するバックアップ方式を使用します。

   次に例を示します。

   # tar -czvf cloudpoint_dr.tar.gz /cloudpoint

   このコマンドは、/cloudpoint ディレクトリのデータを含む cloudpoint_dr という名前の圧縮されたアーカイブファイルを作成します。