ニュースリリース

ベリタス、ユーザーエクスペリエンスを大幅に向上した バックアップ製品「NetBackup」の最新版を発表

~Web UI追加で設定・管理をシンプルにし、役割ベースでエンドユーザも管理可能に 最新ワークロードもシンプルにバックアップ / リカバリ可能~

2018 年 9 月 27 日 - データ保護のグローバル市場シェアリーダーであるベリタステクノロジーズ合同会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長 大江克哉、以下 ベリタス)は、本日、物理 / 仮想 / オンプレミス / クラウドなどあらゆる環境のデータ保護を統合するエンタープライズ向けバックアップソフトウェア製品「Veritas NetBackup」の最新版、「Veritas NetBackup 8.1.2」の提供を開始します。

最新版のNetBackupは、ユーザーエクスペリエンス(ユーザーの運用性向上)のために様々な改善を実装しています。

具体的には、従来のJava UIに加えて、新しいWeb UIを搭載しました。これにより、プロテクションプランの作成、セルフサービスの設定などが直観的でシンプルになり、ダッシュボードでバックアップ状況などを的確に確認し、バックアップ環境の円滑な稼働を維持するためのアクションをとることができます。また、役割ベースの管理機能により、バックアップ管理者だけでなく、ストレージ管理者やクラウド管理者、エンドユーザも与えられた権限の範囲でバックアップ、リストア、アクセスの柔軟な運用が実現できます。モバイルデバイスからも安全にアクセスできるので、場所を選ばない即時対応も可能です。

さらに、NetBackupは、あらゆるワークロードの保護を統合することを目指しており、保護対象のワークロードとして、既に対応済みであるHCI(ハイパーコンバージドインフラストラクチャ)のNutanix AHVやオープンソースDBのMySQL/PostGreSQL/MariaDB/SQLite、BigDataのHadoopに加え、最新版ではNoSQLのHBase、オンプレミスでAzure環境を提供するAzure Stackを新たに追加しました。

◆次世代のワークロードへの対応
NetBackup 8.1.2 は、ビッグデータ分析プラットフォーム、オープンソースのデータベース、HCIなど、多数の新しいワークロードに対応し、プラグインをダウンロードして追加するだけで即時に利用可能となり、すべてのバックアップを、単一のコンソールで統合管理できます。

今回対応する新しいワークロードはHBaseとAzure Stackです。近日中に、本バージョンにてアップグレードすることなく、MongoDBにも対応予定です。

また、NetBackup は、スケールアウトワークロード保護のために「NetBackup Parallel Streaming」技術を搭載しており、Hadoop やNutanixをはじめとする各種マルチノードシステムにおいて各ノードからエージェントレスでデータを並列にストリーミングすることにより、バックアップの高速化を実現しています。

◆VMware 保護の強化
NetBackup 8.1.2 は 、新しいWeb UIによるシステムへの即時アクセスと、エージェントなしで単一ファイルをリストアできる「VM Instant Access」機能によってVMware環境の保護機能を強化しました。これにより、バックアップ済みの仮想マシンイメージから新規仮想マシンを起動したり、Guest OS内のファイルをWeb経由で直接サーバやPCにダウンロードしたり、Guest OS内の特定のファイルを特定の時点に復旧することが可能になります。

◆パブリッククラウドのスナップショットを統合管理
NetBackup 8.1.2 では  AzureやAWSなどパブリッククラウドのスナップショット管理が統合可能となり、複数のパブリッククラウドとオンプレミスの各種ワークロードからなる企業の大規模かつ複雑な環境のデータ保護を、かつてないほど簡単かつ迅速に行えるようになりました。

ワールドクラスのデータ保護をシンプルに
NetBackup の新しいWeb UI により、シンプルな操作で、より迅速に、モバイルデバイスからでも、バックアップ / リカバリを実行可能となりました。

NetBackup 8.1.2には、複数のNetBackup環境の容量を一元管理可能な「Veritas Smart Meter」が搭載されており、Web UIのダッシュボードで使用状況を確認することで、すべての問題を特定し、バックアップ環境の円滑な稼働を維持するためのアクションをとることができます。

また、役割ベースの管理機能「Role Based Access Control」により、VMのリカバリ、ファイルリストア、ファイルアクセス権限を制御することで、バックアップ運用管理者以外でも、部門ごとに自部門のデータ保護、アクセス管理が可能になります。

◆ユーザーエクスペリエンス向上への取り組み
昨年、ベリタスの設計チームは、製品ライフサイクル全体でどのようにベリタスのソリューションが使用されているか理解するため、世界中の数千のお客様とパートナー様からフィードバックを収集しました。そのフィードバックを製品に取り込むことで、ユーザーエクスペリエンス(ユーザーの運用性)向上に取り組んでいます。

今回、その成果を、フラッグシップ製品の1つであるNetBackupに反映させることで、お客様のすべてのデータバックアップおよびリカバリ業務の複雑性を軽減しました。ベリタスは、今後も継続的にユーザーエクスペリエンス向上に取り組み、お客様が変化し続ける市場環境に迅速に適応できるよう支援します。

Enterprise Strategy Group 社のシニアアナリストであるクリストフ・バートランド (Christophe Bertrand) 氏は次のように述べています。

「企業には、データがどこにあろうと簡単かつシームレスにバックアップとリストアができ、一部の責任を事業主に移譲できるテクノロジが必要です。これらの取り組みを成功させるにあたって、ユーザーエクスペリエンスが大きな影響を及ぼします。NetBackup の新しいインターフェース(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)を重視する全社的な戦略により、ベリタスは顧客によるワークロードの保護とデータが必要な際の即時のリストアを可能にします。」

■ベリタスについて
https://www.veritas.com/ja/jp/

Veritas Technologies はエンタープライズ向けデータ保護、およびSDS(ソフトウェアデファインドストレージ)市場のグローバルリーダーです。データのバックアップ / リカバリ、データの安全と可用性の維持、障害からの保護、法令順守の達成において、Fortune 500 社の 86 パーセントの企業を含む世界有数の企業を支援しています。企業が IT インフラを最新化するのに合わせて、ベリタスはリスクを軽減し、データを活用するための最新のテクノロジを提供します。

ベリタステクノロジーズ合同会社は、Veritas Technologiesの日本法人です。

*Veritas、Veritasロゴ は、Veritas Technologies LLC または関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。

*その他製品名等はそれぞれ各社の登録商標または商標です。

将来に関する記述: 製品の今後の予定についての将来に関する記述は予備的なものであり、未来のリリース予定日はすべて暫定的で、変更の可能性があります。今後の製品のリリースや予定されている機能修正についてはベリタスが継続的な評価を行なっており、実装されるかどうかは確定していません。ベリタスが確言したと考えるべきではなく、購入決定の理由とすべきではありません。

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