Veritas NetBackup™ デバイス構成ガイド
- デバイス構成の概要
- 第 I 部 オペレーティングシステム
- AIX
- HP-UX
- HP-UX の永続的な DSF のデバイスドライバとファイルについて
- 永続的な DSF の構成について
- HP-UX のレガシーデバイスドライバとファイルについて
- レガシーデバイスファイルの構成について
- Linux
- Solaris
- sg ドライバおよび st ドライバのインストールまたは再インストール
- Solaris のロボット制御について
- Solaris テープドライブ用デバイスファイルについて
- FT メディアサーバーを認識させるための Solaris SAN クライアントの設定
- Windows
- 第 II 部 ロボットストレージデバイス
- ロボットの概要
- Oracle StorageTek ACSLS ロボットについて
- デバイス構成の例
Oracle StorageTek ACSLS ファイアウォールの構成
Sun StorageTek ACSLS ファイアウォール環境で ACS ロボットを構成するには、TCP ポート接続の指定に次に示す NetBackup vm.conf ファイルの構成エントリを使用します。
ACS_CSI_HOSTPORT
ACS_SSI_INET_PORT
ACS_TCP_RPCSERVICE
vm.conf エントリについての詳しい情報を参照できます。
『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』を参照してください。
Sun StorageTek ACSLS サーバーの構成オプションは、vm.conf ファイルのエントリと一致している必要があります。たとえば、一般的な ACSLS ファイアウォール構成では、次のような設定に変更できます。
Changes to alter use of TCP protocol...
TRUE に設定すると、ファイアウォールで保護された ACSLS は TCP 経由で実行されます。
Changes to alter use of UDP protocol...
FALSE に設定すると、ファイアウォールで保護された ACSLS は TCP 経由で実行されます。
Changes to alter use of the portmapper...
NEVER に設定すると、ACSLS サーバーで、クライアントプラットフォームのポートマッパーに問い合わせされません。
Enable CSI to be used behind a firewall...
TRUE に設定すると、ACSLS サーバーの 1 つのポートを指定できるようになります。
Port number used by the CSI...
ユーザーが選択するポート。デフォルト 30031 が最も多く使用されます。
ポート番号は、NetBackup の vm.conf ファイルで指定するポート番号と一致している必要があります。
ファイアウォールで保護された ACSLS サーバーの設定方法については、各ベンダーが提供するマニュアルを参照してください。