ニュースリリース

ベリタス、中小規模企業向けバックアップ&リカバリ製品の最新版、 「Backup Exec 16」の提供を開始

~クラウドと仮想化のサポートを拡充、物理/仮想/クラウドいずれの環境においても より戦略的なバックアップを実現~

2016 年 11 月 08 日-情報管理ソリューションのリーダー企業であるベリタステクノロジーズ合同会社(本社:東京都港区、代表執行役員社長:西村隆行、以下ベリタス)は本日、中小規模企業に最適なバックアップ&リカバリ製品の最新版、統合データ保護ソリューション 「Backup Exec 16(バックアップ エグゼック 16)」の提供開始を発表しました。

「Backup Exec 16」 は、企業のデータ保護に関する重要課題の解決を支援し、保存場所に関係なく、仮想、物理、クラウド全体のすべての重要なデータに対応します。また、Microsoft Azure、Windows Server 2016、Microsoft Hyper-V Server 2016 といった拡張性の高い最新の Microsoft インフラストラクチャを活用することもできます。この最新リリースでは、クラウドのサポートが拡張されただけでなく、ライセンスモデルや購入モデルがシンプルになっており、管理者にとってさらに利用しやすいものとなっています。

中小企業(25~1000名規模)におけるデータバックアップの実態を調査した最近の調査(※)によると、中小規模企業におけるデータは今後 3 年間で 33% 増加すると予想されています。予算が横ばいとなる中、中小規模企業のお客様は、より強力かつ柔軟で、信頼性の高いデータ保護ソリューションを求めています。「Backup Exec 16」 は、データ保護に関する重要な課題を解決できるよう企業を支援し、保存場所に関係なく、仮想、物理、クラウドシステム全体のすべての重要なデータに対応します。

Backup Exec 16 の主な機能:

  • クラウドサポートの拡張:
    「Backup Exec 16」 で提供される単一の統合プラットフォームは、仮想、物理、クラウドとインフラ全体の重要なデータを保護でき、クラウドへの移行も効率的に行えます。「Backup Exec」サーバーや、「Backup Exec」で構成されるバックアップサービスは、クラウド内のデータや、クラウド上へ入出力されるデータを柔軟に保護できます。
  • Microsoft クラウドインフラのサポート:
    「Backup Exec 16」では、Azure、Windows Server 2016、Hyper-V Server 2016 といった拡張性の高い最新の Microsoft インフラストラクチャを活用できます。Windows Server 2016 のコンテナー、コンテナーイメージの保護にも対応しています。 Azure コンポーネントの保護では、業務への影響を抑えるシングルパスでのバックアップと、ファイル、フォルダー、オブジェクト単位のきめ細かいリカバリを提供します。Backup Exec には、企業が選んだデータ保護ポリシーに自在に対応できる、柔軟なオプションが用意されています。堅牢な暗号化プロトコルによってデータのセキュリティが確保されるので、企業は安心して費用効果に優れたパブリッククラウドサービスに機密データを委ねることができます。
  • 迅速なパフォーマンス:
    「Backup Exec 」では業務システムのパフォーマンスへの影響を低く抑えながら、VMware 仮想マシンを迅速に保護し、個々のファイルのリストアも迅速に行えます。この特許取得済みの「Instant Granular Recovery Technology」(Instant GRT) 機能により、企業のアプリケーションおよびデータリカバリの目標を達成できます。また、Instant Recovery により即時に VMwareとHyper-Vの 仮想マシンをアクティブ化できるため、保護対象サーバーのバックアップコピーをアクティブ化してテスト、開発、トラブルシューティング、データリカバリに利用でき、時間や労力を削減出来ます。この機能があれば、ランサムウェア攻撃に遭っても、犯罪者にお金を支払うことなく迅速にリカバリできます。
  • シンプルで利用しやすいライセンスモデルと購入モデル:
    中小規模企業では、専任のバックアップ管理者が不在の場合がありますが、「Backup Exec」は、価格やわかりやすいライセンス体系/購入モデルを重視する中小規模企業のお客様を対象としているため、専任者でなくても簡単にご利用いただけます。物理と仮想の両方に対するベリタスの経験を活かして仮想環境とクラウド環境でのデータ保護機能を提供することで、企業のデータセット全体の効果的な保護を実現します。

