NetBackup™ Snapshot Manager インストールおよびアップグレードガイド
- 概要
- 第 I 部 NetBackup Snapshot Manager のインストールおよび構成
- NetBackup Snapshot Manager のインストールの準備
- コンテナイメージを使用した NetBackup Snapshot Manager の配備
- NetBackup Snapshot Manager 拡張機能の配備
- VM への Snapshot Manager 拡張機能のインストール
- Azure の管理対象 Kubernetes クラスタ (AKS) への Snapshot Manager 拡張機能のインストール
- AWS の管理対象 Kubernetes クラスタ (EKS) への Snapshot Manager 拡張機能のインストール
- GCP の管理対象 Kubernetes クラスタ (GKE) への Snapshot Manager 拡張機能のインストール
- NetBackup Snapshot Manager クラウドプラグイン
- NetBackup Snapshot Manager アプリケーションエージェントとプラグイン
- NetBackup Snapshot Manager のエージェントレス機能を使用した資産の保護
- NetBackup Snapshot Manager でのボリュームの暗号化
- NetBackup Snapshot Manager のセキュリティ
- 第 II 部 NetBackup Snapshot Manager のメンテナンス
- NetBackup Snapshot Manager のログ記録
- NetBackup Snapshot Manager のアップグレード
- NetBackup Snapshot Manager のアンインストール
- NetBackup Snapshot Manager のトラブルシューティング
AWS の管理対象 Kubernetes クラスタに拡張機能をインストールする際の前提条件
Snapshot Manager のインストール要件を満たすサポート対象の Ubuntu または RHEL システムで Snapshot Manager イメージを選択し、ホストを作成します。
メイン Snapshot Manager ホストでポート 5671 が開いていることを確認します。
インスタンスまたは物理ホストで特定のポートが開いていることの確認を参照してください。
Docker または Podman コンテナプラットフォームをホストにインストールし、コンテナサービスを起動します。
表: コンテナプラットフォームのインストールを参照してください。
ジョブの実行中にクラスタを拡大または縮小することはお勧めしません。これを行うと、ジョブが失敗する可能性があります。事前にクラスタサイズを設定してください。
AWS 環境内で Snapshot Manager ホストが Kubernetes クラスタにアクセスするための準備を行います。
AWS CLI をインストールします。詳しくは、AWS コマンドラインインターフェースを参照してください。
Kubernetes CLI をインストールします。詳しくは、kubectl のインストールに関するマニュアルを参照してください。
Snapshot Manager イメージのプッシュ (アップロード) 先となる AWS コンテナレジストリを作成するか、利用可能な場合は既存のレジストリを使用します。必要に応じて最小ノード数と最大ノード数を設定します。
詳しくは、AWS のマニュアルにある Amazon Elastic Container Registry に関する説明を参照してください。
AWS EKS クラスタの OIDC プロバイダを作成します。詳しくは、『Amazon EKS ユーザーガイド』の「クラスターの IAM OIDC プロバイダーを作成するには」セクションを参照してください。
AWS EKS クラスタの IAM サービスアカウントを作成します。詳しくは、『Amazon EKS ユーザーガイド』を参照してください。
IAM 役割が EKS クラスタへのアクセス権を必要とする場合は、EKS クラスタへのアクセス権がすでに設定されているシステムから次のコマンドを実行します。
kubectl edit -n kube-system configmap/aws-auth
詳しくは、『Amazon EKS ユーザーガイド』の「クラスターへの IAM ユーザーおよびロールアクセスを有効にする」セクションを参照してください。
Amazon EFS ドライバをインストールします。詳しくは、『Amazon EKS ユーザーガイド』の「Amazon EFS CSI ドライバー」セクションを参照してください。
AWS 環境にログインし、AWS CLI で次のコマンドを実行して、Kubernetes クラスタにアクセスします。
# aws eks --region <region_name> update-kubeconfig --name <cluster_name>
ストレージクラスを作成します。詳しくは、『Amazon EKS ユーザーガイド』の「ストレージクラス」セクションを参照してください。
ホストシステムのコマンドラインから Snapshot Manager の名前空間を作成します。
# kubectl create namespace cloudpoint-system
次に、AWS で新たに作成するか既存の管理対象 Kubernetes クラスタを使用して、Snapshot Manager 専用の新しいノードプールを追加します。必要に応じて自動スケールを構成します。