ベリタスの Backup Exec グローバルプロダクトマーケティング担当の アンディ・スペンサー(Andy Spencer) は次のように述べています。 「多くの企業がハイブリッドクラウドモデルを運用しています。つまり、異種混在環境でクラウドとオンプレミスの両方のアーキテクチャ上のデータにアクセスする必要があります。ベリタスは、インフラに依存せず、すべてのデータを保護します。複数のソリューションを使用する複雑さやリスクが軽減され、可視性や情報の制御を向上させます。Backup Exec 16 なら、データ保存に関する重要な課題に簡単な方法で対応し、企業全体の重要なデータセットを仮想、物理、クラウドにかかわらず、すべて保護できます。」

仮想サーバーとシステムが爆発的に増加する一方で、データセンターのスペースが限られている中、ストレージへの需要が拡大しています。ベリタスが委託したグローバルの調査によると、今後 3 年間で、中小規模企業はデータの 39% を仮想インフラに保存するようになります (物理インフラ 33%、クラウドインフラ 27%)。データが複数のシステムにわたって保存されるという複雑さに対応するために、多くの企業がシステム固有のバックアップツールを導入しています。その結果、中小規模企業では、環境内に平均して 4 つのデータ保護ツールが混在し、ツールごとにライセンス、メンテナンス、トレーニング、運用、インフラコストが必要になっています。「Backup Exec 16」 なら、インターフェースは 1 つだけなので、企業の成長に不可欠な、貴重なリソースと資産の節約を実現できます。

マイクロソフト社の Microsoft Azure ストレージ担当ゼネラルマネージャー タッド・ブロックウェイ(Tad Brockway) 氏は次のように述べています。「ベリタスと長年にわたって連携し、中小規模企業向けの強力かつ柔軟なクラウドソリューションの提供をお手伝いすることができ、大変嬉しく思っています。バックアップと情報管理分野のリーダーとして、ベリタスと Azure は、ハイブリッド環境でバックアップを管理するための信頼できる効率的なソリューションをお客様に提供します。」

■Backup Execについて
「Backup Exec」 は、Microsoft 環境の保護に関して30年以上、VMwareなど仮想 環境の保護に関して 10 年以上にわたり中小規模企業のお客様から信頼され続けているバックアップ&リカバリ製品です。「Backup Exec 」では標準 API を採用し、仮想マシンを保護するための柔軟なオプションを提供しており、企業は正確で効率的なデータリカバリを利用しながら、業務目標を達成できます。これまでに220 万のお客様にご利用いただいている「Backup Exec」 は、世界中で 8 億以上のバックアップと 700 万のリストアをサポートしてきました。

※調査の結果、および「Backup Exec 16」の詳細は以下をご参照ください。
https://www.veritas.com/ja/jp/product/backup-and-recovery/backup-exec
以上

<本件に関する報道関係の方のお問い合わせ先>
ベリタステクノロジーズ合同会社 広報部 長井 明日香
TEL:03-4531-1753 / 携帯電話: 080-2124-9576
E-mail: asuka.nagai@veritas.com

Veritas Technologies LLC について
https://www.veritas.com/ja/jp
Veritas Technologies LLCは、世界最大規模の非常に複雑な異種混在環境をサポートするために設計されたソリューション群を通じて、所有する情報を有効活用する力をお客様に提供します。ベリタス製品は、現在 Fortune 500 企業の 86% にご利用いただいており、データ可用性の向上とインサイトの提供によってお客様の競合優位性を高めています。ベリタステクノロジーズ合同会社は、ベリタスグループの日本法人です。

*Veritas、Veritasロゴ は、Veritas Technologies LLC または関連会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
*その他製品名等はそれぞれ各社の登録商標または商標です。

将来に関する記述: 製品の今後の予定についての将来に関する記述は予備的なものであり、未来のリリース予定日はすべて暫定的で、変更の可能性があります。今後の製品のリリースや予定されている機能修正についてはベリタスが継続的な評価を行なっており、実装されるかどうかは確定していません。ベリタスが確言したと考えるべきではなく、購入決定の理由とすべきではありません。

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